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負けられない馬鹿共の戦い③


『棒倒し』--それは、自チームの棒を倒そうとする相手チームからの攻撃を耐えつつ、相手チームの棒を攻撃して倒すことを目的とする競技。


「よっしゃぁ!てめぇら!ケータを狙え!」


「ウオオオオオオオオオオオオオ!!」


試合開始と共に京治の指示が響き、Aチームの野郎共が俺へと襲いかかってきた。皆さん、めちゃくちゃ殺気出てて怖い件。だが残念!


「必殺!大親友二号バリア!!」


そう叫ぶのと同時に、俺の顔めがけて拳を振りかぶってきた野郎共が吹き飛ぶ。それは突風。そして生み出したのは我が大親友二号の新だ。


「フハハハハハ!! お前ら雑魚共がどれだけ群がってこようが俺に触れることは出来ぬのだよ!!」


超安全の俺が煽ると、


「自分の力じゃねえくせにイキってんじゃねえよ!バカケータ!!」


「そうだ!そうだ!この腰抜けチキンが!!」


「そんなんだからモテねえんd・・・うおわっ!?」


野郎共の中で聞きずてらないことを言いやがった京治(バカ)に向かって予め護身用に隠し持っていたゴムボールをぶん投げた。


「ちっ、避けやがったか」


「おまっ!道具の使用は反則だろ!正々堂々と拳で来いよ!?」


「バカかお前は! 獣人の拳とやり合ったら負けるに決まってんだろうが!! だからお前はバカなんだよ!バカ京治!!」


更にゴムボールを投げつける。ちなみに京治ばかりを相手していて大丈夫なのか?と思われるかもしれないがそこは問題ない。というのも、


「だあー!くそ!! 新が突風を出してくるせいで前に進めねえ!!」


「オマケに新を突破した所で、レヴィちゃんに妨害されちまう!!」


京治以外の野郎共は絶対防壁と化した新とレヴィに邪魔され俺に近づくことさえ出来ない。これはすごく楽だわぁ。 京治1人ならなんとかなるし、俺らの目的は野郎共のヘイトを集めるだけだしな! ってことでもう少し煽っておくか。


「おいおい、どーしたよ? 獣人様ならこれくらい避けてみろっての!あ、そんなこと出来るわけないかー、雑魚雑魚だもんなー。ぷーくすくす」


片手でゴムボールを投げながら、俺は煽る。


「・・・れが雑魚雑魚だ!ボケぇぇぇぇ!!」


京治がそう叫ぶのと同時に、俺の目前に誰かの拳が飛んできた。


「うおっ!?」


慌てて回避するが、更なる追撃。その際に突然の襲撃者の顔が見えた。そいつは--



「ちょ!待っ!? 危ないっての!雪音!!」


サラシを身につけた変態聖剣士こと桜冬 雪音だ。俺は紙一重で全ての攻撃を躱しながら叫ぶが、


「うっさい!! さっさとくたばれ!! クソむっつり野郎!!」


攻撃の勢いが増すだけでした。なんでこんな時に邪魔者増えるかなぁ!? まじ最悪!!


「しゃっ!! これで2対1になっt・・・ぶべぇら!?」


「お前はそこでノックダウンしてろ!バカ京治!!」


雪音の参戦により調子に乗って近づいてきた京治(バカ)の頬をぶん殴ってノックダウンさせる。


「さて、こっからは心置き無くお前から逃げれるぜ!ってことであばよ! 雪音!!」


「なっ!待ちなさい!クソむっつり野郎!!」


俺は雪音の攻撃を躱すと共に逃亡を開始した。

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