暁-3
「ハイ決まり。行こ。おじさん。」
少女は男の返事を待たずにテントに向かって歩きだした。
男が少女の後を追いながら、
「オイオイ、まだ返事しとらんっちゅーに」
と、言った。
テントの入口をくぐりながら、少女は、
「じゃあやめとくの?」
と、振り返ると、ミニスカートをたくしあげながら、陰毛が微かに透けて見えるパンティを見せつけた。
月明かりを受けて美しく輝く出で立ちは、先程の魚影よりもずっと魅力的だった。
タンクトップを左肩からずらし左手の指先を顎の下に当て、唇を少し突き出すと、物欲しそうな顔のジェスチャーをした。
「そう言うことと、ちゃうがな。」
男は灯火に吸い寄せられる蛾のように、テントの中の万年床に、少女を押し倒すと、乱暴にタンクトップをたくしあげ、乳にむしゃぶりついた。
大きすぎず、小さすぎず丁度良い形の乳房だと思いながら、男は乳首を舌で転がしたり甘噛みしたりして自信が知りうる限りの舌技を繰り出した。
少女はしばらく喘ぐと、体勢を入れ替え今度は男の上に乗った。
M字に足を開脚したまま前に進むと、男の顔に股間を擦り付けた。
パンティをずらし隙間から花弁を出すと、そのまま男の鼻先に押し当てた。
“ムッ”とする淫靡な女の匂いがする。
割れ目の先端にある、小さな豆を男の鼻に激しく擦り付けながら、少女は右手を床に付き、左手で自分の乳房を揉みしだきながら、大きく喘いだ。
男が亀裂に沿って舌で舐めあげると“びくっ!”と少女の身体がのけ反る。
男のズボンの中の男根をつかみ出すと、待ちきれないという感じで花弁の中心に当てがって、一息に根元まで咥え込んだ。
少女がそのまま腰をグラインドさせると、男は“アッ”と、いう間に果てた。
「まだよぉ…もう一回ィイ!」
少女は喘ぎながらも腰の動きを止めない。
少女の花弁はまるで蛸か烏賊の吸盤の様に男の男根に吸い付いて離れない。
その快楽に抗えないまま、男は2回目の絶頂に達した。
「まだまだよ。」
少女…もう悪鬼とも言えるその顔はいつの間にか背中から伸びた4本の脚と男の男根を咥え込んだ交尾器から見ても、明らかに精を吸いつくすタイプの妖であろう。
男の虚ろな目をみれば何らかの催眠術の様な物にかけられているに違いない。
交尾器は男根を咥えたまま潤滑油と吸盤でこの世のものとも思えぬような快楽を与え続けた。
その時だった、男が3回目の絶頂に達する直前に閃光が走った。
「おのれぇ!いつの間にぃ!」
妖は、炭の様に成りながらやがて10秒程度で、10cm四方の人の皮と、少女が身に付けていた衣服を残し消え失せた。
「あ~あ。もう少しでイクところやったのに…」
男が、溜め息混じりに言った。
「伊織、お前が代わりにイカせてえな。」
男はまだいきり勃っている男根を伊織に見せつけてそう言った。
「ゲスが!」
伊織が、吐き捨てる様に言った。




