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自殺遊園地  作者: 峯岸
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「どのみち死ぬなら、折角なのでその死を価値あるものにしよう」


それが自殺遊園地のキャッチコピーである。

死を軽く扱うからこそ、自殺遊園地を使っての自殺はあまり同情されない。それ故、だからこそ利用者も世間に気を使うことなく、利用できるのであった。




ちなみに一番人気がないアトラクションはノコギリジェットコースターである。

ジェットコースターのスピードを利用して、天井に取り付けられた電動ノコギリに突っ込んで脳天がまっぷたつになる仕掛けである。

血しぶきが凄く、死にザマが派手になることから、勇気ある異端者しか使わない。



その施設で働く者も基本的に異端である。

サイコパス気質の職員の存在性なのか、サディストにとって自殺遊園地の職員はあこがれの職業なのか、この遊園地の存在がサディストに一定の抑止力を与えているのか、とにかくサイコパスな殺人事件が減っている。

これは国としては喜ばしい現象である。




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