登場人物名鑑⑩ラティブの人々
《用語説明》
年齢(享年):物語終了時点(2019年8月)での年齢です。
登場作品:番号と作品の対応は以下の通りです。
①想い紡ぐ旅人 ②あの夏の日に ③漆黒の昔方 ④少女の味方
⑤異国六景 ⑥還る、トコロ ⑦まくあいのこと。⑧天上の彼方
キャッチフレーズ:作品を書く際、実は登場人物のイメージカラーを決めたり、
キャッチコピーをつけたりしていました。それを紹介したものです。
ジョブ:RPGっぽくしたときの役割。これもキャッチフレーズ同様、本人の
立ち位置を決める参考にしていました。
FP:フェルティガの最大保有量。元々考えていた訳ではなく、今回これを作る
に当たり、強さのバロメーターとして考えてみました。
フェルティガを使用できる最低ラインが100。
普通のフェルティガエが1000前後。
強いと言われるレベルは2000超え。
フィラ三家の直系やウルスラ王家は通常3000以上。
これを基準に見てもらえれば、と思います。
習得技能:現在使える能力。元々持っていた能力には★印がついています。何
もついていないのは訓練によって身に付けた能力です。
固有技能:本人しか使えない能力です。
●モンス
年齢:52歳(1967年生まれ)
登場作品:④
キャッチフレーズ:なし
ジョブ:なし
FP:なし
習得技能:なし
固有技能:なし
特記事項:ラティブの領主
「少女の味方」で登場した、それなりに実力のある武闘派の大将です。レッカほどではありませんが頭も回りますし、ホムラほどではありませんがカリスマ性もあります。
「少女の味方」後は、ラティブを少しずつまとめていきました。ソータのラティブの旅を助け、またソータから手を借りることもあったかと思います。
●ルフト
享年:50歳(1952年-2002年)
登場作品:④
キャッチフレーズ:なし
ジョブ:なし
FP:なし
習得技能:なし
固有技能:なし
特記事項:ラティブの元領主
彼の人生については「少女の味方」で述べられているので……いいかな。
妻を失った淋しさ、そして双子の姉妹に対する邪な思いに闇がとり憑き、自分を見失ってしまった人です。
囚われた後はギャレットと同じく、自我を失ったままモンスの管理下に置かれました。モンスとしては、「もう民に悪影響を及ぼすこともないし殺す必要はないだろう」と考えていたのですが、民の中にはそのことに不満を抱く者が多く、なかなかうまくいきませんでした。
そのため、二ヶ月後に領主屋敷跡地にて公開処刑されました。
●ベラ
享年:35歳(1967年-2002年)
登場作品:④
キャッチフレーズ:なし
ジョブ:なし
FP:1200
習得技能:★隠蔽
固有技能:なし
特記事項:ヤハトラの巫女と九代目ヒコヤの子孫。レジェルとミジェルの母。
あまり強いフェルティガエではありませんが、巫女の子孫なのでジャスラの涙の力を借りることができました。その力でソータの存在を知り、そしてずっとレジェルを匿っていました。
隠蔽が使える以上、他の幻惑系も使えたはずですが、「訓練して技を磨く」という概念はありませんでしたので、唯一使えるこの力でずっと身を潜めていました。
……今度生まれ変わった時には、気持ちよく晴れたジャスラの空の下、幸せな人生を送ってくれるといいんですけどね……。
●巫女の妹
享年:不明
登場作品:④(ネイアの過去視)
キャッチフレーズ:なし
ジョブ:なし
FP:1500ぐらい
習得技能:なし
固有技能:★過去視
特記事項:ヤハトラの巫女の妹
名前は出ていませんが、話としては結構重要な人なので入れてみました。
まぁ……あれですね。地元の有力者の娘がヨソ者の若い男と知り合って駆け落ちしました、みたいな……そんな感じですかね。男が死んでしまうと結局は生きていけない、という……。
ちなみに「漆黒の昔方」でネイアが隠蔽の説明をした際、「わらわが使者を出すときに用いている」と言っていましたが、それはこの巫女の妹が行方不明になった事件があったからなんです。
こんなことが二度と起こらぬように、と基本、ヤハトラでは姿を隠してフェルティガエを使いに出すようになりました。
●崖の下の娘
享年:不明
登場作品:④(ネイアの過去視)
キャッチフレーズ:なし
ジョブ:なし
FP:1000ぐらい
習得技能:★過去視
固有技能:なし
特記事項:ヤハトラの巫女の姪
「禁忌」を引き起こした張本人です。巫女の傍系の子孫ですので、あまり強い力は持っていません。ただしジャスラの涙の力をレンタルできますので、フェルティガが発現した際、リュウノスケを自分のフィールドに引き込み、望みを叶えてしまいました。
いわゆる幻惑なんですが、本人が持っていたというよりもジャスラの涙の力のその部分を拝借した、と考えた方がいいかもしれません。彼女の子孫が基本的にこの幻惑系の力を持っているのは、このことに起因しています(ミジェルは闇の干渉もあり、かなりイレギュラーな存在)。
今回は④「少女の味方」にしか登場していない超ワキ役の人達なので
「え、誰?」
という感じだったかもしれませんね。(しかも現在も生きている人はたった1人、という……)
覚えてくださってる方はいらっしゃったのでしょうか……。
閲覧いただき、ありがとうございます。