もう希望は持たない
疲れた・・・
翌朝・・・
『限界突破しました』
俺はその声で目がさめた。
何なんだろう。
まだ日が少し昇ってきたくらいだから、4~5時くらいだろう。
不思議に思ってると・・・
ああ、そうゆうことか。
男子の生理現象。
朝○。
・・・所謂、『すごく・・・大きいです・・・』
の状況になっている。
要は、
『俺のマイサンが限界突破しました。』
ってことさ。
・・・
使わないのにね・・・
あれ?称号が増えてる?
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カケル・カンバラ
称号:異世界より来たる者 ぽちゃお 解き放たれし魂の保持者 股間のマグナムが火を噴くぜ
以下略
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余計なおせわだ!てか名前アウトだろ!
はぁ・・・無駄につかれたな。
二度寝しよう。
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「おお、おきたかカケル」
「ん?ああ、おはよう疾風」
「さっき先生がきてさ。部屋の全員がおきたら昨日召喚されてから、部屋に来る途中にあった食堂まで来てくれだってさ。詳しい説明があるらしい
「イザナは?」
「トイレと、ついでに先に行ってるってさ。ちょうど今行ったところだから、今いけば途中で合流できると思う」
「よし、じゃあいくか。」
そういって俺達は部屋を少し片付け、部屋をでる。ちなみに、基本的には室内では靴を脱いでいるので、出かけるときは靴を履かなければならない。それくらい普通じゃ?とおもうかもしれないが
・・・・・・
それが普通だ。俺はデブなので、暑がりやさんなのだ。靴下は、昨日のままのを履く。着替えとかはもちろんない。少々くさいが、俺は足に汗がかきにくい方なのでそこまで問題はない(と思いたい)。
通り道には、そこそこの人がいた。俺達はどんなことを言われるのかなー、などと話ながら廊下を歩く。そして、朝のトイレラッシュを終えて、無事帰還したイザナを回収して、食堂へ向かう。イケメン2人におまけ一人が、食堂へ向かう。見る人によってはとてもシュールな光景だろう。
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食堂に着いたそこにはすでに600人くらいがいて、先生や兵士さん達の指示を受けて、席に付いているようだ。おっと、ここからはクラス別っぽいな。イザナとハヤテに別れを告げ、先生の指示に従い、自分の席に座る
しばらくすると、さっきまで騒がしかった食堂が、シンと静まり返っている。
・・・お、昨日のお姫様らしき人が出てきた。青色の長い髪に、縦?ロールをを加えてある。碧色の、吸い込まれそうなほど美しい眼。まるで、作り物のようだ。・・・身長が150cmと低いから、動かなかったら人形だと言われても、納得するかもしれない。
「それでは、まず勇者様方をお呼びしたことの謝罪と、召喚した理由をお話しします。まず、この世界、は、大雑把に言って、3つの世界に別れています。人間界、魔界、獣人界にわかれていて、人間界には人間、妖精、魔物ともモンスターとも呼ばれている生物、亜人と呼ばれる、獣人、エルフ、ドワーフなどがいます。魔界には、魔族、ダークエルフ、モンスター、闇妖精などがいると言われています。獣人界については、貿易がさかんな国が多いので、今言った種族のほぼすべてが居る、といっても過言ではありません。そして・・・」
その後も説明は続いた。
俺は話をながく聞いてると、集中力が切れるのだ。
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「そして、最後に、『真の勇者』についてお話しします」
おお、もう最後か。何で召喚されたかきけなかったな。後で誰かに聞こう。
「真の勇者とは、ある特別なスキルと称号を持ちステータスに最大の補正が掛かってている勇者様のことをいいます」
特別なスキルと称号ね・・・
「そのスキルとは、『限界突破』です」
!?
これ・・・まさか俺!?
いや、でもステータスに最大の補正が掛かっててない。
まさか、いや、でもそんな・・・
俺・・・なのか?
うん、これきっと勘違いとかじゃなく、俺が真の勇者だろう。そうだ、間違いない。俺は神に選ばれたんだ。ふっ・・・俺の時代、来た!俺が名乗り出ようとした瞬間・・・
「はい!
俺のスキルに、『限界突破』があります!称号は多分この、神に愛されし者、だと思います」
「はい。アクティブスキル『限界突破』称号『神に愛されし者』を持つ者・・・
すなわち、あなたが真の勇者です。あなたのお名前をお聞きしても?」
「はい。俺の名前はアキラ。アキラ・スガワラです」
・・・
うん。俺が勇者ってありえないよね・・・てかアキラ俺の自己紹介の仕方パクってんじゃねえよ。いくらカッコイイからって、有料なもんは有料なんで、あちで金払えや。
次回は10時頃の予定です。
あと、キャラ設定や
スキルなどなど募集中です!
誰か提案してくれないかな~(チラチラ