第6話「窓のカギはかけたかしら?」
んー、短いですねー・・・
まぁ、今に始まったことじゃないですけどね(笑)
「・・・ん」
「目は覚めた?」
俺が目を開けると香坂の顔が目の前にあった。
「・・・」
「どうかしたかしら?」
「これはいわゆる?」
「膝枕ね」
「・・・」
無言で起き上がる俺。
「あら、もう少し寝ててもいいのよ?」
「羞恥心くらいちゃんと持ち合わせてるんだよ」
意識がない間ならともかく、意識があってはさすがに・・・
というか、なんで俺は寝てたんだ?
「それじゃあそろそろ行きましょうか?」
「は?今、0時回ったとこだぞ?」
「そうよ?だから早めに仮眠を取ったんじゃない」
「なるほど・・・」
どおりで飯も風呂も早かったわけだ。
「それじゃ着替たいんだけど?」
「あぁ」
ちゃんと出るよそりゃ。
香坂の着替えが終わり俺も着替えを終え荷物を持ち家に鍵をかけた。
「よし、準備完了」
「ガスの元栓は閉めたかしら?」
「・・・え?」
「確認してないの?」
・・・。
「大丈夫だったぞ」
「そう、それはよかったわ」
「そんじゃ、気を取り直して・・・」
「窓のカギはかけたかしら?」
「・・・」
この後、水道、トイレの電気ついでに荷物の確認をしたら財布を忘れてた。
「そういえばどうやって移動すんだ?電車じゃもう終電近いぞ?」
「それなら心配いらないわ」
「?」
おもむろに、何かにかけてある布を掴み剥いだ。
「おお!」
「どう?」
そこにあったのは、こうなんというか、でかいバイク!
バイクには詳しくないから名前とか知らないけど!!
と、それの横にあるサイドカー。
「こいつで移動すんのか?」
「そうよ」
「でも、俺運転できねぇぞ?」
「私がするからいいわよ」
「え、できんの?」
「問題ないわ」
「・・・わかった」
「不満そうね?」
「男として運転してもらうってのはなんとなく恰好つかねぇだろ?」
「あら男女平等が今の主流よ?」
「最近はどうだか怪しいけどな~」
特に意味はないがね。
「それじゃ着替えてくるわね」
「もう着替えただろう?」
「バイクの時はライダースーツに決まってるじゃない」
「なら先に着替えろよ・・・」
「サプライズよ」
「わかったわかった、早く着替えてこい」
「えぇ」
着替えを待つこと10分。
「待たせたわね」
「・・・」
「何かしら?」
「・・・なんか卑猥」
「そういう風に見る方が問題なのよ」
いや、これは作為を感じずにはいられないだろ・・・。
「さ、ようやく出発ね」
「おう」
こうして、ようやく『契魔学会』とやらに向かって俺は動き出した。
なんかだんだん香坂さんのキャラクターがわからなくなって来ました・・・
それと、全く関係ないんですがほかの話の案が出てきたので少し書いてみてるんですが・・・
完璧なコメディなんですけど、見てやってもいいぞという方とかいらっしゃいますかね?
誤字脱字、読みにくいや一つもまともに書けてねぇんだから諦めろ等ありましたら仰ってください。
感想などもくれるとうれしいです!!




