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地球裏の世界事情  作者: 龍刀
魔法学院へ行こう
33/55

オーバースペックダークネストウム

どうも、クリスマスは祝うのに仏陀とムハンマドはどうなんだと思い続け、調子乗って三作目をかいてしまいましたが、未だ二作目が書けない作者ですorz




クリスマス予定は勉強です(−_−;)

泣きたいですね




sideトウム

「ふぅ~本選か〜団体戦ね〜」

「あら?どうしたの?」

「ん?ああ…ルリか…。いやなに、団体戦って面倒だな~と思ってただけだよ。協力なんかせずに一人で叩けばいいのに…」

「トウム様~そんなことできるの貴方だけですよ?」

「いやローシャ、お前もできるだろう?」

「えっ?ほんとに?」

「えぇ、トウム様ほどではございませんが、其処らの有象無象程度ならできると思いますよ?魔法なんてなくても…」

「うん…トウム君に常識を当てはめるのが間違いだったよ…」

あれ?なんて言ったんだ?

小さくてよく聞こえなかったが…

まっいっか…




~本選一回戦~




「さあて、始まりました‼国別対抗大会‼司会進行はこの私、グーリーがお送りします‼」

始まった…ついに面倒な大会が…

てか、国王の手紙とか要らねぇ…

長えよ…一人B4三枚とか巫山戯んなっ‼計12枚じゃねぇかっ‼



てな感じで開会式は三十分かかったorz

もう途中からは立って寝てたわ

目を開けて寝てたわっ‼ったく…




「それでは一回戦、リュオン帝国代表VSベルアーネ教国ですっ!前回優勝国のベルアーネ相手ですがリュオンは対策があるのでしょうかっ⁉リュオンを教えていた解説のローシャさん?」

「ええ、彼処にいる。黒髪の人は私達の夫なんです。私達では束でかかっても勝てませんね…」

その瞬間、会場のほぼ全ての男に睨まれた…

こんなとこでカミングアウトはやめて欲しい…



「な…なんと、あの貴族でさえも断ってきた《月影の獅子》に夫がいたとは~しかも学生‼さらには《月影の獅子》ですら勝てないとは‼」

「ええ、あの人とは冒険者、学生になる前から夫婦でしたから…」

目が…目が怖いよ皆さん…



「っと…すいません。気を取り直して~一回戦、よぉい…始めっ‼」




「クソぉ~この大会で活躍したら俺もって思ってたのによ~既に夫持ちとか~」

「ふむ…ならばこの者に勝てばいけるかもしれませんぞ?」

「そうか!だったら叩き潰してやんよ‼」

なんて会話して男の敵と筋肉馬鹿が攻撃してくる



「だあれがやるかぁ‼焔よ!龍と成りて敵を灰に塵に!《焔龍吐息(フレアドラゴンブレス)》‼」

焔が龍の形をして相手を囲む…その長さ、全長100m

焔を吐きながらちょっとずつ攻めていく



「追加だっ‼嵐よ!我が敵に災禍の恐怖を!《災禍大嵐(ディザスターテンペスト)》‼」

大きな雲が現れ、暴風が吹き荒れる



「フィナーレだっ‼魔法よ!我が手により複合せよ!《焔龍大嵐(フレアドラゴンテンペスト)》‼」

フレアドラゴンに向けて暴風が吹き荒れ、焔の勢いを高め、大雨(1000ℓ)により水蒸気爆発が発生する

全て本来の効果の1%弱くらいにしているので、死ぬことはない

軽く二日間気絶するくらいだ



「月影流!飛斬術!《風斬(かざきり)》!」

持っていた最近出番の少ない天叢雲剣とグラムをクロスにして風斬を放つ



霧が晴れ、俺の視界に写ったのは地に伏せた五人の男達だった




会場がシンとする…




「なっなっなっ、なんとぉ⁉一人で!一人で!優勝候補を倒したぁ!何という強さ!魔法も剣も超一流だぁぁぁ!あれが学生としてどころか名前すら知られてないなんておかしいぞぉぉぉ!しかもぉっ!あれだけの技をしてもなお平然と立っているぅぅ!」

「ええ、当たり前ですね。あの人、思いっきり手加減しましたからね。まあ、あの魔法の本来の効果を使えば学生どころかSSランカーの防御特化でもないと死んでしまいますからね~」




それをローシャ呟いた瞬間、空気が凍りつき、審判会議が行われその話した結果、俺は補助以外してはいけないと特例を求められたので肯定した



…ククククク、馬鹿め…

補助、つまりは強化魔法と防御魔法、そして回復魔法はしてもいいとのこと…

下手をすればそれは一気にやられるよりも辛いことになる…













ククククククククククククククク………

誤字脱字等ごさいましたら教えてくださいm(_ _)m

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