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 いきなり死神とバトルとか神様俺を生かす気あるの?


 [ううむ、やはり転生者であれば多少苦戦すると思ったがまるで攻撃が当たらん。]


 そう俺は元の世界では平均的な高校生だ。

勉学普通

運動そこそこ

容姿は周りが言うには、悪くないがパッとしない

そんな俺がこんなに動けているのは…


 『次は右です』


 この謎の声のおかげである。


遡ること5分前


 [問答無用‼]


 [あっ死んだー]


 転生してすぐに死ぬとか笑えねぇ

神様に苦情言いてぇな

というか死ぬ前って全ての動作がスローに見えるんだ

これならはよ殺せよって突っ込みたくなるな


 『ご安心ください櫂斗様を死なせることにはさせません』


 唐突に頭に響いた事務的な声


 [えっ何急に?

一体何事‼]


 『心臓に負担がかかっております。

リラックスしてください』


 誰のせいだよー‼


 『すみません説明は後でさせていただきます。

なのでまずは後ろに下がってください』


 [えっ、こう?]


 俺は言われた通り後ろに少し下がった。

その時目の前を(漆黒の剣)が通り過ぎた。


 [うほおおおぉぉ!!

危なかった、てか鎌じゃなく剣なの⁉]


 [ほう、我が初手を避けたか

さすが転生者なだけはある]


 [転生者を知ってるのか?]


 知ってるならこの世界にもいるかも


 [我も伝え聞いた限りでは転生者は誰しも必ずや強いと言われているのだ]


 うんダメだ

まるで手がかりにならね


 [さて見定めも済んだ

次からは手加減抜きだ]


 本当フィクションみたいだな


 そして今に至る


 [いい加減小賢しい。次で仕留める。

死霊の軍勢(ネクロマンス)‼]


そう叫ぶと同時骸骨って集団が形成されては襲って来た。


 [物量はずるいって‼]


こんな閉所空間でそんなのアリかよ


 [問題ありません。

先頭の骸骨が来たらジャンプして親玉の前に行って下さい]


 [マジ‼

それ死ぬんじゃ…]


 『大丈夫です

着いたら直ぐに指示を出しますので』


 [わ、分かった]


そう言っている間にちょうど骸骨が来たのでジャンプした


 [嘘…何でこんなに高く飛べるの?]


 『その辺の事情も説明しますので今は敵に集中してください』


 そうだった。

気付いたらマスターまでとの距離はもう間近


 [ふん、血迷ったか

いいだろう切り刻んでやる]


 [着地したら軽く飛んで親玉にビンタしてください]


 [ビンタ?

そんなことして何の意味が…]


 『百聞は一見にしかず、です

お願いします』


 まぁここはこの声の通りにしよう

そしてマスターの目の前に着地し俺は言われた通り軽く飛んでビンタした

そしたら


 敵が粉砕された。


首が吹っ飛んだではなく粉々に砕けたのだ


 ・・・・・


 『櫂斗様どうかされましたか?』


 うん、この際色々突っ込みたい事は棚上げして言わせてほしい


 [なんだこれええぇぇぇぇぇーーー‼]



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