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無言のやさしさに

作者: 善行望

窓辺から夜空を覗いた


君も見てることだろう


この月を・・・


そう思うと心が静まるよ


月の下をすじ雲が流れてゆく


まるで字幕スーパーのように


僕にはそれが読めなかったんだ


どこか遠い国の言だと思って


月の下を白い雲が流れてゆく


まるで君の優しさのように


僕にそれが少し解ったんだ


すぐ傍の君のやさしさを


過ごした時を思い出したんだ


すぐ傍の君の無言のやさしさを



僕はタバコに火をつけ


夜空に煙を燻らす


風にながれて月へと消えた


逆らわずに・・


誰も傷つけずに・・・・



もう揺らぐことはない


僕は・・


君という太陽やさしさに照らされた


月だから






読んでくださりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 柔らかで優しい雰囲気の詩ですね。 その雰囲気が、素敵で好きです(^^) 素敵な作品をありがとうございました!
2021/07/22 20:31 退会済み
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