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無限にヒトは夢幻する  作者: 雪時雨
一章 仮想世界と現実世界と
8/9

偶然

急いでカジノからギルドに戻ってきた冬樹たちだったが、そこには珠希やふぁるこうぃんぐの姿はなかった。

するとすぐに、冬樹の通信機に珠希から無線通信がかかってきた。


「わりぃ、プラム。予想以上にパン買うのに時間かかっちまった。今からそっちに戻るからもう少し時間かかるわ。」


どうやら遅れた理由は、冬樹が珠希に申し付けたパンだったらしい。

今回は直接珠希のせいではないものの、どうやら珠希と遅刻は相性がいいらしい。

とは言え、元はと言えば珠希が遅刻したのがいけなかったのだが。


「わかった。パンをつぶさないように丁寧に帰ってくれよ。」


仕方のないことなので特に攻めもせず、若干冗談を含めながら了解の意を示す。


「いやいや、インベントリに入れて帰るんだから潰れるわけないだろ?ちょっと今日は冗談多くね?まぁ、俺はいいんだが。もう出発するから切るぞ。」


珠希は、今日はやけに冬樹が乗り気なことを疑問に思いつつ、まぁ別に構わないと言って通信を切った。

そしてどういう通信内容だったかを、一緒に待っていた3人に対して説明した。


「パンを買うのに予想以上に時間がかかったらしい。それで帰ってくるのが少し遅れるって。それまでゆっくりしとこうか。なんならちょうどいいし、大トロはさっきの道具の開発をやったらどうだ?」


朱音は、確かに少し時間があるならそうしよう、と思い……いやいやいやいや!!

冬樹がごく普通に話を続けるので、朱音と香が2人していやいやいやと突っ込みを入れる。

カジノから出てきて急いでギルドに返ってきたので、カジノでの出来事を聞く暇がなかったのだ。

そして香がいまだに理解できないといった様子で冬樹に問い詰める。


「いやいやちょっと待ってプラムくん、さっきのカジノでの出来事は何?私さらっととんでもない奇跡を見た気がしたんだけど。」


続いて朱音も本当に頭が溶けてしまったのか、訳の分からないことを言いながら説明を冬樹に求める。


「さすがの私も、あれは突っ込まざるを得ないかな。説明してくれなきゃ、脳とトロが溶けちゃいそう。」


2人の言葉に対し、そういえば時間もなかったので説明をしてなかったなと思いだし、一応ざっくりした説明をする。


「あれはディーラーの癖を読み取って、なるべく当たりそうなところを選んだんだよ。と言っても結局は半分賭けだったが。結局最後は勝ったし、一番いい景品も手に入れることができたからよかったじゃないか?」


その言葉に対し、朱音には心当たりがあった。そう、冬樹はカジノでアイから説明を聞いた後、ずっと複数のルーレット台を見ていたのだ。

今思うと、ディーラーの癖を探し、さらにその中で癖の特徴をつかみやすいディーラーの選別をしていたに違いない。


冬樹は昔から観察力や分析力が優れており、その能力に驚かされることも多々あった。さらに冬樹自体の運も良く、スクラッチや何かの抽選でも良く当てていた。

しかしそれでも、ほとんどルーレット初心者がそんなテクニックを簡単につかめるはずもなく、あんな豪運を発揮するには多少無茶な暴論である。


少し思案しながら何かを決したのか、冬樹はインベントリから2㎝くらいの金色の種を取り出し、目の前に持ってくる。


「まぁ、そりゃぁ信じられないよな。もちろん種はある。種だけにな。この『幸運』シードを使ったんだ。」


そういいながら、種を人差し指と親指でつまみ、朱音と香に見せやすい位置に持ってきた。

それに対して朱音の頭にはハテナマークが思い浮かぶ。

というのも、シード自体は知っているし合成もできるのだが、『幸運』に関するシードは聞いたことがなかったからだ。


「なにそれ?私知らないよ。」


そう香が横槍を入れた。朱音が感じていることと同じことを香も感じているようだ。

それに対し、冬樹は丁寧に説明する。


「これは前回の大規模イベント"破断の賽"で得られた報酬だ。ちょっとさっきは効果を確認したかったから、試験的に使ってみた。俺は個人報酬で貰えたから、こうしていくつか持っている。大トロとアリスの

反応を見ている限り、お前たちはこの報酬をもらってないのか。」


そういい、手に持っていた種をインベントリに直した。

先ほど冬樹が出し渋ったのは、結局アイテムに頼ったのかと失望されることを危惧したのと、まさかこんなに効果があるなんて思ってもいなかっため、あまり外部に漏らし過ぎない方がいいと感じたためだ。



つまり冬樹はこう言いたいのだ。

冬樹の優れた観察力と分析をもってディーラーの癖を分析し、シードで運を底上げしてルーレットに挑んだ、と。



アイは納得というか少しにこやかにしている以外変化はないが、朱音と香はとても驚いた様子でそれに対して言葉を返す。


「冬樹くんって、時々すごいことを起こすけど、なんだか、もう言葉にならない…。」


香は再び気が抜けて、実名で友達を読んでしまっているが、驚きと呆れの感情が勝っているため、そんなことには気が付かない。


「えー!なにそれー。ずるくなーい!?神がいるとしたら絶対プラムくんに味方してるでしょー!もうそれ以外考えられない!!」


朱音はもう考えるのを諦めたのか、神を持ち出してきてこの話の決着をつけようとしている始末だ。


「まぁ、そういうわけでーーー」


冬樹が続きを話そうとしていたが、「へくちっ」という朱音のくしゃみによってその話は遮られ、その話は2人には聞こえなかったらしい。


「ゲームとは言えくしゃみまで再現しているとは…ぐぬぬ…さすが最新ゲームね。まぁパルムくんの話はとりあえず納得したから、時間まで私は鉱石種開発機の作成に入ってくるね!」


と言いながらそのまま朱音は新しい道具の開発に生き、そして香は


「んー、まぁ納得いかないけどしょうがないか…。ちょっと疲れたから、飲み物飲んで休憩してくるね。」


と言ってレストルームに飲み物を飲みに行った。

2人がいなくなった部屋には冬樹とアイだけが残り、席に座りながら雑談をする。


「アイさんはカジノどうだったんですか?きっと結構儲けたんでしょう?自分のはほとんど運みたいなもんだから若干セコイですよね。」


確かに冬樹自身が言う通り、いくら自分の力を使って分析したものの、実力3割運7割で勝ったみたいなものだから、純粋にカジノを楽しんでいる人にとっては胸糞悪い話かもしれない。

しかし、新しいアイテムの能力がどれくらい強力なのか知りたかったので、結果的に後悔していない。さらに、副産物として素晴らしい景品もついてきたのでなおさらだ。


「いえいえ、運も実力のうちですから。私はクラップスって賽子ゲームをやりました。そこそこ勝ちましたが、プラムさんほどではありませんよ。ところで、一番いい景品って何だったんですか?」


アイは別に自分は気にしてないとしっかり言葉に表し、冬樹をフォローした。そして、気になっていたのか、冬樹の得られた一番いい景品について聞いた。

それに対して、冬樹はしばらく考えた後、仲のいい古参メンバーだし、なによりアイさんだからいいか、という結論に至ったことでその内容について話す。


「アイさんが先ほどおっしゃったゲームの、賽子そのものですよ。」


そういった冬樹に対して、アイはキョトンと顔を少し斜めにし、聞き返した。


「といいますと?」


「権限級アイテムです。手に入れる前は、最上の景品がトップシークレットだったからよくわかりませんでしたが、実際に手に入れてアイテムを確認したらすぐに分かりました。でも数に制限があったんです。3つ交換した時点で、すでにもう新しい景品に変わってました。個人の所有個数制限なのか、そのカジノでの個数制限なのかわかりませんけど。それと、できればこのことは他言しないでほしいです。いろいろ厄介ごとに巻き込まれて大変になるので…。」


冬樹はその予想外の景品のことについて話をするも、意外に落ち着いていた。

そして、以前にも経験したのか、この権限級のアイテムことは内緒にしてほしいとアイに頼んだ。


「それはもちろん心得ています。ちなみにどのような性能のアイテムか、教えていただくことはできますか?」


えっと、と言いながら冬樹はインベントリを開き、目的のアイテムを目の前に取り出す。その手のひらには、黄金色に輝く正八面体で、各面にはルビーよりも格段に紅みが深い文字が刻まれており、奇麗というよりも神々しいというような代物がある。名前は”絶対なる賽子”と言うらしい。

そしてそのアイテムの説明を確認しながら解説する。


「特殊合成した消耗品・武器・兵器・魔法のダメージや回復量などの効果を、永続的に乱数のブレを無視して常にクリティカルと最大値にする。という効果らしいです。自分がさっき使った幸運シードの完全上位互換ですね。あれは、乱数を上ぶれしやすくする効果でした。あれほど強力だとは思いませんでしたが…。」


冬樹は自分の先ほど使用したアイテムの説明も交えつつ、なるべく簡潔にまとめて説明した。



このゲームのダメージ計算として、攻撃力・防御力・属性相性・クリティカルなど様々な要因が絡んでいるが、それらを加味した算出の上、最終的なダメージを-20%~+20%で計算している。そして先ほど冬樹が使ったアイテムは、自分に服用ではごく短い時間の間、特殊合成ではそこそこ長い時間、幸運値の底上げ・乱数のブレを-5%~20%にするというものであった。

そして、特殊合成とは、合成や開発とは異なり、すでに完成されたものに追加で効果を付加する合成のことである。例えば無属性のロングソードに火属性を付加する鉱石や、無属性の銃に貫通属性を付加する改造部品など。また、得られた効果は一時的なものと永続的なものがあるので、よく考えて特殊合成をしないとイベント前に効果が切れたけど素材が足りない!なんてことがある。そのため、特に注意が必要なシステムの1つでもある。


そしてもうひとつ大事なことがある。それは大規模イベントの報酬以外でも権限級のアイテムを入手できたということだ。

冬樹自身、周りには秘密にしているが権限級アイテムをいくつか所持しており、そのほとんどが大規模イベントで入手したものである。しかしその中でも1つだけ、大規模イベント以外で入手したものがある。

そして、自分が初めて大規模イベント以外で入手してから、大規模イベント以外で権限級アイテムが入手できるという情報が未だ上がっていないにもかかわらず、自分にはこうして2回も巡ってきている。そのことにかなりの不思議さと若干の不安を冬樹は抱いていたため、もしかしたらアイは何か知っているかもしれないと聞いてみた。


「アイさんは、大規模イベント以外で権限級アイテムを入手できた事例とかご存知ですか?」


アイはしばらく悩んでいたが、ついに決心したらしく、その重い口を開いた。


「…プラムさんになら話してもいいですね。見てください。私も大規模イベント以外で権限級アイテムを入手したことがあるんですよ。」


そういいながらインベントリを開き、そのきれいな手に1つの指輪を出現させた。

しかし、そのきれいな手がかすむほど、指輪にはめられている小さな宝石の輝きは眩かった。

そして冬樹はそれに見覚えがあり、動揺を隠し切れない。


「それって『さいきのゆびわ』ですか!?なぜそれを!?どこで手に入れたんですか…!」


予想の斜め上の出来事が眼前で起こっており、普段は冷静な冬樹だがどうしても動揺を隠し切れなかった。



このゲームでは死ぬことに重点が置かれているのは周知の事実だ。しかしこの指輪の効果は、装備者のHPがゼロになったとき、この指輪が代わりに耐久力が0になって所有者のHPが1%まで回復する、というものである。あれだけ問い合わせなどでもゲームの世界観や価値がどーのこーの言っていた運営だったが、こんなものをアイテムとして用意していた意図は、一人の人間には甚だ理解できない。もしこの事実が漏れれば、運営への苦情も殺到するし、wikiが荒れるだろう。そういう考えを冬樹は持っていたため、このゆびわのことは誰にも話さないでいた。もちろんアイにもである。



それに対して、アイも冬樹がこの指輪について知っていることを理解したらしく、話を続ける。


「プラムさんも持っていらしたんですね…いつどこで手に入れたかは秘密ですが、一つ言えるのは、これを持っているプレイヤーはゲーム内にはほとんどいないということでしょうか。」


何かやや含みのある言い回しをアイがするので、冬樹は怪訝そうに尋ねる。


「なぜそんなことが言えるんです?」


その質問に対し、アイはすぐに返答する。


「大規模イベントで多くの有名プレイヤーと会う時に、いろいろ探りを入れてみましたが全て空振りでした。さらに、wiki以外のネットの掲示板でもこのことに関して調べましたが、結果は同様でした。」


アイのその考えは憶測の域を出ないが、自ら調べたと言うのだからその可能性は限りなく高くなるのだろう。

それに、あれだけ理屈的で科学的な思考を持つアイが言っていることもあって、冬樹は一応納得した.

そして話を続けようとしたとき、ガチャリとドアが開き、香が入ってきた。

その音に冬樹は若干驚きながらも、平常心を取り戻して小声で話を切り上げる。


「でもなんでこの2人が…っ!…アリスか。驚いたなぁ。…この話また後にしましょう。」


若干違和感があったので、香が冬樹に問い詰める。


「なんでそんな驚いてるの?もしかして、アイさんと聞かれちゃまずい話をしていた?」


もう驚きはないのか、いつもの調子で冬樹は香の質問に答える。


「いや、そんなことはない。さっきのカジノのことについて話をしていたんだ。その過程で、俺が景品で花や果物の香りがする鉱石を手に入れたから、何かこれでいいものは作れないかなとアイさんに相談していたんだ。確か大トロがそろそろ誕生日だろ?リアルでプレゼントをあげるのは当然だけど、ゲーム内でも何か送ってあげたいなと思っていて、話を聞いてもらっていたんだ。」


流石機転が利く男である。そして女に怪しまれない理由をすぐに思いつくあたり、まるで浮気慣れした男であるかのようだ。しかし、実際に朱音へのプレゼントに何か作ってあげたいとを考えていたことは事実なので、すべてが嘘ではない。

そしてアイも負けず劣らずの機転が利く女、そこは話に乗っかって会話を続ける。


「えぇ、そうですよ。香さんって確か、大トロさんとはリア友でしたよね?プラムさんと一緒にプレゼントを考えてはどうでしょうか?」


アイは冬樹たちに昔からかかわっていたプレイヤーでもあり、たびたび朱音や香からリアルの話を聞くので、冬樹や朱音たちがリア友であることはわかっていた。

そして、疑問を抱かせずにさらっと香を話に参加させて、先ほど行われていた話に対する注意力を散漫させることもしっかり考えている。

初めは少し疑問に思っていた香であったが、そっか、と言うと2人の前に座り話に参加した。




しばらくすると、珠希たちと朱音が部屋に来る途中で会ったのか、一緒に部屋に入ってきた。

香は満足げな顔を思い浮かべながら、開発の結果が良好であったことを報告する。


「うまく開発できてよかったー!結構いいルナストーン使ったから12個くらい鉱石データを入れられるよ!さっき試験運用するときに、12個のデータ全部入れ込んじゃったから、追加で新しくもう2個作っちゃった!」


そういいながらできた道具を冬樹たちに見せる。

そしてもう片方の手には、恐らく鉱石データを書き込んだであろう種を持っていた。その様子を見た珠希は、思わず愚痴をこぼした。


「お前らいいなぁ…。俺なんかお金を大量に浪費した挙句、時間も大量に浪費してしまったぞ!というか、いくら新しくてうまいパン屋だからって人多すぎだろ!それに首都自体、人が多すぎて俺には無理だわ。」


相当疲れたのか、椅子に座ってソファーに座ってぐったりしている珠希であったが、その様子を見て、自業自得ね、などと香が言った。

するとそれを聞いた珠希が立ち上がり、いつも通り香と珠希の口論が始まろうとする。

しかし、それはいつもの光景なので冬樹は無視すると、部屋にいたふぁるこうぃんぐに声をかける。


「ふぁるこうぃんぐさん、ギルド本部への報告ありがとうございます。ついでに、ストロマの付き添いもしていただいてありがとうございます。時間もかけてしまい申し訳ありません…。」


「いえいえ、別に構いませんよ。私も野暮用があったのでついでに行ってきただけですし。それに個人的にもそのパン屋のパンを買って食べたのですが、とてもおいしかったですよ!せっかくですから、ストロマさんが買ったものとは別のパンをとりあえず10個分買ってきました。プラムさんやその他古参メンバーで一緒に食べましょう。」


自分もちょうど都合が合ったからやったのだと言い、さらに遅れた分の文句や責任を冬樹に押し付けない。それだけでもこのふぁるこうぃんぐが他人を思いやれる人間であることがわかる。そして自分もおいしいと思ったパンを、わざわざ古参メンバーのために買ってきてくれるあたりも、もう人間性が素晴らしいとしか言いようがない。


そのパンのことを聞いて、そういえば町の散策の時に軽食を取れればと思っていたが、結局新しいショップやらカジノやらで、ゲーム内で昼ご飯を食べてないことを冬樹は思い出した。そして人間、思い出すとお腹がすく生き物なのだ。お腹あたりがグ~と言うかのような錯覚が起こり、食欲がわいてくる。この部分も再現しているあたり、さすが”The Load”だと冬樹は感じた。


「ありがとうございます。あとで、みんなでゆっくり食べましょうか。ところで、ギルド本部では何か新しい情報はありましたか?例えば、今回の大規模イベント報酬の権限級アイテムとか?」


続けて冬樹は報告の内容を聞きに入った。そして、一番気になる権限級アイテムの情報を聞こうとする。

それに対して、そのまま会話を続けようとしたふぁるこうぃんぐであったが…


「それについてですが―――――」


ふぁるこうぃんぐが話の続きをしようとした時、冬樹は視界がぐにゃりと激しく歪む感覚に襲われた。

しかしそれは冬樹だけに起こった感覚ではないらしく、他の部屋にいる5人も思わずその感覚に呻く。

そしては今度は激しい頭痛に襲われ、もはやパニックにすらなれないほどみんな混乱していた。


というのも、本来このゲームでは肉体的苦痛を和らげるため、ある程度の外的影響や傷害による感覚はやわらげられている。しかしその痛みは、それまで受けてきたゲーム内のどの感覚よりも痛みが深く、苦しかった。



そしてだんだんと頭痛が激しくなっていき、ついには耐えきれなくなったのであろう、その場にいた全員が倒れた。






そして、その部屋には静寂が残るのみとなった。


作者は運が悪いです。と思ってますが、人間は嬉しい記憶よりも、不快だった記憶の方が残りやすいので、たぶんバイアスがかかってるのでしょうね。

ファンタジーも好きですが、やっぱり科学のことを書きたいですね。頑張ります。

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