自称女騎士と自称聖女のくっころクッキング
最初に喋っているのが、女騎士。
後に話しているのが聖女です。
(↑説明すんな)
そして、これはゲラゲラコンテスト応募作品『ではありません』
「はーい♪ みなさん、くっころ♪」
「くっころ♪」
「今日も始まりました、女騎士とー♪」
「聖女のー♪」
「「くっころクッキングーー♪♪」」
「では、さっそく料理にまいりましょー♪」
「女騎士さん。今日は、何の料理を作るんですか?」
「今日はですね、クロコゲーターの肉を使ったコロッケ、略して『くっころ』を作りたいと思います!」
「絶滅危惧種、いわゆるレッドリストに指定さている一種ですね!?」
「その通りです! 魔獣のくせに、国に保護されているとは、納得がいきませんね!!」
「女騎士さんの言う通りです!! さっさと皮をはいで、肉にしちゃいましょー!!」
「えー、では、みなさん。あちらをご覧下さい」
「私達を辱めたクロコゲーターが、紐で尻尾を縛られて、天井から吊るされていますね!」
「いい気味です!」
「いい気味です!!」
「あのクロコゲーターを、この政権……じゃなかった、聖剣でまず首を切り落とそうと思います!」
「そのあと、クロコゲーターの皮を剥ぐ訳ですね!?」
「その通りです!! ではさっそく……」
「やっちゃえ、やっちゃええぇぇ!!」
「覚悟せいやあああァァァ!!! クロコゲーターアアアぁぁぁ!!!」
「いいいいいいえええィィぃ!!!!」
「……ん? なんですか? あなた達!?」
「いま、収録中ですよ!!」
「……え? 王都を防衛する鳳凰団?」
「そんな人達が何の用ですか!?」
「は!? 絶滅危惧種を殺めようとしたから、拘束する!?」
「納得いきません!! こいつは……クロコゲーターは、私達を辱めた張本人ですよ!? なのに……それなのに……魔族と人間の戦争が終ったら、絶滅危惧種で保護だなんて、意味がわかりません!!」
「ええィィぃ!!! 何をする!! ……離せ……はなせえええぇぇぇ!!!」
「くっころ!! くっころおおおぉぉぉ!!!」
……おしまい。
女騎士「聖女さん! 私達の今後のお話が、この後書きを下にスクロールして現れる星評価、広告の下の『ランキングタグ』というところから読めるらしいですわよ!!」
聖女「まあ! そうなんですの!?」