表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/1

プロローグ

統率能力だけでいきていきます!

ぜひコメントなんかもしてください!

そうすれば失踪はしないと思います!

朝7時

いつもの道、いつもの学校、いつもの日常

つまらないという一言で済ませること出来る一日

刺激もなく、青春も出来ない。

毎日が憂鬱だ…  

(ちっ、信号早く変われよ)

赤信号にイライラしていると、隣からスッと人の影が見えた。

目が見えてなさそうだった。

え?

おい?

まてよ?

声が出る前に足が動いていた。

キキーッ ドン!!

痛みは…ない?

かなり大きなトラックに当たったからと思ったが…

視界がぼやけている。

やはり死んだのだろう。

女神みたいな人が俺を抱いている。

胸は でかいな…

美術の教科書で見た像と一緒だな

まさに母性を形にしたようだ。

俺の事をスチームと呼んでくるんだけど、天界には隠語みたいなのがあるのかな?




3年後…

母性を感じたのは当たり前だったな

だって俺の母だった。

しかも、王女様だったらしい。小国だけど、

ってことは俺は王子ってことなんだよね!

鏡を見た感じ、前の俺よりも顔はイケてるし

中々いいんじゃない?

父はもちろん王である。小国だけど、

新しい名前をもらった俺、スチームは確信した

これ、人生勝ち組キターーー!!




一年後…

なんて、思った時期が私にもありました。

どうやら俺に剣も魔法の才能はないらしい。

俺には、兄が2人いるが、金髪のセンター分けの長男ルージュは剣 黒髪マッシュの次男パールは魔法の才能がある。

王族継承は兄上達にあるが、兄上達は才能のない俺に心底呆れただろう。

いや、あきれていた。

査定者から才能なしの烙印を押された瞬間、あんなに可愛がってくれた兄達の態度が豹変した。

ルージュからは毎日のように嫌がらせ行為をしてきたり、パールは俺の言う事を無視して来る。

反吐が出るほどのクズっぷりだ。

親にも相談したが…

「ルージュとパールがそんな事するはずありません!」

っと、聞く耳も持たない。

いっそ家出してしまおうかと、思ってしまったくらいだ。

ちなみにこの我が一族が統治するこの国ルーテンベルクはこの世界から見たら何の特徴もない国らしい。

従属国でもなければ、同盟国もないらしい。

いわゆる日本で言う鎖国をやっている。

そんな状態だから、基本的には地産地消であり、ものの発達もかなり遅い。

一度、隣の国に留学した時にわかった。

例えば、留学した国トートルタウンのりんごらしき物価は100ゴールドに対しこっちでは450ゴールドである。

いくら小国であり、鎖国していても、そこまで空くものなのか。

トートルタウンよりは取れているはずなのに…



1年後…

「そこ!もっと腰を低く!」

「イッ痛いです!」

「そんな事言っている暇はない!

そこを改善するまで稽古を終わることは無理だと思え!」

今し方、この木刀で王子である俺を殴ったのは、

教育係に選ばれたシートン

今、我が国が誇る剣士軍の指揮官のうちの1人であるが、俺とは5歳ほどしか変わらない。

なんか、悔しい

けど太刀打ち出来ないことも分かる。



ある日、

図書室にて、家族の家系図があった。

興味本位で開けたが、辛い現状もわかってしまった。

俺みたいに才能に恵まれなかったものは全て、王族の著名から消されていることもわかった。

つまり消されたのだろう。

一瞬で背筋が凍った。

すると、隣から、

「大丈夫です!私はあなたを絶対にお守りします」

いやん、ものすごく頼りになるじゃん!

今度の稽古は真面目に受けようかなと思った。

あの災害が起きていなければ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ