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疫病(下)

 ヨシュア神官が刺した男は死んだ。


「エッスィル、自分の身体がままならないばかりに君の身体を使ってすまなかった。どうか気に病まないでほしい」


 その後、邑人を解放し再び伏したヨシュア神官は側に立つエッスィルにそう述べた。

 エッスィルはその言葉を聞くなり、蒼白に強張っていた顔をたちまち弛ませた。彼のもとへと跪くと、脚に縋っておいおいと子供のように泣いた。

 ヨシュア神官はそれから昏睡したかのように眠り続けた。そして半日後、うっすらと目を開けた彼はこう言ったのだった。


「私を死霊つきの子供の部屋へ」


 もはや私は涙が止まらなかった。

 微動だに出来ない彼を、邑人たちはその部屋へと板に乗せて運んだ。

 続けて三体もの悪霊を取り込んだ彼の容態はどのようなものだったのか。

 彼は今回、何度も吐血した。

 この世のどの苦痛の表現でもあらわすことのできない声を聞き、私は何か分からない相手をひたすら呪った。

 この人をどうして悪だと思えようか。

 自分の命を賭して悪霊を取り込み続ける、この尊いワノトギを。


 もう、マスカダインを食するものはこの邑には居なかった。邑人全員が彼の無事を祈っていた。その中には彼が死したときは、さらなる恐ろしい罰がくだるかもしれない、と恐怖する邑人もいただろう。

 皆の祈りが届いたのかは知らないが、その後、かすかにヨシュア神官は快復の兆しを見せた。

 それとほぼ同時に外部と邑を繋ぐ一つの山道が開通し――この邑には天使が現れた。


 幼かった私の心を傷つけ、それでいて私の心を掴んで離さない、奇跡のように美しい紫の髪の金目の少女が。



 * * * * *


「よく、私が話した子供時代のことなんて覚えていたわね」


 その美少女は背中に背負った大量の薬草を下ろし、伏せているヨシュア神官の側に立った。ロウレンティア神殿で私が会った彼女は変わらずそのままの姿で、しかも今の私より年下の姿だった。

 私は、今までに出会ったどの女の子よりも可愛くてきれいな彼女に胸をときめかせた。


「……そのお話を聞いたとき、貴女はお嬢様だったのだと、驚いた印象があったからです」


 痛みの波が引いた少しの間、ヨシュア神官は弱々しく微笑み、その麗しい眷属の少女に答えた。


「そうよ、私、集落唯一の薬店大店の箱入り娘だったんだもの。本当なら貴方みたいな下賤な男となんて話すらしないわよ……今、実家は私の兄の孫が継いでたわ。私が眷属になってからは周囲の印象も良く、店の売り上げはウハウハだったそうよ。私が行ったら、私の像が店前に置いてあって笑っちゃった。みんな、在庫のほとんどの薬草を私に渡したわ」


 つまり、こういうことなのだ。

 この病の真相に詳しいと思われる目の前の彼女に、ヨシュア神官はナトギを使って伝言をチェミナに頼んだようである。行動力のある彼女は伝言を聞くなり、解決法を携えてこの集落へとやって来てくれたのだ。


「貴女がその店を継げばもっと大きくなったでしょうに」

「私もそう思うわ。兄より私の方が賢かったもの。……まあ、本当は私より、はるかに記憶を持つこの病に詳しいババアがいるはずなんだけどね。頭にネがついて最後にアがつくババアがね。何してんのかしらね。役立たずは、さっさとくたばれっての。知っていながら何もしない奴はあたし、だいっきらい。今回の火山の噴火さえ予知できなかったじゃない、あのババア」


 美少女が紡ぐ言葉の汚さに私は仰天した。

 それはヨシュア神官も同じだったらしく、彼も少し目をみはった。


「今回気付いたことがあるの。神殿を離れると、あいつらの呪縛から解き放たれるみたい。気分爽快よ。体力は落ちるけどね」


 ペロリと舌を出し、美少女は背中の荷を隣にいたエッスィルに渡した。


「煎じて飲ませて」

「まさか、眷属である貴女自身が来てくださるとは思いませんでした」

「仕方がないでしょう。誰も疫病の感染を怖がって来ないんだから……本当はもっと早くこれるはずだったのよ。神殿を離れるのに手間取っちゃって。神官たちを言いくるめるのに苦労したの。外に出たのは何年ぶりかしら」


 彼女は言って、ヨシュア神官に近づいた。


「もう……貴方と会えないかと思ったわ」

「……すみません」


 私は彼女の目が薄い膜が張ったように光っているのを見た。


「もう二度と。神殿を出ないで」

「……はい」


 見つめ合う二人を見ながら、私はこの場に居てはいけないような居心地の悪さを感じた。エッスィルと目を合わせると私たちは静かに部屋を出た。


 * * * * *


 彼女が持ってきた薬草を病人に煎じて飲ませたところ、驚くほどの効き目があった。三日後、明らかな改善例の患者を見た私は、早くヨシュア神官に告げたくて、早朝なのにもかかわらず勇んで彼の部屋に飛び込んだ。


「ヨシュアさん! 薬が効いてる! 斑点が消えた子供が……」


 私は言葉を失った。

 寝台の上で紫の髪が上下に揺れていた。

 立ち止まって息を呑む私の前で、彼女はくねらせていた腰を止めると、滑らかな白い背中で私をゆっくりと振り向いた。

 目が合った私に、彼女は獣のごとく輝く金目で艶然と微笑んだ。


「まだ終わってないの。後にして」

「はい……」


 私はただちに回れ右をして部屋を出た。


 彼らが何をしているのかということはもちろんそのころの私には分かっていた。

 彼女はその日、ロウレンティア神殿へと帰ったのであるが、彼女の姿は私の脳裏に焼きついて離れなかった。

 この時の強烈な光景は、その後、思春期へと突入した私を幾度も悩ませた。――



 ―― 一刻後、エッスィルとともに薬の効果を告げるため再び彼のもとを私は訪れた。

 明らかに邑の状態は快方への転帰を見せていた。


「島全土にナトギを使って伝えましょう。マスカダインを食さないように。解毒剤の薬草の種類とともに。チェミナにそうさせます」


 希望に満ちた声で強く述べたエッスィルに、返したヨシュア神官の言葉は意外だった。


「いや。少し待とう。副作用が出るかもしれない」


 私たちは驚いて彼を見返した。


「副作用……そんな。なによりも、とりあえず病人に飲ませた方が良いのでは……」

「エッスィル」


 低く硬い声音に、びくりと私もエッスィルも直立した。


「待て」


 彼のあの目。

 真っ黒の預言者の目。


「一週間、待て」

「……はい」


 強きものに従う羊たちは幸福なのだという。魅力ある指導者に委ねる快楽には誰しもが身を浸しておきたいという思いにかられるだろう。エッスィルと私は彼の指示に抱いた疑問を深く考えずにうちやり、追従の選択をしたのである。


 ――その年、マスカダイン島のアマランス、ヒヤシンス、サンセベリアではマスカダインによる食中毒で多くの人命が喪われた。

 その中で異常なほど被害が少なく、さらには治療法を見出して世に広めたザヤの邑は、奇跡の邑としてその名を世間に知らしめることとなった。

 ネママイアの欠片を持つワノトギが起こした一件については、全土に衝撃を起こした。トギ堕ちをしなかった、すなわち神霊に認められた――否、神霊の怒りを被ったための必然の殺人であった、という事実はマスカダイン島の民の意識を揺るがせた。

 それまで、神霊は恵みを与えてくれこそすれ、自分たちの生活に干渉してくることはなく、恐怖を抱かせる存在ではなかったのである。

 神霊と繋がりが深く、恵みの象徴でもあった慣れ親しんだ果実のマスカダインの裏切りは人々の心に畏怖と不安を植え付けた。

 卑小たるワノトギへの無理強いを第一に放棄したザヤの邑の被害が他とは群を抜いて少なかったこともあり、全ては神霊の御意志だったのだと、ロウレンティア神殿の神官を始め、民に説くコトトキも現れた。

 ザヤの年は「民に怒れる神霊の年」として長く語り続けられることとなったのである。――


 * * * * *


 紫の少女が去ってから数日後、程なくしてザヤの邑に一人のワノトギが来た。彼はユミュールという壮年のコトトキでヨシュア神官と顔見知りのようだった。生真面目な様子で難しい言葉遣いをする彼のことを、私はいかにもコトトキだと思った。

 その日、ヒヤシンス方面からきた死霊憑きがアマランス神殿に向かう途中、このザヤの邑で力尽き、死にかけていたところだった。ヨシュア神官が悪霊退治を引き受ける予定だったのだが、邑に来たその彼が悪霊退治を引き受けたのである。

 彼は平然としていたので私は驚いた。

 いや、多少は辛そうな素振りもあったが、彼は悪霊退治をした後もそのままヨシュア神官のもとへと私の案内で赴いたのである。


「貴方が来てくださって良かった」


 伏せていたヨシュア神官は彼の顔を見るなり、安堵の表情で溜息をつき微笑んだ。


「貴方は……今までよく頑張った」


 ユミュールはヨシュア神官に労いの言葉こそかけたものの、その顔は厳しく強張ったままだった。

 隣にいた私にヨシュア神官が目で合図し、察した私は部屋を出た。

 その後、ユミュールはヨシュア神官に対して長い時間、話していた。神霊や傲慢、などの言葉が聞こえたが、詳細は分からなかった。覚えているのはユミュールが勢いよく部屋を飛び出して行ったことだ。彼が部屋に帽子を忘れたため、ヨシュア神官は私に彼を追いかけるようにと言った。

 私が帽子を持って追いかけた先で、ユミュールは邑人たちに囲まれ賞賛を受けていた。当然のようにそれを受け、難しい受け答えをしている彼を見て、私は正直、面白くなかった。

 邑人たちから彼が解放された後も、私は帽子を持ったまま彼の後をつけるばかりでぐずぐずとしていた。そんな私に彼の方が気付き、声をかけてくれた。


「私の帽子を持って来てくれたのだね」


 私は仏頂面で何も応えずに帽子を渡した。そのまま彼のもとを去らない私にユミュールは優しく尋ねた。


「何か私に言いたいことがあるのかな」


 私は、行き場のないもやもやした想いを彼にぶつけることとなった。


「……昔、一度だけ僕は自分の邑に来たワノトギたちを見たことがあります。ひどく年老いた老人たちでしたが、貴方のように悪霊退治をしても全然平気な様子でした」


 私は彼が悪いわけでもないし(むしろ善人だということは承知していた)、どうにもならないことだと知りながら、それでも言わずにはいられなかったのだ。

 あの気の毒なワノトギたちのために。


「僕から見れば、彼らや貴方のような……レグロ(兎)は……あのひと……アデロ(蝸牛)たちに比べると」


 私はヨシュア神官とともに水天の色の髪をしたバンサーを思い出した。

 悪霊を滅する苦痛と恐怖に耐え切れず、自ら命を絶った哀れなワノトギを。


「……貴方たちは……遊んでいるようなものです」


 ユミュールは驚いたように私を見つめた。私は謝罪しなかった。


「アデロ(蝸牛)のワノトギがあなたたちのようなワノトギを殺してやりたくなる、と言っていました。今、その言葉の意味がわかります……貴方と彼らは全然違う」

「……君は、悪霊を野放しにすると大きな悲劇が起こるのを分かっていて、弱いワノトギならそれを見過ごしても良いと思うのかね」

「貴方は、彼らの悪霊退治を実際に見たことがあるのですか!?」


 私はカッとなり思わず叫んでいた。


「貴方自身がアデロ(蝸牛)なら今のように手当たり次第に引き受けていますか? ……あの人は……それでも引き受けたけど」


 私はヨシュア神官の苦痛を思い出した。


「もし、僕があの人なら……絶対に引き受けない。死んでも御免だ」


 押し黙った私を彼は暫く観察していた。


「君は……彼と一緒にいて、これまでの顛末を見ていたのか」

「この集落にあの人と共に来てから。ずっと側に居ました」

「……そうか」


 彼は沈黙し、何かを考えているようだった。


「……君はこの邑で貴重な経験をしたのだな。……私自身はアデロになりようもないし、彼らの実態がどんなものか知らないから彼らのことを理解出来るはずもないが……しかし、昨今のように彼らのことを軽く見る風潮には私も怒りを覚えている。同じ神霊の欠片を抱く者同士、力の優劣こそあれ、私たちと彼らは同じだ。区別されてはならない。そして、この尊い力は民の為を思ってこそ使うべきだと思っている。本来、この力は尊い行為にこそ使うべきであって、人を傷つける行為であってはならないのだ」

「それは、わかります」


 私は素直に認めた。


「ただ……貴方のようなワノトギが各集落に常に一人居ればいいんだと思います。そうすれば、あの人が酷い目に遭うことは……追い詰められることはなかったのに」


 またもや、ユミュールは私を驚いたように見た。


「君は……」


 そう言ったきり、彼は口をつぐんだ。

 私は彼に失礼なことを言ってしまった手前、どうしようかとあぐねた。早く彼の前から立ち去りたいのだが、機会をはかりかねているうちに、彼が再び口を開いた。


「君はとても霊力が高いようだ。自分でもそう思うだろう」


 そのとおりだったので、私は頷きで返した。


「君のような考えの子は今の世に少ない。君がこの現状を腹ただしく思っているならば、今のままでは何も変わりはしないぞ。彼らのために何かしたければ、自分の思いを世の人々に伝えるために私のようにコトトキになるという道もある。彼らのことを民に伝え、正しく導くのだ。君はコトトキになる気はあるか?」


 私はさらさらそんな気はなかった。


「……私は君のような仲間も必要だとは思っている。私とは反りがあわないがね。暫くこの邑に私はいるだろうから、君が望むなら字を教えてあげてもいい……まあ、君が字を覚えられるなら、の話だが」


 彼は素っ気なく冷ややかに私に言った。私は彼の最後の言葉の響きが癇に障り、失礼します、と勢いよく彼に頭を下げて去った。彼がずっと自分の方を見ているのを感じながら、私はヨシュア神官のもとへ戻った。



 * * * * *



「オルニオ。君は神官になる気はないか?」


 その直後、今度はヨシュア神官が言った言葉に私は驚いた。

 まさか、真逆の二人から同じようなことを言われるとは思わなかったからである。

 言葉を失った私に、ヨシュア神官は苦笑した。


「君は……もしかしたら、ロウレンティア神殿には二度と行きたくない、と思っているかもしれないが」


 私は目を見開いた。


「僕のことを……おぼえて……」


 彼は微笑んだ。

 私は彼が最初から私に気付き、気付かないふりをしていたのだということをその時、やっと知ったのだった。


「どうかな。考えてくれると嬉しい。興味があるなら私がそれなりに手配する」


 彼はそして、若干小声でこう付け加えた。


「ミラルディ様にも会える。……君は、彼女のことが好きなようだから。ミラルディ様も君のような神官は気に入るだろう」


 私は色付いた果実のように真っ赤になってしまった。彼には、私の気持ちをすっかり見透かされていたのだ。


「どうか考えてみて欲しい。私もミラルディ様も君のことを歓迎する」


 ヨシュア神官はそれから二日後、神殿から遣わされた馬に乗ってザヤの邑を去った。


 さて。

 私はその後、彼らのうちのどちらを選んだか。

 もちろん、ヨシュア神官を選んだのである。いや、むしろ紫の髪の少女を選んだというべきか。


 しかしその後、私は神官への道を断念した。

 なぜなら字が覚えられなかったからである。

 読み書きを会得するという偉業を成し遂げた二人に感嘆し、私はその苦行からあっさりと逃げ出した。


 それからは、鍛冶工房に戻り徒弟として修行に明け暮れ、私はあの紫の髪の少女と良く似た女性を探し出すことが人生の第一目標となった。

 結局、私は小柄という点だけが共通点の(いや、むしろまったくあの少女とは似ても似つかぬと言った方がいいかもしれぬ)女を妻とし、それなりに腕のある鍛冶職人として名を挙げた。

 私は人生に後悔はしていない。

 人には適材適所、というものがあるということを嫌というほど彼らから学んだからである。

 今、彼らから同じ質問をされても、私は同じ選択をするだろう。


 辺境の小さい邑で生まれ育ち、住んでいる場所から離れることなく一生を終える私にとって、神殿や神霊、眷属、ワノトギなんてものは遠い存在であり、どうでもいいのである。日々の祈りを捧げようが捧げまいが、明日は来るし、それよりも妻や子供の糊口をしのぐために毎日の仕事をこなす方が私にははるかに重要であった。

 実をいうと、十年前、私が六十を超えたあたりで、器候補にと再びロウレンティア神殿から神官と眷属たちが私のもとへやってきたことがある。

 私は耳が聞こえず、なおかつ呆けたふりをして、金槌を振り回し、彼らを追い返してやった。その思い出は私にとって今ではいい酒の肴である。


 五十年前のザヤの年。あれから時代は変わった。


 ロウレンティア神殿の神霊ネママイアの器が代替わりするなり急死し、神霊ミュナとともにまだ器は見つからずじまいで、ロウレンティアの御神体は三体になってしまった。

 ワノトギは全てロウレンティア神殿の神官が把握、管理するようになり、各地方にワノトギが常在する番屋が置かれた。

 ある一定の水準を満たしたワノトギだけが神殿から称号を与えられ、悪霊を滅する役目を仰せつかい、霊力の低いワノトギや病気、懐妊したワノトギはその役目を免除された。


 人々の信仰対象は今や神霊からワノトギ、いやロウレンティア神殿へと移行しつつある。


 現在、神霊の器候補となる人間は十八歳以上のものに限られるという。

 過去の私のように子供が器候補に選ばれることはもうないだろう。


 私はこの島の歴史を変えるような事件の渦中に確かに居たのだろう。

 しかし今では、私の記憶で唯一鮮明に残り、胸を焦がせ、時折夢にまで見るのは、あの妖艶な紫の髪、金目の少女の裸体だけだ。


 所詮、人間とはそういうものである。












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