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苛立ち

「おい?起きろクソジジイ」

「...お主は誰だ!?」


帝国の王確か名前は。。。ギリスとか言ったっけな?


「あ?テメェ一体誰に言ってんのか?ア゛ア゛!?」

「ちょ、ちょっと世那、そんなに脅さないの」


ギリスの前には俺、アリアそしてクラスの奴らだそして今声を掛けたのは凛だった


「お、お主はまさか...」


少し世那は殺気体に纏い、見えるはずのない殺気が体が体にウヨウヨしながら具現化されていた


「そんなこたァどうでもいいテメェ約束守らなかった理由だけとりあえず聞いてやるよ」


ギリスは何を考えているのかよく分からないがニヤニヤと笑っている、それはまさに作戦が成功した時の顔だった。だがその事に気づいたのは最悪にもアリアと世那だった


「...おいクソジジイまさかテメェ」

「クックック」

「ま、まさか!?それは!!世那!!やばいです!!」


ギリスの首にぶら下がっていたのは龍王、龍神達に認めた者のみ貰える首飾りがあった、そしてそれが光る時龍王、龍神達が予備れるのである


「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛もう!!だるい!!何でいっつもこういうことにしかなんねぇんだよ!!」

「...いつもの事ですよね?トラブルメーカーでしたし、というか私、世那せいで攫われましたし」

「まだ根に持ってたのね...分かったよ、何かいうこと聞いてやるから」

「はい♪」


とても笑顔が可愛いと言いたいところなのだが俺は1年間パーティーを組んでいて様々な笑顔を見てきたがこの笑顔はとても甘えたい顔だった


「まぁ後でな」

「はい♪」


と言いながら頭を優しく撫でる...耀が羨ましいそうな顔をしていたがまぁ後でやってやるとしよう


「ふん!!流石にお前ひとりで勝てるはずがないだろう!!せめて悪あがきでもしてるんだな」


もう聞いているだけで腹が立って来たのでみんなに目を瞑れと言いみんなが瞑ったと同時に一瞬でギリスの体何も残らず斬った


「...何故だ!!なぜまた殺した!!」


まただるい絡みをしてくる光、そして俺を化け物と見ようとするクラスメイト、だがアリアや耀、凛、俊輔、玲汰の俺を見る目はいつもと変わらなかった


「逐一うるせぇよ何で一々俺に口出しすんだよマジだるいから辞めてくんね?」

「き、君は一体何をしたのか分かっているのか!!」

「それ1回聞いたし、つかマジうるさい黙っとけよ...」

「君は間違っている!!なぜ君はそんなに容易く殺せる!!」


イライラが先程より多く溜まっているなか本来ならこういう奴は気絶させた方が楽だから普段はするのだがクラスメイトなのでそういうことはなるべくしたくないと無意識に考えた世那だった


「ハイハイ、そ〜ですね...」

「いい加減にしろ!!」

「そうよ!!光の言う通りよあんたなんてバケモノよ!!」

「長嶺の言う通りだ!!なんで殺す必要があった!!」

「そうよ!!光達の言う通りよ!!別に捕虜にしてれば良かったじゃない!!」

「長嶺、大地、亜衣、そうだろみんな!!」

「「「「「「そ、そうだ!!」」」」」」

「こんな奴、誰1人守れるはずもない!!所詮はバケモノ、それに助けを求める奴なんて信用出来ない!!僕達で道を切り開くんだ!!」


仲良し4人組はクラスの中心でもありこの状況でああいうことをすると有利なのは当たり前。

普通の人間ならおそらく精神がやられてダメになっているのだろうが...元々世那の精神はもう治ることすらない...いや、アリアより最も大切にしていた彼女を彼の戸惑いのせいで敵に殺され虚無の感情で自傷に浸っていた頃と比べると世那とってはこんなのは別にどうとでも良かったが。。たった1人、このことを知っている彼の婚約者はどうでも良くなかった。がそれは言わせないと決めていた世那だった


「言わせておけば!!あなた達は一体世那の何が「アリア」...すみません取り乱しました!!」


涙を溜めていまにでも泣きそうな顔は彼にとってブチ切れる理由にもなった


「...お前ら殺されたいのか?」


ドスが聞いた低くて威圧感のある声それを聞いたみんなは全身が一瞬震えた...しかも全裸で吹雪にあたっているような寒さだった


「光...お前は俺を怒らした...」

「っ!?そ、それがどうしたんだ!!」


光に対してはほんと少し殺気を当てているが喋れないと会話が通じないので喋れる程度にしてある、だが世那の表情はとても暗かった


「...お前は俺の大切な者達を悲しい思いをさせた...だから少し痛い目を見ろよ」


といった瞬間、光の頭を掴み壁に気絶しない程度で叩きつけた、そして叩きつけた彼はクラスのヤツらが素直に顔を縦に震わせることが出来るほどの絶妙な殺気を出した


「お前らもいい加減にしろよ。殺すのが悪い?まじでお前らの頭って平和ボケしてるよな、何で切り替えることが出来ないかな。。...お前らに忠告だ...俺の家族に対して何かしてみろ?。。。。この世から存在消してやるよ!!このクソッタレがぁぁぁ!!」


言った瞬間、破壊魔法の上位の魔法、ディザスターを発動し壁が一瞬にして地理にもならぬ程小さくなりと言うより壁が消えたそして何秒後かにドン!!という音が鳴った


「チッ...クソッタレマジできやがったよ」

「あ、あれは一体...」




「龍神序列第2位 龍神 光王」

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