スキルテスト 別視点
俺の名はジャグだ。見ての通り騎士だ。どうだ凄いだろう。今日は、スキルテストとやらの審査官を務める。
「先輩、来ましたよー」
スキルテストの審査会場へと到着した俺は、先輩へ報告を済ませる。まぁ先輩より俺の方が強いのだが。俺はたぶん世界1強い剣士だろう。
「おージャグ 来たか。今日はスキルテストだ、お前にはエクスラボの審査をしてもらう」
は?なんで世界最強の俺をあんな最下級の屑どもの担当にするんだ?
「先輩なんでですか?」
「なんでって この前冒険に行った時も何の活躍もしずに逃げ越しだったじゃろ、当たり前だろう」
あの時は調子が悪かったのだ。調子が悪い日を例に出されても困る。しょうがないやるしかないが、怒りは収まらない。
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「おい、屑ども並べ」
くそ奴隷の阿保どもは礼儀すら知らねぇ屑どもだ。
「エクスラボの屑たち聞いてんのか?おい!」
チっ 舌打ちしてもまだイライラする。
「おい次!」
どいつもこいつもほんとにイラつく。エクスラボのやつらは当然ほぼ不合格だ。
「次のやつ来い。」
「はい 受験番号 1590 グリアートです。」
どうせ不合格だ名前なんてどうでもいい。
「おい屑野郎早く魂力だせ」
不合格にチェックを入れた次の瞬間
バァーーーーン
大きな音とともに測定器の破片が散らばった。
測定値は”99999≧ error 測定不能”
昔魔王を倒したプシャントっていう勇者の魂力は8000と言われている。それを優に越す結果だ。こいつ、奴隷のくせに... そうだ、こいつら無知だから不合格って言えば帰るかww
「今のは無効とする。もう不合格だから帰れ」
そこへ先輩が来た。
「おい...お前ほんとろくでなしだな、グリアート お前は合格だ、ジャグ、お前は首だ」
え?俺はこの奴隷の屑を追い返してやったんだぞ、弱いくせに先輩ずらしあがって、俺は刀を抜いた。
「塗りつぶせ、ホワイトパワー」
俺は魂力を発動した。
「お前、見苦しいぞ、魂力まで発動するとは大人げない」
俺の力に対し魂力を発動しないとはなめあがってこの野郎 本気を見せてやる。
「行くぞ光神撃!」
俺は先輩を一刀両断...できなかった
「弱いな」
キンッ
金属音が響き、ジャグは後頭部を刀の腹で殴られた。
ジャグは静かに意識を失った
いやーほんと暑いです、昨日 冷感スプレーとやらを買いましたが、寒がりの僕にとっては冷たすぎたため友達にあげました。友達はちょうどいいと言っていますが、僕の感覚がおかしいのでしょうか