エピローグそれぞれの進路
俺も大翔も城も琴も図書館通いをやめた。理由はLINEのmissionと魔法の世界との接続で読書と勉強どころじゃなくなったからだ。裏密教システムで囲み撃ちカードをもらったのが悲劇の始まりだだるまさんがころんだでだるまさんをやるようなもの来世は囲みうちする側に回りたい。あ、ネクトンだったっけ。
「二人は図書館司書行かないの??」
と小笠原琴
「行かないよ」と二人大翔と俺
「そっか―残念」と小笠原城
「一念発起して俺は会社員になる」
「俺はプログラマーになる」
よく分からんがこの組織、至る所ではなく図書館に集中して現れる。局所最適化を狙う集団なのか。浦島太郎の転生者を殺せ、か。あ、そうだ。
「深海の嘆きの時のLINEあれは本音??」
「あれは作り話」
「だよなほんまに日常が混乱してくるからやめてほしい」
「何で急に関西弁。だけどあいつらの目的は浦島太郎の転生者を殺してタイムマシンをDNAで完成させることだからな」
「え、それってまじ」
「ああタイムマシンは最近の学説では生ものらしい」
「それって」
「も―置き去りにしないで」と小笠原城
「機械に生ものくっつけてバイオハイブリッドマシン。DNAからお前の脳を作ってPCに接続する24時間管理して、深層学習により時間遡行を可能にする。もちろん画像情報だけだ。ドラOもんで言うタイムOレビってやつかな。それを警察組織に提供して未来時間警察の出来上がりって寸法だ。未来の犯罪捜査は画像タイムマシンで、監視は24時間体制」
「なんでー」
「よく知らんが時間遡行できるのはお前だけらしい」
とにもかくにもここから逃げださないと。俺は警察組織の犠牲になりたくない。
「未来社会は集団の合意と陰謀論と未来構想から成る功利主義社会だ。お前のような弱者の居場所は必然的に生け贄になる。聞いたことあるだろ臓器提供とかiPS細胞とか。老人たちは懐古主義とかを無くしたがってる古い社会と新しい社会の共存を良かれと思っていない」
「じゃ俺今日から懐古主義ね」
「ま、浦島太郎の生まれ変わりだもんな」
「ま、よかったじゃない。そういえば会社神田明神の近くなんだって??」
「ああプログラマーの方ね。平将門公にあやかってね。」
「僕の会社は目黒」
「不動産だっけ??」
「いや、たしかシステムエンジニア」
「なれるといいね」
「ま、プログラマーの誰かにあやかって変えてもいいけどさ」
「おまえ、ブレすぎ」
「むきーしょうがないだろう司書断っちゃったんだから」
今は全員で弁当タイム後の休憩。これから実験だ。理系は大学の専攻など関係なしに就活の口利きをする。スーパーで働くよう勧められたこともあったがどうしよう。




