ヘラヘラと笑う女の子
春の終わりだった。
大学の学生相談室の窓際で、結城楽々(ゆうきらら)は笑っていた。
「いやー、昨日も切っちゃって。あ、でも浅いですよ? 縫うほどじゃないので安心してください」
そう言って、コンビニの新作スイーツの感想でも話すみたいに腕を隠した。
向かいに座るカウンセラーの女性は、驚いた顔をしなかった。
それが少しだけ、楽々には不満だった。
「……もっと引きません?」
「引いてほしいの?」
「どうだろ。分かんないです」
楽々は笑う。
昔からそうだった。
泣きそうなときほど、笑ってしまう。
楽々は地方の大学に通う一年生だった。
講義にはちゃんと出る。レポートも期限内。バイトも無断欠勤なし。
また、予定さえ合えば、ボランティア活動に参加する。
周囲からは「真面目で優しい子」と言われていた。
けれど家に帰ると、空気が変わる。
父親は機嫌で世界が変わる人だった。
黙っている日は静かな地雷で、怒鳴る日は天気災害みたいなものだった。
母親は疲れ切っていて、いつからか娘を「相談相手」にしていた。
「お父さん、今日も仕事で怒られたみたい」
「お金、本当に厳しい」
「楽々だけはちゃんとしてね」
小学生の頃から、楽々は「子ども」でいる方法が分からなかった。
泣けば面倒を増やす。
怒れば空気が悪くなる。
だから笑う。
中学に入る頃には、胸の奥がずっとざわざわしていた。
家のドアを開ける音。
足音。
ため息。
LINEの通知。
全部に身体が反応する。
何も起きていないのに、常に「何か悪いことが起きる前提」で生きていた。
高校一年の冬、初めて腕を切った。
理由は覚えていない。
たぶん些細なことだった。
母親の「あなたは楽でいいよね」という一言だったかもしれないし、友達との既読無視だったかもしれない。
でも、刃を引いた瞬間、頭の中のノイズが一瞬だけ静かになった。
「うわ、すご」
それが感想だった。
怖いより先に、安心が来た。
それからは、楽々は少しずつ「壊れ方」が上手くなった。
長袖で隠せる場所を選ぶ。
深く切らない。
授業は休まない。
笑顔を作る。
「大丈夫です」を反射で言う。
高校の保健室の先生には、一度だけ言われたことがある。
「あなた、本当にしんどい時ほど明るくなるね」
楽々は笑って答えた。
「サービス精神ですかね」
先生は笑わなかった。
大学に入って一人暮らしを始めると、少し自由になった。
でも、自由は突然、空白になる。
夜。
誰もいない部屋。
静かな天井。
急に、「生きている意味」が分からなくなる。
死にたい、というより。
消えたい、に近かった。
最初から存在していなかったみたいに。
楽々は大量の薬を机に並べた。
市販薬と、飲み残しと、頓服。
スマホでは動画が流れている。
芸人が笑っている。
楽々も笑った。
「やば。人ってこんな時でも普通に笑えるんだ」
その時、スマホが鳴った。
学生相談室のカウンセラーからだった。
『今日、“消えたい感じが強い”って言ってたの気になってる。返信はいらないけど、水だけは飲んでね』
楽々はしばらく画面を見ていた。
たぶん、あの人は「見抜いていた」。
へらへら笑って、冗談みたいに希死念慮を話す理由を。
本当に助けを求めるのが怖い人間は、深刻そうにできない。
拒絶された時に致命傷になるから。
だから最初から、軽く話す。
冗談っぽく。
ネタみたいに。
「大したことない感じ」で。
その方が、安全だから。
楽々は薬を箱に戻した。
代わりにコンビニへ行った。
夜風が冷たかった。
帰り道、橋の上で立ち止まる。
川を見下ろしながら、ふと思う。
「ああ、私、本当はずっと、“誰かに止めてほしい”んだ」
その言葉に、自分で驚いた。
死にたいのではなく。
苦しいまま、一人で放置されるのが怖かったのかもしれない。
次のカウンセリングの日。
楽々はいつもの調子で笑った。
「いやー、ギリ生きてました」
カウンセラーは静かに言った。
「うん。来てくれてよかった」
それだけだった。
励ましも、説教も、過剰な心配もなかった。
でも、その一言だけで。
楽々は少しだけ、泣きそうになった。
六月の雨は、中途半端だった。
傘がいるほどではないのに、空気全部が濡れている。
楽々は駅前の精神科クリニックへ向かいながら、スマホの予定表を何度もスクロールしていた。
月曜、講義四コマ。
空き時間にレポート。
夕方からバイト。
火曜、学生ボランティア。
空き時間に友達と課題。
夜は別のシフト。
水曜、実習説明会。
カウンセリング。
その後オンラインミーティング。
画面は予定で埋まっていた。
隙間がない。
隙間があると、不安になるから。
待合室で番号を呼ばれる。
診察室に入ると、主治医はカルテを見ながら言った。
「最近どうですか」
楽々は反射で笑った。
「元気です。めちゃくちゃ忙しいですけど」
「寝れてる?」
「……まあ、ほどほどに」
「何時間くらい?」
「三、四時間?」
「それを“ほどほど”って言う人はだいたい危ないんだよね」
楽々は少し笑った。
「いやでも、動いてないと不安になるので」
主治医はペンを置いた。
「“何が”不安?」
その質問に、楽々は一瞬だけ黙る。
診察室のエアコンの音がやけに大きかった。
「……役に立ってない自分、ですかね」
言った瞬間、自分でも変な感じがした。
そんなこと、考えないようにしていたから。
高校の頃からそうだった。
生徒会。委員会。ボランティア。勉強。
予定が埋まっていると安心した。
誰かに必要とされている感じがした。
逆に、予定のない休日は怖かった。
朝起きて、何もしない時間。
急に、自分が空っぽになる。
小さい頃、家では「手のかからない子」でいることが評価だった。
母親が泣いている時は話を聞く。
父親が怒っている時は空気を読む。
問題を起こさない。
迷惑をかけない。
「楽々はいい子だね」
その言葉が欲しかった。
だから、“役に立つこと”が存在理由になった。
主治医が静かに聞く。
「何もしない自分には価値がない感じ?」
楽々は笑った。
「うわ、重」
「否定はしないんだ」
「……まあ」
視線を落とす。
左腕の古い傷跡が、薄く白く残っていた。
最近は切っていない。
でも、その代わりみたいに予定を詰め込んでいた。
動いていれば、不安を感じなくて済むから。
疲労で頭がぼんやりしている方が、余計なことを考えないで済む。
「この前、バイト後に過呼吸っぽくなりました」
「いつから?」
「覚えてないです。なんか最近ずっと息浅い感じで」
「食事は?」
「忘れてることあります」
「希死念慮は?」
楽々は少しだけ口角を上げた。
「ゼロではないです」
「“消えたい”感じ?」
「……はい」
主治医は少し間を置いた。
「楽々さん、“頑張れなくなること”をかなり怖がってるよね」
その言葉に、心臓が跳ねた。
頑張れなくなったら。
大学へ行けなくなったら。
バイトを休んだら。
返信が返せなくなったら。
きっと見捨てられる。
役に立たない人間は、置いていかれる。
そんな感覚が、ずっと身体の奥にある。
理屈ではなく、もっと古い恐怖として。
「休む練習、必要かもしれないね」
主治医が言う。
楽々は苦笑した。
「それ、一番苦手です」
「知ってる」
「休んだら、終わる気がするんですよ」
「何が?」
楽々は答えられなかった。
人間関係か。
存在価値か。
自分自身か。
たぶん全部だった。
診察が終わり、待合室へ戻る。
会計を待ちながら、スマホを開く。
バイト先のグループLINE。
大学の課題連絡。
ボランティアのシフト調整。
通知が並ぶ。
それを見て、少し安心する自分がいる。
まだ必要とされている。
まだ、消えていない。
でもその時、不意に主治医の言葉を思い出した。
「何もしない時間に耐えられない人は、“疲れている”というより、“安心できてない”ことが多いよ」
楽々はスマホの画面を消した。
待合室の窓の外では、雨が少し強くなっていた。
夜十一時過ぎだった。
楽々は大学のレポートを書きながら、イヤホンで音楽を流していた。
静かな部屋。
冷えた麦茶。
パソコンの光。
今日は比較的、落ち着いている方だった。
バイトも問題なく終わったし、カウンセラーにも「少し疲れてる顔してるけど、前より無理のサインに気づけてる」と言われた。
だから少しだけ、「普通」に近づけている気がしていた。
スマホが震える。
通知欄に表示された名前を見た瞬間、呼吸が止まった。
父。
その文字だけで、身体が固まる。
しばらく画面を見つめる。
既読をつけたくない。
でも無視したら怒るかもしれない。
指先が冷える。
結局、震える指で開いた。
『お前、最近全然連絡しないな』
それだけ。
たった一文。
なのに、楽々の心臓は激しく鳴り始める。
次の瞬間には、頭の中で過去の声が一斉に蘇っていた。
「誰のおかげで飯食えてると思ってる」
「お前は甘い」
「泣くな、面倒くさい」
「なんでこんなこともできない」
怒鳴り声。
ドアを叩く音。
食器の割れる音。
母親の泣き声。
身体が、“今”ではなくなる。
楽々はスマホを伏せた。
でも数秒後、また通知が来る。
『既読ついてるよな?』
喉が締まる。
息が浅い。
部屋は静かなはずなのに、世界全部がうるさい。
——返さなきゃ。
——でも怖い。
——無視したら怒る。
——怒らせたくない。
——でも嫌だ。
思考がぐちゃぐちゃになる。
楽々は、とっさに笑った。
「うわ、最悪」
誰もいない部屋で、乾いた声が出る。
昔からそうだった。
怖い時ほど、冗談みたいに振る舞う。
本気で怯えていると認めた瞬間、自分が壊れそうだから。
返信欄を開く。
『ごめん、大学忙しくて!』
明るい文面。
絵文字までつける。
送信。
送った瞬間、吐き気がした。
すぐ既読がつく。
『言い訳ばっかだな』
視界がぐらりと揺れた。
その瞬間、楽々は立ち上がっていた。
呼吸がうまくできない。
胸が苦しい。
頭の中で「逃げたい」が暴れている。
気づけば洗面所にいた。
鏡の前。
荒い呼吸。
震える手。
「大丈夫、大丈夫」
そう言いながら、全然大丈夫じゃない。
スマホがまた鳴る。
通知音だけで肩が跳ねる。
もう内容を見る勇気がない。
でも見ないともっと怖い。
楽々は床に座り込んだ。
視界がぼやける。
涙が出ているのに、自分では実感がない。
ただ身体だけが限界になっていた。
そのまま、衝動的に引き出しを開ける。
カッター。
指が触れる。
頭の奥で、妙に冷静な声がする。
——切れば落ち着く。
——少しだけなら。
——深くしなければ大丈夫。
それはもう、「選択」というより反射だった。
長年繰り返してきた鎮静方法。
けれど、その時。
スマホに別の通知が入る。
学生相談室の予約確認メールだった。
『明日15:30 面談予定』
それを見た瞬間、楽々の手が止まった。
明日。
話せる場所がある。
完全に一人じゃない。
たったそれだけのことで、ギリギリ踏みとどまる。
楽々はカッターを戻した。
代わりに床へ崩れる。
息がうまく吸えないまま、膝を抱える。
「……なんで、こんなんで」
かすれた声が漏れる。
たった一通のLINE。
ただそれだけで、日常が全部壊される。
自分でも理解できないくらい、身体が反応する。
でも、本当は。
怖かったのは“今の父親”だけじゃない。
ずっと昔、家の中で感じ続けた恐怖が、身体の奥に残り続けている。
だからもう、安全圏にいるはずなのに。
通知一つで、あの頃に引き戻される。
しばらくして、楽々は震える手でスマホの電源を落とした。
静かになった部屋で、ようやく少しだけ呼吸が戻る。
けれど胸の奥には、重い疲労だけが残っていた。
まるで、「生き延びる」だけで一日分の体力を使い切ったみたいに。
翌日。
楽々は学生相談室の前で、十分くらい立ち尽くしていた。
入るだけ。
ただ入るだけなのに、身体が動かない。
昨夜はほとんど眠れなかった。
父親からの通知が怖くてスマホの電源を切ったまま、布団の中で朝まで浅い呼吸を繰り返していた。
朝起きた時には、もう全部キャンセルして消えたかった。
大学も。
人間関係も。
自分自身も。
けれど結局、ここに来ている。
逃げきれなかったというより、完全に一人になるのが怖かった。
コンコン、と弱くノックする。
「どうぞ」
カウンセラーの声。
楽々は扉を開けた。
「こんにちはー」
いつもの調子で笑おうとした。
でも、声がうまく出なかった。
カウンセラーは楽々の顔を見るなり、少し表情を変えた。
「……かなりしんどそうだね」
その瞬間。
何かが切れた。
楽々は椅子に座る前に、ぐしゃりと顔を歪めた。
呼吸が乱れる。
「あ、やば」
笑おうとした声が、そのまま嗚咽に変わる。
「ちょ、待って、違うんです、あの」
涙が止まらない。
自分でも意味が分からなかった。
今までだってもっと酷いことはあった。
父親から怒鳴られたことも、否定されたことも、無視されたことも。
なのに。
昨日のLINEだけで、限界になった。
「……怖かった」
かすれた声が漏れる。
「連絡来ただけなのに……なんか、もう、全部ダメになって」
呼吸がうまく繋がらない。
胸が痛い。
頭もぐちゃぐちゃだった。
「返事しなきゃって思って……でも嫌で……怒られるの怖くて……」
涙で言葉が途切れる。
「私、もう家出てるのに……なんでこんな怖いのか分かんなくて……」
カウンセラーは急かさなかった。
ただ静かにそこにいた。
楽々は膝を抱えるみたいに身体を縮めた。
「私、変ですよね」
「どうしてそう思うの?」
「普通、LINE一通でこんなんならないじゃないですか」
笑おうとした。
でも失敗した。
口元が歪んで、また涙が落ちる。
「ずっと、“大丈夫なふり”してたんです」
ぽつり、と楽々が言う。
「へらへらしてた方が楽だから」
深刻そうにすると、本当に壊れてるって認めるみたいで怖かった。
だから冗談っぽく話す。
希死念慮も。
自傷も。
全部。
軽く言えば、拒絶されても傷が浅い気がしたから。
「でも昨日、なんか……無理で」
声が震える。
「もう頑張れないかもしれないって思ったら、すごい怖くて」
その言葉を聞いて、カウンセラーが静かに尋ねた。
「頑張れなくなったら、どうなると思ってる?」
楽々は答えられなかった。
でも頭の中には、ずっと同じ感覚がある。
役に立たない人間は、愛されない。
迷惑をかける人間は、捨てられる。
それは理屈じゃなく、ずっと昔から身体に刻まれている感覚だった。
「……疲れた」
楽々が小さく言う。
「もう、ずっと怖い」
涙が止まらなかった。
こんなふうに人前で泣くのはいつぶりだろう。
泣いたら面倒を増やすと思っていた。
泣いたら誰かを困らせると思っていた。
だからずっと、一人で飲み込んできた。
カウンセラーはティッシュ箱をそっと近づけた。
「楽々さん、“平気な顔をして生き延びる”のを、かなり長い間やってきたんだと思う」
その言葉に、楽々は俯いた。
「……分かんないです」
「分からなくなるくらい、当たり前になってたのかもしれないね」
部屋は静かだった。
外では学生たちの笑い声が聞こえる。
普通の日常。
でもその部屋の中だけ、時間がゆっくりだった。
しばらく泣いたあと、楽々はぼそっと言った。
「こんなに泣く予定じゃなかったんですけど」
カウンセラーが少しだけ笑う。
「予定外、たまにはいいんじゃない」
楽々は涙でぐしゃぐしゃの顔のまま、少しだけ息を吐いた。
その瞬間だけ。
ずっと強張っていた身体から、ほんの少し力が抜けた。
春だった。
大学のキャンパスでは、新入生らしい子たちが地図を片手に歩いている。
去年の今頃、楽々もあんな顔をしていた気がする。
必死で。空回りして。笑って。壊れかけながら。
「楽々先輩、これ提出ここで合ってます?」
「あ、それで大丈夫だよ」
学生ボランティアの後輩に答えながら、楽々は資料を整える。
少し前の自分なら、頼られるたびに無理をしていた。
断れなかった。
期待に応えなきゃと思っていた。
でも今は違う。
「ごめん、それ今日は手伝えない」
「今週ちょっと余裕なくて」
そう言える日が増えた。
最初は怖かった。
断ったら嫌われると思っていたから。
でも実際には、「了解です!」と返ってくることの方が多かった。
世界は、思っていたよりすぐには壊れなかった。
精神科への通院は続いている。
薬もまだ飲んでいる。
希死念慮が完全になくなったわけではない。
疲れた夜には、「消えたい」が顔を出すこともある。
でも。
前みたいに、一人で抱え込んで沈んでいく感じではなくなった。
「最近どう?」
診察室で主治医が聞く。
楽々は少し考えてから笑った。
「……まあ、生きるの下手なのは相変わらずです」
「でも前より、“限界になる前”に休めるようになったよね」
「それは、まあ」
苦笑する。
以前の楽々なら、熱があっても予定を詰め込んでいた。
今は、ちゃんと休む。
怖くても。
罪悪感があっても。
「休んでも終わらない」を、少しずつ覚えてきた。
父親とは距離を置いた。
連絡先も、一時的にミュートにしている。
最初は罪悪感で吐きそうだった。
でもカウンセラーに言われた。
「“耐え続けること”だけが優しさじゃないよ」
その言葉は、長い間楽々の中に残っている。
カウンセリングの帰り道。
楽々はコンビニでアイスを買った。
風が暖かい。
橋の上で立ち止まる。
一年前、ここで「消えたい」と思っていたことを思い出す。
あの頃は、生きることが罰みたいだった。
でも今は。
苦しい日もある。
不安定な日もある。
泣く日もある。
それでも、「明日」が完全な絶望ではなくなった。
スマホが鳴る。
画面を見る。
学生相談室のカウンセラーからだった。
『実習、無理しすぎないようにね』
楽々は少し笑う。
『やばそうになったらちゃんと相談します』
送信してから、空を見上げた。
青空だった。
楽々は最近、少しだけ気づいている。
「役に立つから愛される」のではなく。
ただ存在しているだけで、気にかけてくれる人がいることを。
それはまだ、完全には信じきれない。
でも昔よりは、少しだけ信じてみたいと思える。
春風が吹く。
遠くで電車が走る音がした。
楽々はアイスの袋を揺らしながら、ゆっくり歩き出す。
生きることは、相変わらず難しい。
それでも。
前よりほんの少しだけ、自分の人生を続けてみたいと思っていた。




