私....
私は、猫好きなのに猫アレルギーという、三上 櫻子この前まで、まだまだ新人だった、新聞記者。
って言ってもパティシエになりたくて、専門学校で資格を取った後、勤めてパリに修行しにわざわざ行ったのに向いてなかったから日本に戻ってきた。というありきたりな挫折人生。高校生活は、上手くいってたはずなのに。私の人生の線路はどこでレールを外しちゃったんだろう。あの美しすぎる、1口食べれば、もう頬も落ちるくらいの、パティシエが創り上げた1作品を、私も作りたかった。などと思ってしまうのだ。
人生は、1回しかなくて、90歳までとしても、3万2千850日しか生きられない。と、限られている。だから、自分で良くしたいと思ってるけど、今の私は目の前にあることしか見れない。余裕がないのだ。もっと視野を広げろと上司にも言われたばかり。
私の成長といえば、自分で誰よりも自覚しているその事を、つべこべ言われる事に、怒りも覚えなくなったという事だ。
そして、これは、スクープにもならないくらいチッポケな出来事。でも、私に必要だったものを全て見つけてくれた、存在するかわからない女の子と、わたし、三上 櫻子のお話