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第2部 第2章 Restart

 授業が始まり、先生の声が黒板に向かって響く。窓から差し込む午後の光が、悠真のノートのページを淡く照らしていた。


 悠真は教科書を机に開きながらも、興味はそちらには向いていない。ペンを持つ手を動かし、ノートの隅に小さなリストを書き込んでいく。


 事故があった日の出来事、どうすれば回避できるのか自分で考えられる限りのことを考え、ノートを埋めていく。


 教室の後方では、友人たちのノートのページがめくられる音。隣では凛が教科書に書き込みながら、時折悠真の方を心配そうに見ている。


──いつもの授業風景の中で、悠真の頭の中だけが別の時間を刻んでいた。チャイムが鳴り、教室中がざわつき始める。悠真はノートをそっと閉じた。

 

「悠真、帰ろう!」


 凛が手を伸ばしてくる。

 その一言に、悠真は頷いた。

 ページに記された計画を胸に、彼は教室を後にする。

 ──運命を変えるための、一日の始まり。


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