12話 城の者達
ジグソーパズルやったり、ガンプレイの練習したり、戦車ゲームや弾幕シューティングゲームやったり、MGSの動画見てたりしたら、遅くなりました。そして、ブクマ登録ありがとうございます!
大図書館で暇潰しした次の日に、フローラと視察の打ち合わせをした。話によると、北区域の準備が整ったそうだ。次の日から、北、西、南、東の順番で回る事になった。簡単に打ち合わせを終わらせた後、城にいる者の紹介をしてもらった。
ここで、簡単に紹介すると、
魔王代理 パプル・フローラ
メイド長 ルチル
メイド ガーデン
メイド エレスチャル
メイド ファントム
メイド クラック
メイド ローズ
メイド ミルキー
メイド スモーキー
メイド レモン
メイド ストロベリー
魔城防衛管理官
ジェムシリカ・クリソコラ
地下大図書館司書長
エレス・チャウル・アメジスト
地下大図書館司書
アイ・ティーガ
地下大図書館司書
レッド・ティーガ
地下大図書館司書
ブルー・ティーガ
地下大図書館司書
パープル・ティーガ
地下大図書館司書
グリーン・ティーガ
地下大図書館司書
ブルイェロ・ティーガ
以上の者達が城内にいる。因みに、紹介中にメイド長と防衛管理官から謝罪された。
「レムリア様、魔城帰還の際にメイド長不在だった事をお許しください。申し訳ございません。」
「いや、大丈夫だ。気にしてない。だから気にするな。」
「はい、ありがとうございます。」
「私は直ぐにレムリア様と気付かず、直ぐに魔城に案内しなかった事を謝罪します!すみませんでした!」
「いや、ん?何の事だっけ?」
「門にいたガーゴイルの石像、あれ私が生み出したんです。そしてそれを自在に操れる能力を持っているんですけど、その時、私が喋っていたんです。石像を通して。」
「なるほど、そういう事だったのか。疑う事は良い事だ。その調子でこれからも防衛管理を頼むぞ。」
「はい、ありがとうございます!感激です!これからも頑張ります!」
なんか良く分からないが、元気を出してくれたなら良いか。
「レムリア様、復活式の準備はこの者達で進めます。その間、東西南北を視察しましょう。」
「分かった。馬車か何かで行くのか?」
「いえ、馬車で行ける道がほとんど無いので、飛んで行きます。」
はぁ!ねーのかよ!道位作れよ!って言っても仕方ないか…
「分かった。では明日に備えて、私は寝るとする。誰か服を脱ぐのを手伝ってくれ。(この服の脱ぎ方分からなくなった。何で自分で着れたんだろう?)」
「では、私が。さぁ、行きましょう。」
「待ちなさい、ストロベリー。あなたレムリア様の裸体を見たいだけよね?スモーキー、お着替えの手伝いを。」
「御意。」
「ちっ、メイド長め…」
「何か言ったかしら?」
「何でも無いですわ。」
「レムリア様、いつでも行けます。」
「あぁ、行こうか。」
…ストロベリーには気を付けた方が良いな。俺を見てる時の目が輝いているように見える。
自室に戻って来てスモーキーにこの服の脱ぎ方を教えてもらった。着るときにはあまり気にならなかったが、この服には着物の帯のような物と、フリフリした大きめのリボンがついている。それがある事によって、脱ぎ方を分からなくしている。
「そこの帯とリボンはほどく必要はありません。その内側に固定用の小さい紐が結ばれているので、それをほどけば、脱ぐ事が出来ます。」
「へぇ、詳しいな。」
「はい。その服私が作ったので。」
うぇ!まじかイメージと違う。スモーキーの見た目は女騎士といった感じだ。どちらかといえば、戦闘向きと思っていた。
「意外だな。戦うイメージが強いが…」
「私こう見えて、戦闘苦手なんです。サポートならメイド一と自負しておりますが。服飾関係なら私にお任せ下さい。因みに、この服は今朝着たんですか?」
俺が着ている服を脱がしながら答える。
「あぁ、そうだ。最後にストロベリーに直されたけど。」
「あぁ、通りで。あの子めちゃくちゃに直してますね。見た目は綺麗ですけど。」
そうして、あっという間に下着姿になった。スモーキーに部屋着を渡されたのだが、その時に体を見ながら
「ストロベリーが執着するのも分かる気がします。」
と言ってきた。お前もか!とも思ったが、ストロベリーと違って目付きが普段と同じなので、とやかく言う事はない。
「明日からの視察時のお召し物はこちらでご用意致します。」
「分かった。ありがとう。では私は寝るぞ。」
「かしこまりました。では、失礼致します。」
シャワーを浴びて寝たのだが、このシャワーが使いにくい!シャワーなのに、チョロチョロとしか出ない。日本のシャワーが恋しいと思ったのなんて、初めてだ。それに、久しぶりに自分の体を見たが、やっぱり慣れない。自分の体と思えないのに、自分の意思で動く。肌が凄く柔らかい。勿論胸も。こんな体でよくあんなパワーが出るもんだ。下を見ると、かつてのモノは無くなっている。少し触ってみても、特に何か感じる事はない。しばらく色んな角度や力加減を変えながら触っていると、気持ち良い所を発見し、暫く弄っていた。女の体の一部を知ったような気がする。しかし、明日は魔王になって最初の仕事がある。名残惜しいが、今回はここまでにしよう。体を洗い流し、ベッドへタイブしてそのまま眠りについた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「あーあ。脱ぎ方が分からなくなるように細工したのに、メイド長に邪魔されるとは…次は必ず成功させる!あ、スモーキーだ。」
「ねぇねぇ、スモーキー。レムリア様のお体どうだった?」
「スタイル抜群だったわね。あなたが夢中になるのも分かるような気がするわ。」
「でしょでしょ。今度レムリア様のお着替えの時は私行くからね!」
「それは駄目よ。ストロベリー、あなたレムリア様の服を直したらしいけど、あれ全然違うからね?服に関しては、私がするから。」
「別に良いじゃないのー。」
「あなた達何サボっているの?準備はまだ終わっていないのよ。」
「はっ!失礼しました。メイド長殿。仕事に戻ります。」
「ほら、あなたも。ちゃんとしないと、今度からレムリア様のお世話はクラックに任せるわよ。」
「あっ、いえっ、しっかり働かせていただきます!」
そう言って、猛ダッシュで持ち場に戻っていくストロベリーを見届けて、メイド長ルチルが呟く。
「確かにスタイルは良いわよねぇ。レムリア様。」
詳しい登場人物紹介は一章が終わった時にする予定です。