表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

第7回

この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。

   また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。

この作品の著作権は、相良 凌が保有しており、このサイトの利用者に、何らの権利も与えるものでは、ありません。(要するに、読むだけにして!ということです)


  闇探偵 西園寺 美園(7)  相良 凌      


   2 美園 初の闇探偵業(6)


 しばらくすると、

「へい! お待ち!」

 と、言って、上湯シャンタンラーメンが、カウンターから出され、主人の奥さんが、西園寺と三田沢が座るテーブル席へ、持ってきて、

「お待ちどう様です。ご注文の上湯シャンタンラーメンお持ちしました。伝票は、こちらにおいていきます」

 ラーメンと伝票を置くと、その場を去った。

 西園寺はそのラーメンを見て、

「これが、シャンタンラーメン・・・スープが金色に澄んでいて、透明・・・」

「上質で透明な出汁を、沢山の鶏がらから、長い時間かけて取るんだ。鶏がらの骨は割らずに、そのまま。だから、透明な出汁になる・・・」

 三田沢が、ラーメンの出汁の解説をした。

 西園寺は、レンゲで、スープを飲み、

「凄く、おいしい!」

 と、感嘆の声をあげた。三田沢は、言う。

「麺は、自家製麺で、本物。こっちもおいしいですよ」

 西園寺は、麺をすすってみる。

「コシもあって、おいしい! 叉焼も、おいしい!」

 西園寺が感想を述べると、三田沢は、

「叉焼は、上湯シャンタンと、継ぎ足しの特製秘伝たれを混ぜた、煮汁で煮て、しばらく時間をかけて冷ますから、その、おいしい味が中まで、浸み込むんです」

 二人は、黙々と上湯シャンタンラーメンを食べて、スープを飲み干すと、

「御馳走さま!」

 と、西園寺は、言って、席を立った。

 食べ終わった、三田沢も席を立って、

「お会計!」

 と、声を発すると、伝票を、会計に持っていった。

 彼は、隣にいた西園寺に、

「今日は、おごらせてください」

 と、言うと、

「ありがとう御座います!」

 と、応じた西園寺。

 会計は、主人の奥さんが、やっている。彼女は、

上湯シャンタンラーメン、二人前で千円になります!」

 と、言った。


探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

第9回以降を、ご覧になりたい方は、こちらから

闇探偵西園寺美園 第2集【小説家になろうサイト内】(無料(通信費等除く)で、ご覧いただけます)


より、スケールの大きい、相良 凌 作品

特命探偵シリーズ

をよろしくお願いします。


【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】←をクリックまたはタップ

(冒頭から途中までを無料(通信費等除く)で試し読み(サンプルを読む)が出来る場合もあります)
気に入ったら買ってね!

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ