おまけ コンちゃん救済企画 僕達、『白狐隊』結成しました
白狐 「どうも、白狐です。今日は4月10日。4(four)と10(X)でfox、つまり狐の日らしい」
ヒイロ 「へぇ、そうなんだ」
………
ヒイロ 「え? だから何? 自分の日だとでも言いたいのか?」
白狐 「違う違う」
ヒイロ 「じゃあ、今日はいったい何をする気なの?」
白狐 「それなんだけどね。以前にさ、イナリさん…というかコンちゃん(あえてコンちゃんと呼びたい)の絵を描いたじゃない?」
ヒイロ 「それが何か?」
白狐 「実は、あの絵を描いてみて、思いの外、コンちゃんを気に入ってしまったわけですよ」
ヒイロ 「それで…?」
白狐 「そういうわけで、今日は本編で再登場の機会があるのか不明なコンちゃんの為の救済企画……」
白狐&コンちゃん&サザンクロス 「「「僕達、『白狐隊』結成しました!」」」
ヒイロ 「真ん中、邪魔」
白狐 「辛辣! 第一声それって酷くない!?」
ヒイロ 「だって、邪魔なんだもん。もふもふの間に挟まるな! そもそも、絵柄違うし、違和感が半端ないんだよ」
白狐 「だったら、これならどうだ!」
ヒイロ 「………違和感は和らいだけど…、お前はそれでいいのか? アイデンティティは失ってるぞ?」
白狐 「!?」
ヒイロ 「そもそも、何をしたところで、俺の中で、お前はもふもふ枠に含まれないんだよ」
白狐 「………」 (´・ω・`)
………
ヒイロ 「……で、結成するのはいいけどさ、具体的に何するの?」
白狐 「……………え? コンちゃんを愛でる…?」
ヒイロ 「何も考えてないんだな?」
白狐 「え…、あ…いや…その…。あ! それじゃあ、コンちゃんにインタビューしよう」
ヒイロ 「完全にただの思い付きじゃねぇか…」
白狐 「じゃあ、まず、コンちゃんの好きなものは?」
??? 「コーン」
ヒイロ 「………」 (遠い目)
??? シュバッ(トウモロコシととんがり帽子を回収して立ち去る音)
コンちゃん 「!? ………???」
ヒイロ 「………」 (遠い目)
………
白狐 「えっと…。何か思わぬ乱入がありましたが、改めまして…。コンちゃん、好きなものは?」
コンちゃん 「油揚げ(はぁと)」
白狐 「じゃあ、嫌いなものは?」
コンちゃん 「トンビ」
ヒイロ 「何故に!?」
コンちゃん 「だって、油揚げを攫っていくんだもの…」
ヒイロ 「それ、ただのことわざだから」
コンちゃん 「トンビ…許さない…」 (涙目で打ち震えながら)
ヒイロ 「実際に攫われたことあんの!?」
白狐 「続いて、コンちゃんは普段、副将軍としてどんな仕事をしてるの?」
コンちゃん 「え~? 普段はね~、五穀豊穣を祈願しての祭祀を行ったりしてる~」
ヒイロ 「それ、どちらかというと帝の役割では?」
コンちゃん 「他にも、倉庫のお米を狙うネズミを退治してる~」
ヒイロ 「副将軍ってなんだっけ!?」
白狐 「そっか、偉いねコンちゃん。それじゃあ、祀り事じゃなくて、政の方で何かやってることは?」
コンちゃん 「トンビ排除の法案を準備してる」 (真顔)
ヒイロ 「急に黒い一面を見せないで!?」
サザンクロス 「………」
ヒイロ 「ホッキョクギツネの黒い一面!?」
白狐 「サザンクロスの貴重な夏毛ショットだよ?」
ヒイロ 「脈絡考えて!?」
白狐 「というわけで、これからも作者はコンちゃんを推していきます」
ミーア 「に゛ゃ?」 (※今のミーアの顔はとてもじゃないがお見せできません)
………
白狐 「ミ…ミーアも推していきます…」
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おまけ 冬毛のサザンクロス




