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Episode Ⅱ 「雄作の良心」

「あっはっはー!蛇行してるよー!」


雄作は、運転しながらそう笑っている槙人まきとの腕を押さえた。


「もう車止めろよっ!危ないよ!…それに飲酒運転だってばれたら…ポリにやられる…」


雄作は必死にそう言いながら、その槙人の腕を掴むが、槙人はふざけて、夜中の公道を蛇行して走っている。

とにかく、車を止めなければならない。…そもそも運転させた事が間違いだった。

というより、飲みに行くというのに、槙人が車で来ていた事にも驚いていた。

代行運転を頼もうと、雄作は言ったのだが「あんまり飲んでないから大丈夫だよ。」と槙人は言い、ほとんどシラフに見えたので、雄作も乗りこんでしまった。

それが…運転してから数分で槙人の様子が変わってしまった。


「おいっ!止めろっ!本当に危ないって!」

「あははーっ!誰もこんな夜中走らないってっ!ほーらほーら…」

「おいっ!!」


突然「ガンッ」と何かを跳ね飛ばした衝撃を感じた。


「!!」


槙人は急ブレーキをかけた。…だが、蛇行していたとはいえ、スピードを上げていたためすぐには止まらなかった。

嫌なスリップ音を立てて、車は止まった。

雄作は前のダッシュボードを、両手で押さえるようにして目を閉じていた。

槙人もハンドルにしがみついたまま、頭を伏せている。


…衝撃を確かに感じた。何かにぶつけた。…いや…ひいたのか…。

2人はしばらく動かなかった。


……


翌朝-


雄作は朝のニュースを見ていた。

…ひき逃げのニュースがあった。…昨夜、槙人と通った道だった。…そして、あの衝撃を感じた場所で、認知症の老女がひき逃げされたと報じられていた。


「…絶対に…俺たちだ…」


雄作は震えながら呟いた。


…あの衝撃の後、槙人は何も確認することもなく、車をバックさせ無理やりUターンすると、スピードを上げて逃げだしたのだ。


「だめだっ!戻れっ!」


雄作が言った。だが槙人は首を振りながら言った。


「嫌だっ!捕まったら全てが終わりだっ!仕事も…彼女も…おれの人生も…」

「ばかっ!いつかは捕まるんだぞ!自首したら罪が少しは軽く…」

「嫌だーっ!!」


槙人は気が狂ったように叫びながら、猛スピードで車を走らせた。

…後は、雄作もよく覚えていない。自分もパニックを起こしていたのは確かだ。

気がついたら、自宅のベッドで寝ていた。…だが、あの車ごと感じた衝撃だけは鮮明に覚えていた。


「…自首させよう…。俺も…一緒に行って…」


雄作は震えながら、携帯電話を取り出し、槙人の電話番号を表示した。


…電話はつながらなかった。

虚しく呼び出し音がしばらくなった後、留守番電話サービスに入ってしまう。

5回かけ直して、雄作は観念して留守番電話に向かって言った。


「…俺だよ…雄作。…自首しよう。俺も一緒に行くから。お前だけのせいにはしないから。…今から家に行くから、待ってるんだぞ。」


雄作は電話を切った。


……


会社に休むことを連絡し、雄作は槙人の家に向かった。電車で30分かかる場所だ。

…雄作は今になって、電話をしたことを後悔していた。

…もしかすると、あの電話で槙人は逃げたかもしれない。

もしそうなら…自分ひとりで自首しようと思っていた。


(警察署はどこでもいいのかな…)


電車の中でぼんやりと考えていた。乗客の女子高生たちが楽しそうに話しながら笑っている。


(あの子たちは、これからも変わらない生活を送るんだ。)


雄作はそう思った。…そして自分は、これから刑務所の中で何年暮らすことになるんだろう…と思った。


(…黙っていたらどうなるんだろう?…もし、あいつだけがうまく逃げきれたら?)


雄作の頭に、よくない考えが浮かんだ。


(俺だけが刑務所に入って、あいつが逃げきれたら?…俺だけが貧乏くじを引くのか?…それは嫌だ…)


さっきまでは、死なせてしまった老女に対して、申し訳ない思いがあった。…だが、徐々にそれが薄れて来ていた。


(…もし、あいつが家にいなかったら、俺も逃げよう…。そうだ…元々はあいつが車で来たのが間違いだったんだ!…俺のせいじゃない!)


雄作はそう思い唇を噛んだ。


……


雄作は槙人のアパートの呼び鈴を押した。

…反応がない。


「おいっ雄作だよ!いるなら開けろっ!」


雄作はそう言い、ドアを叩いた。

…しかし返事はなかった。

中に人がいる気配もないような気がする。…雄作はもう1度、携帯電話に電話してみた。

呼び出し音はなるが出ない。…また留守番電話サービスに入った。


(中から携帯が鳴る音も聞こえなかった…ということは…!…あいつもう逃げたのかっ!!)


雄作は「しまった!」と言い、駐車場に回った。


「…やっぱり…」


車はなかった。…しかし人を当てたとしたら、車になんらかの形跡が残るはずである。…その形跡を残した車で逃げたとしても、捕まるのは時間の問題だと思った。


(どうせいつかは捕まる…。それまで普通の生活を楽しもう。)


雄作はそう決意すると、駅に向かって歩き出した。


……


駅に着いた。ふと見渡すとショッピングセンターの入り口が見えた。


(せっかくだから、何か贅沢するか。…捕まったらもう贅沢もできないしな。)


雄作はそう思いつくと、ショッピングセンターの中へ入った。

平日にも関わらず、人が多かった。ほとんどが、母親と子供だ。


(…俺…結婚できるのかな…)


ふとそう思った。捕まったら犯罪者だ。刑務所を出たら前科を持つことになる。


(結婚はあきらめるか…。子どもができても…子どもが可哀想だしな。)


そう雄作は思いながら、ぶらぶらと歩いた。すると子ども達の笑い声が聞こえた。

その笑い声のする方を見ると「浅野俊介マジック教室」という看板が見え、その下でイベントが行われていた。


「…ちょっと待てよー…今、タネ隠してるからー…」


半そでの黒Tシャツに黒のスリムジーパンという出で立ちの男が、そう言いながら後ろを向いて、ごそごそと何かをしながら言っている。

子どもが笑っている。一人の子どもが、長テーブルに乗りかかり覗こうとした。


「こらっ!覗いちゃ、やっ!」


浅野がそう言い、子どもたちが笑った。


(あー…浅野俊介って聞いたことあるなぁ…。前にテレビで「イリュージョンショー」ってのをやってたっけ…。こんな地味な仕事もするんだなぁ。)


雄作はそう思いながら立ち止まり、離れた所から浅野と子どもたちをぼんやりと見ていた。


「ここにスポンジがありまーす!」


浅野が小さな丸いスポンジを親指と人差し指に挟み、子どもたちや後ろにいる母親達に見えるように見せている。


「はい、そこのキミ、手を出して。」


浅野はさっきテーブルを乗り越えようとした男児に言った。

男児は嬉しそうに小さな手を差し出した。

浅野はその手に、自分の手で伏せるようにしてスポンジを乗せた。


「ぎゅっと握って。」


男児は強く握り、目もぎゅっと閉じた。


「目は開けていいんだよ!」


浅野が笑いながら言うと、その場にいた全員が笑った。

男児は目を開けて、恥ずかしそうに笑っている


「では数を数えます。はい、1、2、3!…さぁ、手を開いて?」


浅野がそう言うと、男児は恐る恐る手を開いた。

スポンジが2つに増えていた。


「!?」

「おおお!君すごいねっ!スポンジが君の手の中で増えてるよー。どうやったの?」

「????」


子どもは驚いている。


「ねっどうやったの?」


浅野が腰をかがめて男児にそう言うと、男児は目を見開いたまま首を振った。


「そうか、困ったなぁ…。じゃぁもう1度握って。」


浅野はそう言って、両手で男児の手を包んだ。

その時、男児が「はっ」とした顔をした。


「…あれ?今のでばれた?」


男児はうなずいている。

周囲の子どもが集まってきて、男児の顔を覗いている。


「言っていいよ。」


浅野がそう言うと、男児がうれしそうに「今、隠してたのを僕に持たせたの!」と言った。


「そうっ!せいかーい!」


浅野がそう言って拍手をした。周りの子どもたちは、まだよくわからないような顔をしながら、拍手をしている。


「タネはこうだ。」


浅野はまたスポンジを取り出して言った。


「最初から、君に持たせたスポンジは1つじゃなかったんだ。1つだけを皆に見せて、君に持たせる時に隠していたスポンジを一緒に持たせた。」

「なーんだ!」


1人の子どもが言った。


「そう。なーんだ…なんだよ。簡単だろう?」


子どもたちがうなずいている。


「さ、手を開いてみて。」


まだ手を握っていた男児に手を開かせた。たくさんのスポンジが溢れ出てきた。


「わーっ!!」


子どもたちが驚いている。


「僕はさっき、君の手を両手で包む時に、隠していたスポンジをまとめて君の手に乗せたんだ。君はそれを感じたんだよね。」


男児がうれしそうにうなずいている。


「このマジックのタネは、スポンジと言うのがポイントだ。スポンジはぎゅっと握ると小さくなるから隠しやすい。…周りにわからないように隠す練習をすれば、誰だってできるよ。家で練習してみてね!」


子どもたちが「はーい!」と返事をした。


「いいお返事だねー!…じゃぁ、最後のお決まりのマジックです。これはタネは教えられないけど…やっていいかな?」

「やってっ!」


1人の子どもが言った。


「お、君は昨日も来てたよね。今日も自信があるんだな?」

「うんっ!」


子どもが嬉しそうにした。

それまで黙って見ていた雄作は、何があるのかと思わず椅子に座っている母親たちの後ろまで近寄った。


「では、やります!」


浅野がそう言うと、右手を腰のあたりでこすり、手のひらを上に向けた。ぼっと小さな炎が立った。


「!!」


雄作は驚いた。こんなところで火を使って大丈夫なのか?…と人ごとながら思った。


「はい。1番は誰だ?」

「はいっ!」


さっきの子どもが手を上げた。


「よし、じゃぁ君からだ。」


子どもは、浅野の手の上にある炎に恐る恐る指を差しこんだ。


「!!」


雄作は驚いたが、子どもは「熱くないっ!」と嬉しそうに言った。


「よーし、君は合格だー!昨日もいい子だったんだね!」


子どもがうなずいた。雄作は意味がわからず、ただ立ちつくしていた。

その後も順番に子どもたちが指を差し込んで言った。皆「熱くない!」と言い、うれしそうに離れていく。

最後の女児も「熱くない!」と嬉しそうに言った。


「おーっ!今日は皆いい子だ!」


母親達が拍手をした。


「じゃぁ、そこのお兄さんもやってみようか!」


浅野がそう言って、雄作を見た。


「!?」


雄作は面食らったように、目を見張った。


「大人もやらなきゃね。」


浅野がそう子どもたちに言うと、子どもたちが皆一様にうなずいて、雄作の方を見た。


「さぁ、どうぞ、こちらへ!」


浅野にそう言われ、雄作は恐る恐る浅野の前に行った。


「子どもたちは誰も熱くないと言っています。…だから、大丈夫。この炎の中に指を入れてみて。」


雄作はぼんやりと炎を見た。

子どもたちが、興味深げに雄作を見上げている。


浅野は優しい目で雄作を見ていた。


「さぁ、どうぞ。」


雄作はごくりと唾を飲み込むと、指を恐る恐る入れた。


「!熱っ!!」


雄作はそう言って、慌てて手を引っ込めた。

かなり熱い。雄作は火傷をしているかと指を見た。…だが、指には何も痕はなく痛みもない。

子どもたちが驚いた表情をして、自分を見ている。


「…何か、隠しごとが?」


浅野が急に声を低くして、雄作に言った。


「!!!」


雄作は固まった。

浅野はまるで心を見通しているような鋭い目で、雄作を見つめている。

雄作も驚いた表情のまま、浅野を見つめ返していた。


「お兄ちゃん…嘘ついたらどろぼうになるんだよ?」

「!」


傍にいた女児にそう言われ、雄作は驚いてその女児を見た。


「隠しごとはいけないんだよ。」


女児が澄んだ目で雄作を見ながら言った。雄作は思わず頷いた。

雄作を見る浅野の目が優しくなった。


……


雄作はショッピングセンターを、急ぐように出た。


(…自首しなきゃ!)


何故かそう思えた。…さっきまで思っていたことを恥ずかしく感じた。

そして携帯電話を取り出し、地図で警察署を検索しようとキーを叩いた。


「お送りしますよ。」


その声に驚いて振り返ると、浅野が立っていた。


「!!!」


雄作は驚いて、浅野を見た。

浅野は肩にかけているかばんをかけ直すと「さぁ」と言って、手をある方向へ指し歩き出した。

雄作は思わず浅野について歩いた。

何故だかわからないが、浅野に全て見透かされているような気がした。


「お友達は…」


浅野のその言葉に、雄作はぎくりとした。


「…死ぬつもりです。」


浅野がそう言って、雄作を見た。

雄作は、浅野がどうしてそこまで知っているのかという疑問よりも、槙人への不安が先に立った。


「!?…あいつ…」

「ええ。今、死ぬ場所を探しているようですね。」

「…!…それだけはだめだ…」


雄作が思わず呟いて、目を泳がせた。浅野が頷いて言った。


「あなたが早く自首して、そのことを警察に言うんです。…警察ならすぐに見つけてくれるでしょう。」

「…!…はい!」


迷いのない雄作の目を見て、浅野が微笑んだ。


「私の車で警察署までお送りします。」


浅野はそう言うと、急ぐように駐車場に向かって駆け出した。雄作も慌てて浅野の後ろについて走った。


……


1台の車が、埠頭に止まっていた。車のバンパーに傷が入っている。

運転席には、1人の男が涙を流しながら歌を口ずさんでいた。槙人である。

歌い終わると、泣きながらうなだれた。


「なんでだよ…。なんでこんなことで俺…死ななきゃならないんだよ…。あんな夜中に、ふらふら歩いてる方が悪いんだよっ!!」


槙人はそう叫ぶと、きっと前を向きギアをバックに入れた。

車が音を立てて、スピードを上げバックした。

これ以上下がれないところまで行くと、槙人はギアをドライブに入れた。


…しかし、そのまま動けなかった。

アクセルを踏もうとするが、震えて踏めない。

槙人はただ泣いている。


…だが心を決めると、強く目を閉じアクセルを踏んだ。

車が走り出し、スピードを上げた。

…突然「ガン!」という衝撃を受け、車が止まった。


「!?」


槙人が目を開くと、前に血だらけの老女が立っていた。

槙人は思わず悲鳴を上げた。そしてハンドルに顔を伏せた。


「赦してくれ!…死ぬから!俺も死ぬからっ!!」


そう震えながら言い、恐る恐る顔を上げた。

すると老女の姿はなく、燃えるような紅い目をした男が、こちらに手のひらを向け立っていた。両頬には長短2本ずつ傷がある。


「!!…悪魔!?」


槙人が思わずそう言った。

すると、その紅い目の男が消え、助手席に現れた。


「!!」


槙人は驚いて、助手席の男を見た。


「シートベルト」


男が言った。


「…え?」

「シートベルトつけろ。減点されるぞ。」


男はそう言うと、先にシートベルトをつけた。


「…はい…」


素直に槙人もシートベルトをつけた。


「お前が死なせた婆さんからだ。」


男が前を見たまま言った。


「!?」

「君はまだ若い。罪を償ってやり直せ。」


その言葉に槙人は目を見張った。…そしてその目から新たな涙が溢れ出た。


……


浅野がリビングのソファーで、腹を抱えて笑っている。

向かいのソファーには、ザリアベルがむっとした表情で座っていた。


「だめだ…何度思い出しても笑える…」

「…やめろ。思い出すな。」

「…ぶふっ…!」


浅野は口を押さえたが、結局また吹き出して笑いだした。


「…ザリアベルが…真顔で…シートベルトつけて…ひぃー…」


浅野はもう押さえきれずに、ソファーに仰向けに倒れ込んで笑い転げた。

ザリアベルが一層むっとした表情をした。


「規律は守らなきゃいけないだろう。」

「…さすが、元軍人さん…。」


浅野は笑いながら言った。


「でも…でも…警察署まで同行することないじゃないですか!」

「…途中で逃げられても困ると思ってな。」


ザリアベルがむすっとしたまま言った。


「あー…おかしい…」


浅野はやっと笑いを押さえ、体を起こして座った。


「そうだ…圭一君が今朝、クリームシチューを作り置きしてくれたんですよ。食べます?」

「食べるにきまっているだろう。」

「了解!」


浅野はそう言って敬礼すると、立ちあがった。

ザリアベルが言った。


「…バケットは?」

「あっ!忘れてた。」

「買ってこい。」

「きゃん!」


背中を蹴られたような格好をして、浅野の姿が消えた。

ザリアベルはため息をついた。そして今になって顔を赤くし、両手で顔を塞いだ。


(終)

『危険運転致死傷罪』


アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処する。その進行を制御することが困難な高速度で、又はその進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させ、よって人を死傷させた者も、同様とする。


『幇助罪』


正犯を幇助した者は、従犯とする。


(従犯減軽)従犯の刑は、正犯の刑を減軽する。


『自首等』


罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは、その刑を減軽することができる。


-----


『道路交通法第71条の3』


1 自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト(以下「座席ベルト」という。)を装着しないで自動車を運転してはならない。(後略)。


2 自動車の運転者は、座席ベルトを装着しない者を運転者席以外の乗車装置(当該乗車装置につき座席ベルトを備えなければならないこととされているものに限る。以下この項において同じ。)に乗車させて自動車を運転してはならない。(後略)。

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