刀夢死スル時
高校二年の勉強…難しいですね…
はあ…
前話の急展開申し訳ないですf^_^;)
森暮らしとギルドは回想でいれていきます^ ^
これは刀夢が死んでしまう時ちょうどの際のお話である
sideムーリル
「あれ…?契約印が…」
私は手の甲を見て呟く
父様と異世界に居て、それで…それで…?
…ん?何があったんだっけ?
思い出せない…わからないよ…
それに…父様の…気配が消えた…
契約印も消えたし……っ⁉まさか⁉
「母様‼父様、父様が‼」
私は慌てて昼寝していた母様の元へ飛びつく
「主様⁉」
ガバッと母様は起き上がり、周りを見渡す
「母様‼父様、父様がぁ……うぐっ…」
ありえないとは思っているが、父様が死んだかもしれないということに不安を覚えて不甲斐なく泣いてしまった
「え⁉あ…契約…印……」
母様は呆然としていてフリーズしている…しかし、
「あっ‼主様の気配が…どこかでできた!!」
急に声をあげたかと思うとそのまま眼を瞑られた
「…zzZ」
え⁉寝てしまわれ…た…?どういうこと⁉
あ…私も眠くなってきた…zzZ
side out
side???
神暦20014年
† ふむ、漸く見つけた残りカスは自爆したもようだね
§ ダネダネ
‡ お前ら…そんな事より、どうするんだ?1人死なせてしまっただろう?
∞ あ、それなら既に転生させたよ?一応、ああなる事想定してたからね
‡ おい⁉先に言っておけよ⁉彼奴に最初に目つけてたのはうちの部下なんだからな!!
§ マアマア、カリカリセズニネ。ア、ボクモウネルネ。オヤスミ…zzZ
† ふむ、とりあえず暫くは様子見だな。因みに私も一応特典のために1人転生させておいた。合意の上なので問題はない。君達も考えておいたらどうだ?この前抜けてしまった故に枠はある。それでは解散しよう。
side out
sideローシャ
ん?また移動されたのね…
…あれ?薬の効力きれてるわね
どうしましょうか…
でも今日は遅いですし、寝ましょうか…zzZ
「ふむ、起きたまえ」
ん…なんでしょうか…ここ…?
周りに何もないですわね…
「ああ、起きたか。何もないのは仕様だ。オブジェクトの設置は面倒だからな」
はぁ、そうですか…
それよりも彼方はどちら様でございますか?
「ほお、驚かないか…流石と言ったところだな。我が名は×××。ん?すまない。どうやら規制されてるらしい。便宜上、上級神とでも言っておこうか…」
なるほど、神様ですね
して、私に何か御用でしょうか?
「ああ、君には転生というものをしてもらいたい。君の大切な人もそちらへ転生済みだ」
大切な人……つまりは旦那様…トウム様のことですね?
「ああそうだ。ただ、申し訳ないが、記憶の殆どを封印させてもらう。世界に綻びが生じてしまうからな…」
構いません。きっとわかりますから。来世も再来世も…そのまた次も…
私はトウム様を間違える事はありません
「そうか…ありがとう。礼として君には一つ力と前世の事実を与えよう。力は向こうで使いこなせ。本当に必要な時に使えるようになる。君はあの子を間違えないと言ったが、それは正しい。君とあの子は前世でも結ばれたのだから…何はともあれ、頑張ってくれ。できる限りに加護する。では、良い旅を…」
はい…ありがとうございます…
トウム様、今そちらへいかせていただきます…
私の意識は暗闇へと落ちていった…
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sideアウラリサ・シャットロー
私はいつ頃からか、よく同じ夢をみる
そこには私と誰かが存在する
その人は…とても暖かくて…とても楽しくて…
そして…私がその人の事が大好きなのだと思ってしまう…
だけどそれは嫌な想いではない…
話変わって…
私はここ、異界の王が建てたとされるバアル王国首都ベリアルの高等学院の2等生だ
先程から誰に説明してるかわからないが、何故だか義務だと思い、つい説明してしまう
閑話休題
私は初等学院からここに通っている
しかし、まだ夢の人とは会っていない…と思う
いつになったら会えるのだろうか…




