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あれから3日が経って


 あれから3日が過ぎた。

それまでの間に何をやっていたかと聞かれると、そのうちのほとんどが修業だった。修業の内容は変化してきていて、1日たったあたりで遠距離への対処が加わり、その次の日には対近距離も教わった。魔法陣の作成も少しだけ行い新しい攻撃手段を覚えることができた。

ここまで頑張ってきたのは師匠という目標があったこと、それと近いうちにイベントがあるっていうのを聞いていたのが大きい。そしてそのイベントが行われる日が2日後にあることが運営からの発表で分かった。内容については把握していた通り、狩った獲物の珍しさや大きさ、数から勝負が決まるというものらしい。4人までならパーティを組んで構わないらしいので、俺たちはパーティで申請しておいた。

もちろん俺たちは1位を目指すつもりだ。そのために他の人なら武器防具を鍛えるところを、腕前を鍛えて実力で勝ちに行くつもりだし、武器防具についてもあの人たちの作品だから品質については負ける気はしない。

今日は明後日の狩猟祭と明日の朱雀様との再戦に備えて、どれだけ強くなったかをフィールド散策で確認しようっていう日にする予定だ。


 「お兄ちゃんは準備大丈夫?」

 「もちろん。そういうフィアは大丈夫なのか?」

 「大丈夫だよ!それじゃあ南の森にレッツゴー!」


********


 到着!やっぱり南は空いてるのな。ちょっと悲しいけど、まだここは誰にも突破されてないっぽいから突破第一号目指して頑張りますか!


 「それで、前回と同じくサーチ&デストロイでいいんだよね?」

 「もちろんだ。特に今回は蜂の群れにも手を出そうかと思っている」

 「えー……なんで?」

 「そりゃああのときからの成長を確認するためだ。そうじゃなきゃ俺も手を出そうとは思わないし……」

 「なるほどね!それなら納得。じゃあさっそく敵を探しに行きますか!」

 「りょーかい」


 とはいっても適当に歩いてれば敵に当たるのがこのフィールド。というわけで、早速お出ましのようだ。


 「敵確認。ターゲットは鳥のほうで2体」

 「りょーかい!というかそのしゃべり方何?」

 「いやぁ、こういう時こんな感じでしゃべったほうが雰囲気出るでしょ?」

 「まぁそりゃあそうだけどさ……来るよ!」

 「分かってるっ!」


 さっそく突っ込んできたサウスバードを鉄球を使い左に受け流す。状況的には、受け流したサウスバードと前にいるサウスバードで挟み撃ちになっていて、立ち回りの改善が必要っぽいな。っと!まぁ突っ込むしか能のない鳥に負けるわけないんだけどさ!


 「魔法陣展開!魔法行くよ!」

 「りょーかい!」


 起動!エンハンススピード!

この魔法は試行錯誤の結果できた魔法で、普通に覚えられるバフ魔法と違い複数人にかけられるようになっている。これを俺とフィアにかけてから戦闘に入りたかったんだけどなぁ……

まぁ課題点が見つかるのはいいことだと割り切ろうか。おっと、最初に攻撃してきたほうが体制を立て直したみたいだ。ならばこっちはっと。


 「フィア!先に攻撃はもらうな!」

 「りょーかい!」


 許可も出たことだし攻撃していきますか!右のモーニングスターを思いっきり叩きつける。サウスバードはそれをよけようと左をむいた。ならば、右を回収して、左のモーニングスターを思いっきり内側に薙ぎ払うっ!

よしっ!当たったな。3割削ったか。ならば追い打ちをかけるまで!魔導陣起動!ギャラクシーレオ!発動と同時に、巨大な光の獅子がサウスバードの翼から駆け出していく。サウスバードは慌てて逃げようとするが、その先にはモーニングスターが追撃しているんだよなぁ!結果かわし切れずにサウスバードにヒット!そしてふらついてるところに帰ってきた獅子の一撃でフィニッシュ!

よしっ!完璧だな!フィアのほうはどうなったっと……大丈夫そうだな。

それから1分もしないうちにフィアのほうの戦闘も終わり、俺たちは次の獲物を探しに歩き始めた。


 「さっきの戦闘はどうだった?」

 「俺的にはいくつか改善点が見つかったよ。そっちは?」

 「私も同じ感じ……悔しいからちょっとここで特訓がてら狩りしない?」

 「それはいいけど、明日分の体力を残しとけよ」

 「りょーかい!」

ストックが付きました……

なのでここから更新頻度がまちまちになると思います……

まぁイベントの話も近いし書くペースも上がると思うので逆に早くなるかも?

次回をお楽しみに!

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