緩さの朝に
葉に埋もれてゆく。
意識が朧気になる。
そして仰向けになる
ふわり眠りにつく。
気持ちがどこかへ。
遠くか昔か、未来か。
ここから始まるか。
またあるか。
少しは助けられた、
少しは役に立った。
命がここにあるのは
命を繋げるため。
できることなら、
穏やかな季節になる。
猛暑に向かっても、
涼風の時を吹かす。
甘えながら帰る
帰らせてもらえる。
それほどの期待を
自然の営みにした。
少しは支えられた、
少しは夢を届けた。
自然がここにあるのは
自然を守るから。
選び続けた日々を
思い返しながら、
生まれてきたことを
深く考えてみる。
いつかの時点で、
どこかの地点で、
線路の先は決まり、
非常識となる可能性。
少しも悔いはない。
少しもやり残さずに。
誰かのそんな言葉に、
誰かは歩き出せる。
町に人が溢れる。
流行りの病が溢れる。
回る回る時代は回る。
昔、聞こえていた。
取り留めのない、
この詩のような緩さ。
また明けやらぬ朝に、
残してみたけれど。
少しは愛し合えた。
少しは分かり合えた。
魂がここにあるのは、
魂を抱きたいから。