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初投稿になります。暖かい目でご覧ください
目が覚めたら真っ白い部屋にいた。
僕は何故ここに?
昨日何をしてたっけ?
そもそも僕は誰だだっけ?
ダメだまるで思い出せない
と思考の中で必至に自問自答していた時唐突にそれは現れた。
「good morning‼元気ですかー?」
「うわっ‼なっ何ですか突然‼」
「何って扉を開けたら生存確認するのは当たり前だよ~?
てか驚きすぎ~」
「だ、誰だっていきなりはビックリしますよ‼
というか貴方は誰ですか?」
「oh私としたことが失敬
私は神様だよ~」
「は?」
「だから私は神様だよ~?
君に次の人生を与える為にわざわざ来た神様だよ~?
はい、敬って~」
「嘘はやめてくれ…
次の人生ってまるで僕が死んだみたいじゃないか…」
「うん死んだんだよ」
「えっ?」
「だから君は死んだんだよ。(松田櫂斗君)」
名前を呼ばれた瞬間急速に記憶がフラッシュバックした。
そうだ、俺は…
「就活の途中電車を待っていた時、唐突に鳴った警笛で君は死んだ。
心臓麻痺でね」
神様?が笑いを堪えながら言ってくる。恐らくこれが素のしゃべり方だろう。
「なかなかいないよ…ククッ
電車の警笛で…フフッ
心臓麻痺何て…ゴホッ」
スゲー耐えてる。
「う、うるさい‼
誰でも大きい音には驚くだろ‼」
「でも君は…度が過ぎてる…
あっもうダメだ
ぷふあははははははは!」
いきなり現れて神様とか俺が死んだとかその衝撃的事実よりも俺の一番の欠点を笑いやがったこいつに凄くムカついている感情の方が大きかった。