表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おとぎばなし ― 蟲 共に 還りし あの ―  作者: ぽすしち
迎えくる

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

167/193

力の差


「 どうやらその容姿で、ほかの《坊主》を引き入れたというのは、本当のようだな? それとも、引き込まれたか?  楽しんでいるのなら、この愚僧も、いつかお相手いただきたいっ」


 にやけた顔で素早く綴った《経》が、投げられた。



 《札》をつかわず操れるその力は、手習い中のシュンカの《術》とは、くらべものにもならない。



 続けて、足元をとばされて転がりふせれば、あっという間にまた糸にとらわれる。



 転がされながら、足元から巻き付いた『糸』に、巻き込まれひきよせられて、ギョウトクの腕に捕まった。




「 ―― ほお。 これはまた、みたこともない、美しい目玉だな」


 両の手首を軽く片手でつかみあげて《ギョウトク》はシュンカの顔をのぞきこむ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ