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寧々子ターン:とりあえずまとめると

アクセス、ブクマ、ほんとにありがとうございます。励みになります。


また寧々子ターン!?と思ってしまう方もいるかとは思います。年の差があるので……。


うまくバランスみて三吉ターンを入れたいですね。












 夢で本物のねね様に会って転生理由とこれからの目的を把握した私はまず、今のこの時代は私が知る戦国史のどの辺になるのかを調べるため、行動を開始した。


 義父である浅野長勝が織田家に仕えている武将なのでそれを調べることは思っていたより苦ではなかった。

 義父上が普通に話してくれたのでそれを今、自室で簡単に紙にまとめている。



 まず、私とのちに深く関わることになる秀吉はすでに織田信長に仕えており、秀吉が信長に目をかけられるきっかけとなった有名なあの、懐で信長の草履を温めた一件もすでに起きており兵の間では軽く噂となっていたようだ。


 その流れで織田信長はというと、すでに織田家を継いでいる。でもまだ桶狭間の戦いは起きていないためか、いまだうつけ呼びはなくなっていない。


 もう一人の有名な天下人である徳川家康は人質生活から脱していないようだが、すでに織田家にはいない上に桶狭間の戦いが起きていないところから考えるに今は今川家にいると推測される。



 この他にも義父上が長々と話してくれたのだが、正直あまり覚えていない。

 必要になったらまた聞きに行くから許してほしい、義父上。



 情勢はなんとなく把握したところで問題は人探しだ。

 誰なのか分からない以上、そもそも今生まれているのかすら怪しい。

 有名な戦国武将はいっぱいいるけど、みんな同じ年に生まれているわけではないので後に活躍する人だったとき今から探しても徒労になるだけだ。




「誰だろうな……わざわざ未来人の魂を召喚するぐらいのことをしでかすくらいだから関わりが深い人だよね」




 子供がいて、その子供が事故とか暗殺とかに遭う、またはこの時代で治せないだけで未来では治せる病気で亡くなったというならきっと子供なんだろうけど、ねねさまは残念ながら子供がいない。


 そういえば、なんで子供がいないんだろうか。

 それも聞いておけばよかったな。

 いや、デリケートな問題だから聞くのはタブーかな?

 現代でも不妊治療は存在しているし、子供を成せない人は時代関わらず存在しているのだからあまり自主的に話題にあげるのは望ましくないかもしれない。


 少なくとも秀吉は他の嫁との間に子を何人か成しているので、秀吉の(自主規制)に(自主規制)がないわけではないと思うから、ねねさまの体の方に問題があったと推測される。

 子を成して女としての役割が果たされる時代で体に問題あったかもとか辛いな……。

その点では子を成せないからと捨てなかった秀吉、いい男だな。




「て、思考逸らしてる場合じゃない! えっと、子供がいないなら近しい人としてあげるのは……」




 夫・秀吉の可能性は?

 十分ありえる。でも私が知る秀吉の死因に暗殺や事故はない。老衰だと記憶している。だいぶ高齢であったし老衰から発生する病気の路線は考えられるが、私はただのオタク高校生なので医療知識など全くない。救えない。多分違う。



 自分で産んではいないが、子の秀頼の可能性は?

 ある。豊臣の存続を望むなら秀頼を生かすのは最低条件といえる。秀頼も子を成しているので秀頼の子であってもいい。秀頼が捕まった時、親子共に死刑だったはずなのでそこで子をうまく逃がし、再起を図るのも一手。

 いや、でもそれだと江戸幕府は誕生しているので正直再起もなにもない。やはり秀頼だ。現状、考えられる可能性で一番有力か。




「あと考えられる可能性誰だろう……。後悔してるんだから死んだ誰かだよね」




 死んだ誰か……。

 関わりがあって死んだ人。

 死んだ、人。




「あれ、死んだ人といえば――」

「ねね」




 もう少しで何かに辿り着きそうというタイミングで、突然部屋の外から呼ばれる。

 慌てて状況や予測を書いていた紙を隠して「どうぞ」と返事をする。

 入ってきたのは、義母・ふくだった。




「ねね、今日信長様が鷹狩りに行っていたのだけど、その帰りにこちらへ一泊、身を寄せられることになったわ」

「信長様が!?」

「今から信長様一行を迎える準備をしなくてはいけないわ。あと、ねねには接待もお願いするつもりよ。人前に出られるものに着替えなさい」




 突然の事態発生でさっきまで何かに辿り着きそうだった思考は見事に頭から飛んでいってしまった。


 ちなみに私は普段ラフに動けるよう、おそらく同年代の女子たちより着物を重ねずに着ているため、こういう突然の来客があるときはとてもそのままで出られるものではない。


 いそいそと着替えをしつつも思考はこれからやってくる織田信長でいっぱいだ。


 天下人・織田信長とついに対面できる。

 実際どんな人物なのだろう。とても楽しみすぎて涎が出てしまいそう。

 信長さまの前で涎を垂らすような失態を犯してしまったら首切られるのかな。首がうずうずしてしまう。洗っておこうかな。



 次回、ねね、死す。出迎えスタンバイ!



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