表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

第8回

この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。

   また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。

この作品の著作権は、相良 凌が保有しており、このサイトの利用者に、何らの権利も与えるものでは、ありません。(要するに、読むだけにして!ということです)


  闇探偵 西園寺 美園(8)  相良 凌      


   2 美園 初の闇探偵業(7)


 三田沢が、会計を済ませ、西園寺と共に店を出る間際、

「ヘイ! サンキューっ!」

 との、堀内の叫び声が聞こえた。

 西園寺は、振り向き、

「美味しかったです!」

 と、返した。

 西園寺と三田沢は、大衆中華料理屋〔堀内軒〕を辞去すると、並んで、道を歩き出した。

 西園寺は、途中で、三田沢と別れると、自分の事務所に帰った。

 西園寺は、自分の事務所の所長席に腰掛け、長田みやびの名刺の写ったデジカメの画面を見ながら、卓上電話の受話器を取り、ダイヤルした。

「はい、もしもし、大政建設、総務課長の長田ですが・・・」

 品のある、女の声が、受話器から聞こえた。すかさず、西園寺が応じる。

「孝道正賢さんの事で、お会いしたいのですが。お時間頂けませんか?」

「あなたの、お名前を教えて頂けませんか?」

「西園寺です。孝道正賢さんさんが、いなくなったので、彼の同僚の記者に頼まれて、探しています。協力よろしくお願いします!」

 長田は、孝道が行方不明になって事で、変な疑いをかけられるのは、避けたいと思ったのだろう。それに、西園寺の言葉遣いが、素直なので、西園寺に会ってやってもよいとの考えが、長田の頭をよぎった。

長田が、会う場所と日時を西園寺に提案する。

「分かりました。明日の昼、12時に、帝国電気本社近くのジャズ喫茶〔マイルストーン〕で、どうでしょうか?」

 ジャズ喫茶〔マイルストーン〕は、西園寺に、とって、思い出深い、喫茶店だ。西園寺は、喜びの声をあげる。

「会って頂けるのですね! 明日の昼、12時に帝国電気本社近くのジャズ喫茶の〔マイルストーン〕ですね?」

「はい!」

「分かりました。よろしくお願いします!」

「では・・・」

 と、長田の声が、受話器から聞こえた後、電話は、切れた。



探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

第9回以降を、ご覧になりたい方は、こちらから

闇探偵西園寺美園 第2集【小説家になろうサイト内】(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)


より、スケールの大きい、相良 凌 作品

特命探偵シリーズ

をよろしくお願いします。


【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】←をクリックまたはタップ

(冒頭から途中までを無料(通信費等除く)で試し読み(サンプルを読む)が出来る場合もあります)
気に入ったら買ってね!

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ