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コンビニエンスホテル  作者: まきの・えり
9/10

コンビニエンスホテル9

 気温が、元以上に上昇した。

『そう・・・その通りなの』

 パチパチパチと、部屋中の電気がついた。

 そうか。

 息子は、隆さんと話している。

 範子さんの無駄足。

 明朝八時の電車ということは、もし食事がしたければ七時には起きないと。

 時計を見ると、午前一時。

 寝よう。

 しかし、目を閉じれば、左目の端に、髪の長い女の人の姿が見える。

 え?

 と思って、目を開ければ、誰もいない。

 目を閉じれば、左目の端に、髪の長い女の人の姿が見える。

 え?

 と思って、目を開ければ、誰もいない。

 その繰り返しで、朝を迎えた。

 大阪に行くのが嬉しいのは、わかるけど、私の睡眠まで奪わないでちょうだい。


 全然眠れないので、仕方無く六時には起き出して、朝のシャワーを浴びる。

 着替えて、インスタント化粧をして、七時には、レストランへ。

 驚いたことに、爺さんがレストランで、山ほどの朝食を皿に盛って食べていた。

「お爺ちゃん」

「春子ちゃん」

 と何となく、感動の再会。

 私も負けじと、山ほどの料理を皿に盛る。

 いい勝負だ。

 お互い、感動の再会も忘れて、無我夢中で食べていると、田鋤原さんの娘さんが登場した。

 母親にあんまり似ているので、毎度、ギョッとする。

「八時出発です」と忘れないように伝える。

「わかりました。

 ロビーで、待っています。

 あの・・・

 あの方もご一緒に?」

 あの方?

 ああ、隆さんのことか。

「次の電車で行くそうですが」

「え!」とそこまで、ショックを感じないでちょうだい。

「大丈夫ですよ。

 うちの近所だから、また会えます」

「ホントですか!」

「はい。

 ホントです」

「あの・・・

 お二人のご関係は?」

「大家と店子です」

「本当に?」

「本当です」

「そうでしたか」と目がキラキラしている。

 ほんまに、霊だけでなく、実在の女性にももてるのね、隆さん。

 ま、私には関係ないと思って、まだ、皿に料理を盛っている爺さんと別れて、自分の部屋に戻る。

 時刻は、八時十分前。

 準備オーケー。

 さあ、部屋から出ようとして、電源を抜いたとたん、

 『待って』という声がした。

 肩には、お馴染みの手が・・・

 朝でよかった。

『私、何だか、行くのが怖い』

 ええ、何やて?

 行くのが怖い?

 あれだけ、私に執拗にせまったくせに、今度は、行くのが怖い?

「それやったら、娘さんと行くから、行くのやめたら?」とかなり、ムカツイて言ったとたん、肩の手に、ジリジリと力が加わってきた。

 もう、ほんまに、どっちやの。

『行きたいけど、怖い』

 まあ、何となくわかる気もするけど。

「わかった。

 怖くなったら、また、ここに帰ったらいいし」

『帰り方が、わからない』

 ダア。

 もう、手のかかるヤツ。

「まあ、とにかく、約束やから連れて行くだけで、私は、それ以上、よう責任持たんからね」

『お願い、助けて』

 助けて欲しいのは、こっちやて。

「娘さんも一緒やねんから、怖くなったら、一緒に帰ったら、ええやん」

『一緒に帰ってくれると思う?』

 そこまでは、責任持てないけど、「多分」と答えた。

『多分じゃダメ。

 絶対でないと』

「あのね」と私は、子供に言い聞かせるように言った。

「絶対なんてことは、この世にはないの」

 と言ってしまってから、そうか、あの世の人だったことを思い出した。

「けど、ここで決めてね。

 娘さんは、もうロビーで待ってるし。

 行くなら行く。

 行かないなら行かない」

 しばらくの沈黙の後、『行く』という、弱々しい返事が返って来た。

「じゃあ、行くよ」

 着いて来ているのか、来ていないのか知らないが、私は、ロビーで、田鋤原さんの娘さんと落ち合い、一緒に八時十三分の電車に乗ることになった。

 隆さんが乗るという、次の電車は、ちょうど一時間後の出発だ。

 何か物忘れしたような気がするのは、ずっと息子の顔を見ていないことだ。

 そう思って、ホテルから外に出ると、隆さんと息子が、玄関前に立っていた。

「お母さん、すぐ後から行くから」と息子が言った。

「うん」と私。

 駅に着いた時、「あのう」と田鋤原さんの娘さんが言った。

 名前は、まだ知らない。

「あの若い方の方も、お知り合いですか?」

「ああ、息子です」

「そうですか・・・」と目に、またハートマークが表れている。

 惚れっぽい一族なのか、ま、隆さんと息子は、骨格とか表情なんかが何となく似ている。

 前世で従兄弟同士だったせいなのか、私にはわからない世界だが。

 電車が着いた時、自分がまだ、爺さんの青春十八切符を持っていることに気がついた。

 アチャー。

 爺さん、昨日は、どうやって旅をした?

 そっか。

 範子さんが、私に着いていたから、その分か。

 しかし、今日は、どうする?

 と思いながら、田鋤原さんの娘さんの分として、電車の車掌さんに、切符を出してしまっていた。

「あ、私、自分の分は払います」と言われたけれど、もう出してしまったものは、取り返しようがない。

「まあ、行けるところまで行きましょう」と私は、言った。

 その時には、自分の言ったことばの真の意味を知っていたわけではなかったけれど。

 一駅向こうの多気まで行き、そこから、鈍行で新宮に向かう。

 爺さんがいないので、余り問題はなかったけれど、車両は二両になり、今回はトイレもついていた。

 一晩眠れなかった私としては、電車の中で眠りたかったけれど、田鋤原さんの娘さんが、あれこれ話しかけるので、寝る暇はなかった。

 途中、止まった駅の時刻表を見た私は、息を飲んだ。

 この八時台の電車に乗らなかったら、後は四時間後にしか電車は走っていなかったのだ。

 何という田舎だ。

 一時間後の電車に乗った隆さん一行は、ここで四時間のロス。

 青春十八切符の消化に命をかける一行としては、四時間のロスも苦にはならないかもしれないが。

 途中、山ほどの買い物をした一団が、乗り込んで来て、各駅で降りて行った。

 どうやら、その駅に、大きなスーパーかデパートがある模様だ。

 ちょっと買い物に手間取れば、四時間後の電車になる世界。

 五分おきに電車の走る大阪とは、大変な違いだ。

 山々にかかる霧を見た時、イヤーな気分に襲われた。

 霧の中で道に迷って、散々な目に会った後遺症だろう。

「霧がドンドン濃くなるね」と心配で、娘さんに言ってみたら、何と、娘さんはグッスリと眠っていた。

 ええい、私も寝る、と思ったが、やはり、霧は気になる。

 ハハハ、この霧のせいで、大阪に帰れなくなるかも、と思ったとたん、また、ズーンと車内の温度が下がり始めた。

 嘘、嘘、と思ったけれど、下がった気温は戻らない。

 ちゃんと着いてきているんや、あの女の人は。

 ほんまに、滅多なことを考えられない。

 大勢の高校生が乗り込んで来る駅があり、降りる駅がある。

 熊野で長時間の停車だったので、眠っている彼女を置いて、駅から降りた。

 青春十八切符の利点。

 どこでも乗ったり降りたりできる。

 朝、あれだけ食べたのに、おなかがすいてきた。

 熊野名物『さんま寿司』とあったので、それを二つ買い、その後で、駅前でスーパーを発見して、少量の名物『めはり寿司』とお握り二個、みたらし団子まで買い、辺りを見回しながら、飲料として、お茶、それから・・・

 安いワインとビールも買った。

 何となく、「まだ、飲む気か!」という、隆さんのチェックを意識している。

 ま、迷惑をかけようにも、四時間後の電車では、迷惑のかけようもないけれど。

 熊野では、またも、大勢の高校生が乗り込んで来た。

 娘さんは、寝たままだ。

 うーん、高校生軍団の中で、一人で弁当を食べるのも、何となくイヤだ。

 熊野を出発して、しばらくすると、雨が降り出してきた。

 まあ、電車に乗っている限り、影響はないけれど、旅行に出て、雨に降られた経験のない私としては、何となくイヤーな気分だ。

 大勢の乗客が乗っているのに、車内は、イヤほど寒い。

 とうとう、カバンの中から、一度着たシャツやパンツを取り出して、足に巻き、肩からかけた。

 ちょっと匂うが、そんなことは言っていられない寒さだ。

 窓の外の雨足は、ドンドンひどくなっていく。

 新宮の一つ手前の駅で、大勢の高校生は降りて行ったけれど、まだ残っている高校生もいる。

 そこで、突然、電車が止まってしまった。

「前の電車が動いていませんので、ここで、しばらく停車します」という車内アナウンスが流れる。

 近くの席にいた高校生達は、携帯で家に電話をかけている。

「電車が止まったから、迎えに来て」

「新宮まで歩いて行く」

 そうして、ほとんどの乗客が降りてしまった。

「え?

 どうしたんですか?」と呑気そうな顔をして、田鋤原さんの娘さんは、目を覚ました。

「前の電車が動いてないんだって」

「ああ、雨ですからね。

 よくあります」と全然、動じていない。

 新宮というのは、ホテルの地図を見た限りでは、ちょうど、帰る旅の中間地点だ。

 行くも、戻るもできないのが、新宮か、と思った覚えがある。

 隆さんの計画では、順調に行けば、この日の真夜中に、大阪に着き、家で一泊した後、名古屋に行くか、日本海に抜けるか、という予定だったように思う。

 酔ってはいても、何となく頭に残っている。

 まあ、どっちにしても、予定は未定の無謀な旅には、変わりはない。

 三十分も経った頃、電車が動き始めたが、次の駅の新宮で、完全に止まってしまった。

「あのう、大阪に行きたいんですが」と車掌さんに言ってみるが、「前の電車が動いていないので、いつ電車が出るのか、わかりません。

 駅で聞いてください」という答え。

 電車から降りて、駅の人に聞いても、「わかりません」という答え。

 あちこちで、顔色を変えて、電話をかけている駅の人が見える。

 誰にも、何にもわかっていないことだけは、わかる。

 新宮駅に降りて、駅前に『ビジネスホテル』と小さく書かれたホテルを見つけるが、ホテルというより、旧『まるとくスーパー』みたいな造りで、とても、あんなところに泊まる気にはなれない。

「大雨で、線路崩落の危険性があります」というアナウンスがある。

「今日中に、和歌山に行かないといけない」という会社員風の男性が、駅員に詰め寄っているが、駅員も困惑するばかり。

「あのう、私、今日、無理やり押し掛けようとしたんだけど、電車が動いてないみたい」と恋人?に携帯電話をかけている女性もいる。

「おなかすきません?」と私は、田鋤原さんの娘さんに言った。

「はい」という素直な返事。

 登場した、さんま寿司その他を見て、「あ、私、お金払います」と言う娘さんに、私は首を振った。

 本当なら無効の宿泊券や食事券で、豪華に過ごさせてもらった、ほんのささやかなご恩返し。

 駅員の情報に耳をすませながら、二人で、黙々と食事をした。

 私には、わかっている。

『あのね、行きたくないなら、行かなくてもいいんだからね』と娘さんの母親の霊に言った。

 とたんに、今まで以上に、気温が下がる。

 ほんまに、霊のくせに、往生際の悪いヤツ。

「あ、特急が来ました。

 乗車券は後でいいですから、とにかく乗ってください」という駅員の絶叫に、娘さんと二人で、驚いて飛び上がる。

 私の持っているのは、普通列車しか乗れない、青春十八切符。

 しかし、駅員の絶叫は、私の心に、深い恐怖心を呼び起こした。

 もう、普通列車は動いていない。

 普通列車では、大阪どころか、和歌山にさえ着けないのは、明らかだ。

 私は、反射的に、ワインを全部飲んでしまった。

 ついでに、ビールも飲んだ。

「次の特急に乗ろう」と私は、娘さんに言った。

「だって、普通列車は、来るって言ったじゃないですか」と駅員に抗議しているのは、恋人?に携帯電話をかけていた女の人だ。

「一時間後になるか、二時間後になるかわかりません」

 目の見えない男性が、駅員の絶叫した特急に乗ろうとして、途中で倒れて、駅員に抱きかかえられる姿も見た。

 ちょっとしたパニック状態だ。

 一時間以上が経過した後、次の特急が来た。

「さ、乗ろう」と私は、彼女をうながした。

 内心、線路崩落の危険性があるのに、なぜ、速度の速い特急が走って、鈍行が止まるんだろうか、という疑問は残ったが。

 私達は、特急に飛び乗って、座席に腰を下ろした。

 乗ってから、五分もしないうちに、女性車掌が現れた。

「青春十八切符では、特急には乗れません」とわかったことを言った。

 私は、ワインとビールで少し?酔っている。

「きちんと普通に電車が動いていれば、私は、特急に乗る必要はなかったのです」と私は、訴えた。

「特急券の分は払いますが、普通運賃は払いたくありません」

「けれど、特急券と普通運賃を払っていただかないと、特急に乗ることはできない規則になっているんです」

「航空会社では、飛行機が運行できなかったり、遅れた場合、宿舎の手配をしたり、別便に振り替えたりすると聞いていますが、JRでは、そういうことをしないのですか?」

 JRでは、そういうことは、しないらしかった。

「なぜ、青春十八切符を使っていると思います?」と酔った勢いで、私は言った。

 田鋤原さんの娘さんが、財布を出したのを、手で制した。

「お金がないからです」

「お金がないのなら、カードでの支払いも、また、駅に到着した時に、家族に来てもらって支払うということもできますが」

 その時、私は、いつになく、裕福だった。

 前払い金の十万円も手つかずのままだし、ホテル代も無料だった。

 しかし、どうしても、何か納得できなかった。

「両親は、もう他界していて、私とこの娘しかいないのです」

 ま、本来なら息子だけど。

「親戚の方とか、お友達とか」

「払ってくれそうな人は、誰もいません」

 女性車掌は、気の毒そうに言った。

「申し訳ありませんが、規則で、それでしたら、特急から降りていただかなくてはなりません」

「けれど、鈍行は、走っていないんでしょう?」

「この特急も、実は、どこまで行けるか、わからないんです」

「え!」そうやったの?

「どうなさいますか?」と心配そうに聞く車掌に、私は言った。

「降ります」

「では、御坊で降りてください」

「はい」

 車掌が行った後、「あのう、私、特急券と乗車券ぐらい払えますから、払いましょう」と娘さんが言ったが、「降りると言ったら、降りる」と言ってしまった。

 そして、強引に、次に止まった駅で降りた後、車掌が言っていた『御坊』というのが、和歌山の一つ手前の停車駅だったことを知った。

 外は、大雨。

 降りたのは、名も知らない駅。

 駅員が一人、ボウッと立っていた。

 しまった、あの車掌さんは、御坊まで乗ってもいいと言ってくれてたんだ、と知ったのは、名も知らない駅で降りた後の大祭り。

 普通列車の走っている安全なところまで乗せてやろうという親切心が、私にはわかっていなかった。

「どうしましょう」と娘さん。

 私だって、どうしていいか、わからない。

 多分、これは、大阪に行きたいけれど、行くのが怖い霊の仕業だ。

「もう、どっか、宿を探して、明日、帰ろうか」

「そうですね」

 と二人で会話したとたん、またも下がる気温。

「うう、寒い」と言う私に、娘さんは言った。

「ええ?

 雨のせいですか?

 でも、どこも濡れてないのに」

 私は、少し腹を立てた。

 そうか。

 物凄く寒かったのは、私だけだったのか。

 差別や。

「宿を探そう」と私は、言った。

 もう、ムカツク。

「はい」と娘さんが言ったとたん、「お客さん、次の特急が来ましたよ。

 これに乗らないと、次は、いつ来るかわかりませんよ」という駅のおじさんの声がした。

「いえ、今日は、ここに」泊まります、と言おうとした、私の首を、誰かが締めた。

 もう、いい加減にしてちょうだいよね。

「乗ります」と私は、仕方無く言った。

「あのう、特急券と乗車券は、私が払いますから」と律儀な娘さん。

「まあ、とにかく乗りなさい」と駅員さん。

 で、私達は、次に来た特急に飛び乗った。

 私も今回は、覚悟を決めた。

 もう早く、この地帯から逃れたい。

 特急料金でも、普通料金でも、気分は悪いけど、何でも払いますという心境だ。

 ところが、満員の特急で、相変わらず、私一人が寒かったけれど、無事、和歌山に着く。

 車内は満員。

 多分、この大雨で、乗り遅れた客を拾い集めた特急だろう。

 検札も来ず、私達は、和歌山で降りた。

 ここからは、紀州路快速で、大阪まで一直線。

 やった。

 とうとう、大阪に戻れる。

 しかも、途中で特急を(タダ乗り?)使ったお蔭で、予定よりも早く戻れる。

 紀州路快速の中で、「良かったですねえ」と言った娘さんの声を嘲笑うかのように、「ええー、音声回路の故障で、ご迷惑をおかけします」と言って歩く車掌さんの姿が、何度も通路を行きつ戻りつしていた。

 音声回路。

 霊の出現で一番影響を受ける回路だ。

 まだ、迷っているのか、あの女。

 ついで、電気系統に故障が出て、電車は、天王寺で止まってしまった。

 ああ、もういい加減にして欲しい。

 しかし、次の電車は思ったより早く出て、予定時間の午前零時よりも、三時間も早い午後九時には、自宅に帰って来ることが出来た。

 色々考えてみたけれど、何となく、一番いい結果になったような気がしないでもない。

 ああ、懐かしい我が家。

 ほんの三日ほど留守にしただけなのに、ああ、懐かしい。

 もう、この日は、何もかもどうでもよく、風呂の使い方とか、トイレの場所とかを娘さんに教え、客用布団を敷くのが面倒くさいので、ベッドのある息子の部屋に寝てもらうことにした。

 ああ、ようやく、我が家に着いた。

 やっと眠れる、と思ったけれど、そうは、問屋がおろさなかった。

 そうなのだ。

 気温を下げたり、電気系統を狂わせたりしながら、ついてきている存在があったのだ。

『得丸さんは、どこ?』

 時計を見れば、午後十時過ぎ。



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