強者其の一
明後日から冬休みです(≧∇≦)
一年が早いですorz
去年は長い気がしたのに…
誤字脱字等ございましたらご連絡くださいm(_ _)m
俺はあの後、地形すら変えた嫁達の尻拭いをした
主に消えた場所を直すことで…
まあ、1コンマもかからないんだけどね…
今迄見ていた参加者は何も言わなくなった
まああんな攻撃されたくないよな…
注)主にトウムの能力を見てです
「と…まあ、クズ虫が紛れていましたが、無事に駆除いたしましたのでお気になさらず」
とローシャが微笑みながら言う
「時間がおしてますので、早速始めます。よろしくお願いします」
てな感じで俺は2時間暇していた
結局、代表は次席にルリ (いたのか…)と三席にタロー10世 (すごい馴染みのある名前だな)と四席にタスアール・クローク (公爵家令嬢らしい)と五席にバラードリア・ロードレート (辺境伯令嬢らしい)になった
知り合いがいたのは良かったな…
そんな訳で、解散となった
その後、久しぶりに嫁達と食事をして、話をして寝た
次の日……
今日から、特訓だ……しかし、俺は暇してる
簡単に言うと俺は特訓しないでと懇願された…
だからシームの通常形態と一緒にお昼寝タイムだ
もふもふイイね、もふもふ
そんなこんなしてるとお昼が過ぎ、夕方になった
こんなんだったら、どっかほっつき歩いたらよかったな…
↑こんな感じの生活を二週間続けた
出かけようとすると、止められたorz
悲しいな…
そして…大会が始まった…w
side???
「さて、今年も例年行われる対抗戦が始まる。毎年毎年、様子見してきたが…ようやく、・・・・国の姫が参加する。遂に我々が天下を取る日が来た…」
と何やら紳士っぽい人が話している
「なァ、そンの姫さんは生娘なンだよなァ…喰っちまってもイイかァ…」
ガタイがゴツい厳つい人が発情している
「ふん…ヌシは万年発情期か…いい加減やめぬか…耳障りじゃ…」
と賢者らしきお爺さんが毒を吐く
「オイオイオイ…爺さんは口出すナよ…発情はちゃンとした動物的本能だよ。ンなこと言ってるとのすぞ?」
一触即発な空気が流れる
「…君達、口を慎みたまえ。王の御前だぞ?」
と先程の紳士
「ン?そうか、そうだったな…」
「ふむ…すまぬ…我が王よ…」
お互いに暗闇に向かって頭を下げる
「よい、頭をあげよ。・・・、姫様は我が伴侶となる。代わりを出す…汝は手を出すな」
と暗闇から声が聞こえる
「オッ、マジかよ。ありがてェな。なら俺に任せてくれや…一瞬で攫ってやるよォ」
「いいだろう……ど派手に暴れてくるがよい…女は用意しておく…公爵家くらいの令嬢を確保しておく」
「はっそりゃァイイねェ。大会が終わった辺りなら殆どザルだろォ?そこを掻っ攫ってやンよ…ククク…」
「…期待しているぞ。・・・、公爵家令嬢を攫ってこい。先程斥候から一人歩きしているらしい…そこを掻っ攫え」
「御意」
sideトウム
「トウム君、どうしたの?こんなところで?」
とルリが夜中に散歩していた俺に話しかけてきた
「ん?ああ、ルリか…。陽が暮れてから女の子が一人歩きは感心しないぞ?」
「いや、トウム君だって散歩してるでしょ?それにそこらの有象無象なんて相手にもならないしね?」
「まあそれでも気をつけろよ?上には上があるんだから」
「大丈夫だって…トウム君いるんだしね?」
「まあいいか…」
なんて話ながら散歩していると周囲に結界が張られる
「ん?なあ、これはお客様かな?盛大にもてなしてもいいか?」
「んー?少なくともこの結界をみてそんな事を言えるのはトウム君だけだよ?私の記憶が正しければこの固有結界はSSランカーで二つ名《空間紳士》だね」
「クックック…お嬢さんは私を知っているみたいですが…大した自信がありそうですね。私を目の前にしてそのような会話など」
と紳士っぽい人が声をだす
「いやだって、あんたのこと知らねえし?」
「確かにそれなら恐れないでしょうね…しかし、王に急げと言われています。遊ぶのは今度にしましょう」
「いーや、遊ばせてもらうぜ?おーにさん此方?」
と言って転移で背後にまわる
「ほう…無詠唱ですか…自信満々なだけありますね…仕方が無い…ほんの少しだけ遊んであげますよっ‼」
「さぁて、遊ぼうかっ‼」
こうして、強者VS強者の一回戦が始まった




