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【白百合 王子と白百合 皇とリズ(と異世界生活)】〜to be continued

作者: 黒瀧 シュン

「…」

不思議だ…あんなに自分が死んだことを認められずにいたのに今ははっきりと“死んだ”と自覚している…。

──今僕は富士山の写真を見ている…

ただそれだけで生ならぬ死を実感しているのだ…

僕の生前、富士山で何かがあったのは間違い無い。


因みに僕の世界での富士山は、日本一高い山で、魔物から逃げる為、日本一人間が多く住んでいた山でもある。

僕と富士山…接点に心当たりが無い。

皇『ぱっくん♪ぱっくん♪ぱっくんと☆』

「ふ…」

思い出せる接点と言えばこれくらいだが、これももう随分前になるんだな…


「リス…」

…あいつは死んだ。僕も死んだ。…あいつが死んだ時、あれ程取り乱した僕が自分の死を直視出来るのだろうか?

「リズ…」

呪うように名前を呟く。…だって今の僕は呪われている。

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