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はじめに
時代小説を書くに辺り、様々な困る点が出てきます。
どんな暮らしぶりをしていたのか、何が食べられ、どんな風俗、文化、物質、生き物、気候はどうだったのか?どんな宗教観で……。
考えれば考えるほど限りがありませんが、全て想像で書くわけにもいかずある程度、矛盾が生じないだけの考証が必要です。
そこで防備録を兼ね、もしくは何かの参考になればと思い、別作品として書く事にしました。
その内に宦官などもこちらに移すかもしれません。移さないかもしれません。
ま、その辺はおいおい考えるとして、取り合えず初回は武具、武器に非常に多大な影響を与えた「鉄」について考えていきたいと思います。