国一覧と設定
次話で疑問に思わないための設定です
リュオン帝国
トウムの通う学院のある国
最初に会った黒竜のいた場所は帝国領
闘技大会では過去に隆盛を誇っており、現在のトウムが来るまでは暫く弱かった
この国の王は珍しい物分りが良い王で善政を敷き、民からも尊敬されている
但し、流石に貴族までは手がまわらなかったらしい
娘もおごらない子に育っている
妻は一人しか娶っていない
ここの国だけは貴族と平民と奴隷の差別を除いて平等を掲げている国でもある
ヴァルリー王国
前王が悪政を敷いたため、貧富の差が激しくなっているが、現王が改善している
元々代々人間至上主義だったために中々差別は戻らないが現王の案で法律上は人権を亜人と呼ばれている者に与えられた
貴族の反発と賛成が半々といったところである
依頼をうけ、現在女王ランカエルの護衛と間者でコードネームWとしてティアに情報を流してもらっている
トレイア守国
妖精族の国で人間によく奴隷にされるため人を嫌う
大会の代表に人族が入ることもあるがそれは王より信頼の証をもらった者のみで本人は証をもらい、人面相を描いてもらい、真名を教えて、盟約を交わした者である
魔法が得意だが、闘技大会では毎年ヴァルリーに嵌められて優勝はできずじまいで終わっている
ここの一部貴族はどこの貴族とも変わりない馬鹿がいたりもする
ベルアーネ教国
獣人、竜人など亜人種と勝手に人間から決められた者が国家中枢を担う国で過去に召喚の儀を行い、教国としての初代王、イエス・ナザレを召喚し、その際に広まった教えを元に作られ、現在唯一の貴族、平民、奴隷の身分制度がない
二千年前より続くため反感は基本ない
許されないことをした者は初代王が設定した魔法により国外にいつの間にか退場させられているため大陸一幸せな国と言われ、人口も領土も一番大きい
この四つの国が国として認められている大国である
その他、属国が幾らかあるがかなりの小国で力は全然ない




