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いざ、実食!

そして、私も席に着き「どうぞ。」と言った。


楓さんは、最初に黒猫がくわえていた、金のスプーンでフワフワのスポンジケーキをすくって

こんなもの見たことがない!このフワフワとした生地は甘くて、餡とも相性が抜群でなんとも美味しい。

と言ってペロりと食べてしまった。


そして、「やはり、私が見込んだ人ですね。櫻子さんは、やはりこの道の才能があるのだと思います。ですが、貴女はその才能が開花する前に他人と比べて自信を失って勝手に才能がないと思いこんで花が咲く前にそそくさと帰ってきてしまったのでしょう?」


「わたくしは、やはり神の身です。その私が言っているのだから少しは、わたくしを信じてやってくれませんかね。」


私は、しばらく言葉を失っていた。確かにここ数年雑誌のスイ―ツ特集をやって、私もこんなスイ―ツが作ってみたかった。など、思う事が無いわけではない。そして、今日実際作ってみて、腕は鈍ってたけど感覚は当時のままで、作ってるときは楽しかった。

才能・・・・。私はその言葉を聞きたくなかった。耳をふさぎたくなるのだ。


でも、楓さんの強い中に優さが込められた眼差しを受けた私は、少し信じてみたくなった。


そして、私は・・・・・

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