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おとぎばなし ― 蟲 共に 還りし あの ―  作者: ぽすしち
※ギョウトクとショウトク※

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118/193

《穴》のむこう

 こわくはない。


 だが、どうにもおかしな匂いがする。




   風にのって匂いがするのか



 風がくるということは、むこうがどこか、開いているということだ。



 迷いもなく体をかがめて、《穴》に足をいれたとたん、声がした。




      だれ? ばあさま?



  「っつ!?」



 さすがに慌てた。



 自分のほかに、誰もいないのに声がした。


 しかも、耳に届いたというよりは・・・



「 お、おまえこそ、だれだ? よ、妖物か?」

  

 ばあさまに聞いたことがある。


 人ではない、おそろしい者だと。


 


       よおぶつ?   ・・ギョウトク



「 ・・・ギョウトク? ふーん・・・ おれはショウトク」



      ・・・ショウトク?  



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