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中間試験終了は近い


テスト期間が始まってあっという間に最終日。毎日、俺の家でリィンとレヴィと共に試験勉強をしてきたがそれも今日で最後だ。泣いても喚いてもこれが最後。俺は毎度の如く、京治と共に試験開始まで問題の出し合いをして最終確認を行う。やがて、試験担当の先生がやってきて、全員が教材などをカバンにしまう。俺も京治も問題の出し合いをやめ、試験用紙が回ってくるのを待つ。


…ひぃ、緊張する。


試験の度に感じる緊張感にこそばゆくなる。最初の試験は化学。正直苦手科目なので最悪70点を取れれば問題ないと思う。まぁ、だからといってそう簡単に70点取らせてくれないのが化学の先生の嫌な所だが。


「全員に回ったな。余った用紙は床に置いといてくれ」


試験担当の先生が全員に試験用紙が回ったのを確認したあと、毎度のように何度も聞かされたような説明を話していく。


「えーと、伝えることはそんくらいだ。とりあえず不正行為しなけりゃ問題ない。じゃ、頑張れ」


先生はそう言うと、試験開始の合図であるタイマーのスイッチを押した。それに伴い、俺達、生徒は用紙を裏返し試験に臨んだ。


1時間後。


「はい、終了。全員、シャーペンおけ~。置いてないやつは問答無用で失格だからな~」


カチッとタイマーを止める音がし、先生が試験終了の合図を告げる。それと共に、生徒達全員から脱力したようなため息が零れた。それは無理もない。めちゃくちゃ頭を使ってめちゃくちゃ手を動かしたのだ。疲れるに決まってる。勿論、俺もめちゃくちゃ疲れた。チラッと横目で京治を見やれば、屍みたいに机に突っ伏していた。勿論、レヴィとリィンもくたばっている。全力出しすぎて序盤から使い切ったらしい。


「それじゃ、1番後ろから用紙を裏向きで前に回してけ。その際に書き直したりするのは無しだからな~」


先生の支持に従い、試験用紙を前に回す。やがて全員の試験用紙が先生の元に届き、化学の試験は完全に終了した。俺は先生が居なくなったあと、いつもの面々と試験の話をしていた。


「まぁ、今回も楽勝だったわ」


「僕は少しだけ躓いちゃったかな」


「楽勝!?すこしぃ!? 俺なんて大ゴケだよ!!ちくしょう!!」


余裕な桜花と新に血涙が流れんばかりの勢いで食いかかる京治。


「やれやれ、天才様方は言うことがちげえな~」


茶化すように俺は告げる。


「まぁね!私は天才だもの!!」


皮肉で言ったのだが、このメスゴリラには効かないらしい。物理だけじゃなく精神まで無敵とは恐ろしいメスゴリラだ。とまぁ、いつものごとくくだらない話をしていたら気づけば最後の試験である生物の時間だ。正直、高得点を取れる自信はまったくないがやるしかない。


「それでは中間試験最後の試験を始める」


全員が席に座り、用紙が回ったのを確認した先生がタイマーを構える。そして、


「開始!!」


ピッと言う音と共に、最後の試験が始まった。

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