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葉桜

作者: 本羽 香那


 桜の花と桜の葉

 どちらも単体でもとても素敵で眺めてしまうけれども

 その2つが共に仲良く過ごしている時も

 美しくてふと眺めてしまう


 淡いピンク色に染まった桜の花  

 濃い緑色に染めた桜の葉


 まるで温かい目で見守ってくれる桜の花

 まるで輝いた目で応援してくれる桜の葉


 ひらひらと舞ってこれからお別れをする桜の花

 さらさらと揺れてこれから出会いを求める桜の葉


 その2つは対照的だけれども

 いや2つは対照的だからこそ

 一緒にいる姿はここまで心を打たれるのだろうか

 

 寄り添う間は短くて儚い

 だからこそ今は葉桜を見守っていたい


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― 新着の感想 ―
過ぎ行く春を象徴するかのように枝に残った桜花と、これから始まる初夏に向けて青々とした生命力を誇る桜の葉。 そんな両者の共存する過渡期には、その時にしか味わえない風情と魅力が御座いますね。
[一言]  ないものを愛でるのが、和のこころ、侘び寂びなんて言ったら、葉桜に失礼でしたね。  ない花を愛でるのではなく、葉を愛でなければ。  でも、その葉が趣深いのは、やっぱり、花がある時期があってこ…
[良い点] 淡い薄紅で一色に染まる満開の桜も夢見心地にさせてくれますが、花と葉の翠の共演もまた美しいですよね。 これから空へと舞い、離れていく花びらと、春の陽射しに輝きながら、それを見送る葉たち。寄…
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