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036 シシドウ レオ

挿絵(By みてみん)

どうも、白狐です。


駄目だこの勇者、早くなんとかしないと…。


「それにしても、レオさん遅いですね…」

「クマもそう思うんだよ」


 火事の後始末をしていたコダマさんが呟くと、熊六さんがそれに同意した。


「何かあったんですかねぇ?」


 火事現場を背景に心配そうに呟くイアさんを見て、俺はふと彼女と会った時のことを思い出した。


「そういえば、イアさんに会った時に周辺が荒れてましたけど、あれって何だったんですか?」

「えぇ? あぁ~…、なんなんでしょうねぇ? 最近ああいった感じで荒らされている場所をよく見かけるんですけど、原因はわからないんですよねぇ」


 最近…?

 この人達はO2のメンバーではなかったみたいだけど、最近O2がこの辺りで活動を始めたこと自体には変わりがない。


「あの…、レオさんを探した方が良いんじゃないですか? 実は、この辺りでO2っていう武装集団が活動しているっていう情報があって…」


 もしかしたら、O2の目的がレオさんということもあり得る。

 俺がレオさんを探しに行くことを提案すると、急にコダマさんが喋りだした。


「レオさんなら大丈夫です。あの人は凄いんですよ。六年前だって、召喚されてから数々の問題を解決へと導いたんです。この世界樹の森周辺を脅かしていたあの悪魔ミセスストローを討伐して僕達を助けてくれたし、さらには皇国を二分した天下分目の決戦でヴェルス藩のヒサゴとコンロン藩の道士煉志雄(れしお)の連合軍を打ち破り、現将軍玉藻の権力を盤石にすることに一役買ったんです! そんな彼だからこそ、みんながMaster Swordsmanや剣聖と呼び慕っているんですよ!」


 目を輝かせながら、やや早口で語るコダマさん。

 とりあえず、ツッコミどころは一つに絞らせてほしい。情報過多でボケなんだかどうなんだか良くわからない。

 すると、そんなコダマさんの様子を見て熊六さんが慌てて制止する。


「コダマ、コダマ、皆さんが若干引き気味なんだよ」

「え…? あ…、すみません…」

「コダマはレオに憧れているんだよ」

「そうなんです。レオさんは…」

「コダマ!」


 再び何かを語りだしそうな勢いのコダマさんだったが、熊六さんに一喝されて静かになる。

 その時、シュンとしているコダマさんの後ろに、遠くから近付いてくる人影が見えた。その人影がこちらに気付き、大きな声を上げる。


「おーい、兎獲ってきたぞー」

「あ、噂をすれば…、レオが帰ってきたんだよ」


 現れたのは金髪の若い男。髪は染めているのか生え際の辺りは茶色になっている。

 背中には大剣を背負い、手にはホーンラビット。

 この人が獅子堂怜王。俺と同じ稀人か…。


「ん? 何かあったのか、熊さん?」

「ちょっとした火事と喧嘩があって、でももう解決したんだよ」


 火事の跡と倒れている猿や狼に気付いてレオさんが尋ねると熊六さんが答えた。


「それより、レオにお客さんなんだよ」


 そう言われてレオさんは俺の方に視線を向けた。


「え? ああ、聞いてるよ。確か、レニウム王国の勇者会の人達だったか…」

「違います」


 どんな団体だ、それは。


「レオ、勇者会じゃなくて勇者カイなんだよ。勇者の名前がカイなんだよ」

「勇者カイ? そうだったか…。それで、君が勇者かい?」

「あ、俺は…」

「それは違うぞ、勇者カイは俺だ!」


 レオさんが俺に向かって尋ねてきたので答えようとしたら、すかさずカイが割り込んできた。


「君が勇者カイ? えっと、それじゃあ君は?」

「俺はヒ…」

「彼は稀人のヒイロンなんだよ」


 俺が答えようとすると、すかさず熊が割り込んできた。


「ヒイロンは勇者パーティのヒロインポジションを狙っているんだよ」

「狙ってませんよ!?」


 熊が急に何か言いだした。すると、それを受けてカイが何かに気付いたようにハッとする。


「そうだったのか、ヒイロ! 言われてみれば、確かにここまでの旅でも常にヒーローに守られるポジションにいるし、いつの間にか勝手に攫われてヒーローに助けを求めたりもしてたな…」


 改めて言われてみるとあながち間違ってないような気もしないでもないが、そんなポジションを狙った覚えはない。


「そうか…、ヒイロンを並べ替えるとヒロインになる…。お前、それを狙ってそんな名前を名乗り始めたんだな!」

「名乗ってねぇ!」


 熊が勝手に呼んでるだけで、俺が名乗ったわけじゃない。

 誰かこのポンコツ勇者の暴走を止めてくれ。


「なるほど、アナグラムというやつだね?」


 ウォルフさんも乗っからないで?


「まあ、そんなことはどうでもいいか…。そんなことより、あんたがこの山に住んでるっていうレオで間違いないんだな?」


 カイが急に話題を変えてレオさんへと尋ねた。自由過ぎるだろ、こいつ。


「ああ、そうだ。俺がレオだ」

「俺達がここに来た目的は聞いているんだよな?」

「ああ、聞いている。確か稀人の能力に…」

「そうか、だったら話は早い! 狸をどうやって倒せばいいか教えてくれ!」

「つい…て……………え? 狸…?」


 覚えてやがったのか、ポンコツ勇者!

 あわよくば忘れてくれればと思っていたのに、どうでもいい事ばっかりしっかりと記憶してやがる。

 レオさんは急な展開にポカンとしている。


「レオさん、あいつの言うことは気にしないでください」

「なんてことを言うんだヒイロ! 俺達が何の為にここまで来たのか忘れたのか!?」

「あぁ、もう! そんなに狸を倒したきゃ、山に連れ出して背中に火を放ち、その火傷の痕に唐辛子を塗り込んで、さらに泥船に乗せて溺れたところを上から執拗に櫂で叩きつけておけ!」

「…ヒイロ、お前…、狸に何か恨みでもあるのか…?」


 若干引き気味にカイがそんなことを言っているが、さっきから執拗に狸の討伐を主張しているのはこいつの方だ。


「まあいいか、これでお婆さんを殺した憎き狸を討伐できるな!」


 いつの間にか被害者まで出てやがる。


「…あれ? ところで、ヒイロが狸討伐作戦を立案するんだったら、俺達はこんなところまで来る必要なかったんじゃないか?」


 あぁ、なんか面倒臭いな…。

 その時、ふとカイの後ろにいるオーギュストさん×2が目に入った。

 彼等は気絶したバルザックに腕を組ませて仁王立ちをさせながら、何やら難しい顔をして微修正を加えている。


「…カイ、それについてはオーギュストさんが詳しく知っているよ」

「「!? 何故儂等なんじゃ!?」」


 後はお願いしますね、オーギュストさん。カイに詰め寄られて困り顔のオーギュストさんが何やら抗議してくるが、それを無視してレオさんの方へと向き直る。

 さて、これで漸くまともな話ができそうだ。


「それで、本題なんですけど」

「ああ…、稀人の能力について訊きたいってことで良かった…よな?」

「はい、そうです」

「そうか。まあ、ここで立ち話もなんだし、まずは俺の家へ案内しよう」


 そうして俺達は桜の巨木から少し離れたところにある小屋へと案内された。熊六さんとイアさんは後片付けの続き、コダマさんは兎を捌く為に兎を受け取って去っていった。

 小屋の前まで来たところで、レオさんがふと足を止める。


「そうだな…。話をする前に、まずは実際に俺の能力を見てもらった方が良いかもしれないな…」


 そう言いながら俺達の方へと振り向く。

 その瞬間、背後からドスッと何かが突き刺さるような物音が聞こえた。


「丁度あそこに木の幹に突き刺さってもがいているホーンラビットがいるし、あれで実演して見せよう」

「ナンデヤネン」


 それはこちらの台詞セリフだ、兎。何故そんなに都合よく現れた?

 レオさんが背中の大剣を手に取ると、声を上げる。


「有言実行! 獅子搏兎ししはくと!」


 大剣を振るうと、そこから巨大な斬撃が繰り出され大地を抉る。

 すると、地面には巨大な爪で抉られたような跡。そして、そこに横たわる一羽の兎。

 レオさんがその兎を拾い上げると、その喉元には鋭利な刃物で切り裂かれたような傷がついていた。


「これは最近編み出した兎狩り用の新技で、血抜きまでできる優れものなんだ」

「被害甚大!」


 何故兎だけ原型を留めているのか?

 というか、森の中が荒れてた原因、あんたかよ!


「獅子は兎をつに全力をもちう!」


 兎を持ちながらそんなことをのたまうレオさん。

 明らかに過剰だよ。地形変わってるだろ。


「と、まあ、こんな感じの能力なんだ。それじゃあ、もう少し詳しく話すから中に入ろうか」


 そう言いながら俺達を小屋の中へと通すと、そこにあった机の周りに座るように促す。

 そして、全員が席に着くと、どこからか現れた割烹着姿の気のよさそうなおばちゃんがお茶を出してくれた。


「さて、ヒイロ。君は稀人にはこの世界の魔法は使えないというのは知っているか?」

「はい、それなら聞いたことがあります」

「そうか、ではその辺りの説明は省いてよさそうだな。当然俺も魔法は使えない。さっき見せた俺の能力だが、実はこの端末を経由して使っている」


 レオさんがそう言いながら大剣を机の上に置いた。


「この端末の名前はデスサイズ」

「名前がおかしい!」


 すると、レオさんが不思議そうに俺を見る。


「何かおかしなところがあったか? こいつはデラックスサイズ、略してデスサイズなんだが」

「紛らわしい!」


 どっちにしろ名前おかしくないか? そして、何だその略し方。


「まあ、それはどうでもいい。君もこの世界に召喚されたのなら、『アカシックレコード』をやっていたんだろう? そのアプリを入れていた端末がこれだ」


 勝手に入っていただけなので別にやっていたわけではないのだが、やっぱりあのゲームが稀人の能力に関係しているということは間違いないようだ。


「でも、レオさんのと違って俺の端末はただのスマホですよ?」

「俺のだって元はスマホさ。こちらの世界に来てから、『狂化(?)パック』とかいうのを購入したらこうなった」


 『狂化(?)パック』…? なんか覚えがある気がするような…?


「通常のバトルモードではカメラで敵を捉える必要があったりと制限が多いが、『狂化(?)パック』の適用後はキーワードによる音声入力が可能になった。俺の場合は『有言実行』と唱えると能力が使える。ただし、実際の効果には限りが有る」


 有限実効…?

 いや、まあそれはどうでもいいや。

 それより思い出したよ。『狂化(?)パック』 って、確かアプリの検証をしていた時にショップで売られていたやつだ。


「つまり、俺もその『狂化(?)パック』とやらを買えば能力が使えるように…な…る……。あれ?」

「どうした?」


 ふと嫌なことを思い出して口が重くなっていく俺を見て、レオさんが怪訝そうな顔を浮かべる。


「……えっと、その…。『狂化(?)パック』っていうのに覚えはあるんですけど…。どう見ても怪しさしかなかったので買わずに放置していたら、いつの間にか『ショップ』の項目ごと消えてたんですよね…」

「消えた? どういうことだ?」

「その…、ショップの項目自体がメニュー画面から無くなったんですよ…」

「無くなった? …その画面を少し見せてもらっても?」

「あ、はい。…これです」


 アプリを起動してスマホをレオさんへ渡す。

 すると、彼はその画面を見るなり何かに気付いて眉を顰めた。


「…? 君のアプリは、俺のとは少し違うようだ…」

「え? どういうことですか?」

「俺が知っているアプリは、『アカシックレコード ~神の箱庭~』なんだが、君のスマホに入っているのは、『アカシックレコード ~紙の箱には~』なんだ」

「……はぁ?」


 レオさんからの指摘に、思わず間の抜けた声を漏らしてしまった。


「何でパチモンなんかに手を出したんだ…?」


 パチモン、ゲットだぜ!

 いや、違う違う。ちょっと待て。そもそもこのアプリを入れたのは俺じゃない。勝手に入れられたんだ。

 お茶を飲みながら気分を落ち着けていると、メニュー画面に一通り目を通したレオさんが再び気になるところを見つけたようで声を掛けてきた。


「ところで、ここにガチャっていう項目があるんだが…。これは?」

「え? ああ、それは一日一回ガチャが引けるんですよ」

「…そうなのか?」

「えっと…。今日はまだ引いてないので、やってみせましょうか?」


 そんなわけで、俺はスマホを手に取りガチャ画面をタップする。

 すると、画面に表示されたのは毎度お馴染の『タワシ』の文字…。

 そして、これまたお馴染の段ボール箱。……もしかして、紙の箱ってこれのこと?

 段ボール箱を開けて中からタワシを取り出すと、その空になった段ボール箱にミーアがご執心。

 ここまでがワンセットだ。

 ………なんか悲しくなってきた。


「………こんな感じで、ほぼタワシしか当たりません…」


 俺が打ちひしがれていると、割烹着姿のおばちゃんが俺の肩を叩きながら『まだまだ若いんだ。これから良い事もあるよ』とか声を掛けて励ましてくれた。

 その時、突然コダマさんが慌てて駆け込んできた。


「大変です。今、ニュース速報が流れたんですが、勇者名義で魔国に対して宣戦が布告されたそうです」


 コダマさんの発言に、その場にいた全員が一斉にカイの方を向く。


「カイ、お前何かしたのか!?」


 しかし、当の勇者は頭に疑問符を浮かべて全く心当たりはなさそうだ。

 そもそもカイはずっと俺達と一緒に行動していたし、そんなことをしている暇なんてなかったはず…、もしかして勇者を騙る何者かが…?


「コダマ、もう少し詳しく話してくれ」

「はい。報道によるとSNSのコミッターで勇者が魔王を討伐することを宣言した、と」

「…ん?」


 SNS?

 俺の頭の中で理解さんが整理整頓を始めたんだが、どうにも頭の整理が追い付かない。

 すると、カイが何やら納得したような顔を浮かべた。


「なんだ、コミッターの話をしているんだったら初めからそう言ってくれよ。それなら、間違いなく送ったぞ?」

「んん?」


 悪びれる様子もなく言い切るカイ。


「だって、熊の話が長くて退屈だったから、その時間を使ってコミッターの勇者公式アカウントで魔王討伐を宣言しておいたんだ」

「何てことしてんだよ!?」


 こいつ、何か勝手にコミットしてやがる。

 そういえば、俺が熊六さんと不毛な会話を繰り広げていた時に、後ろでスマホ弄ってやがったな。


「ちゃんと魔王もフォローしてくれてるぞ」

「誰か、こいつにリミッターを用意しろ!」


 その時、レオさんがカイを殴った。


「な、殴ったね?」

「殴って何が悪い! 君は自分のしたことの重大さがわかっているのか!?」


 そんな二人の間に、俺は慌てて止めに入る。


「いや、でも、ただのSNSですよね? さすがに魔王も本気になんて…」

「いいえ、ヒイロ様。コミッターでの発言は国際条約に匹敵するほどの重みを持ちます」


 あぁ…、漸く頭の中の整理に目途がついたところだったのに、理解さんのところに上司(?)が『これもお願いね』とか言いながら新しい仕事を持ってきた。

 俺の脳内って、実はブラック企業?


「コミッターは一度コミットした内容の撤回を絶対に認めないのです」

「いやいやいや、ちょっと待ってよ。そうはいっても、SNSだよね?」


 俺が聞き返すと、ハルは真面目な顔で首を左右に振る。


「コミッターを甘く見てはいけません。これは今から百年ほど前の話なのですが、当時この世界に一つの巨大な帝国がありました。そこを治める皇帝はとてつもない暗君で、諸侯からも見放され帝国の崩壊は間近という状況でした。そこで皇帝は民衆を味方に付けようとコミッターで減税を宣言したそうです。しかし、時の宰相が自分に何の相談もなかったことに機嫌を損ね、それに焦った皇帝は一度コミットした内容を撤回しました。すると、民衆の怒りを買ったその帝国は、突如として炎上し崩壊したとのことです。このように、コミッターは国を滅ぼせるだけの力を持っているのです」

「……………うん? いや、それってただ単に革命が起きただけだよね?」


 なんだか長い話に騙されそうになったが、コミッターあんまり関係ないよ? むしろ、滅ぶべくして滅んだだけでは?

 俺の脳内では、理解さんが長いだけで何の生産性も無い無駄会議に付き合わされて憔悴しきっているよ?

 ねぇ、お願いだから、これ以上理解さんを虐めないで。鬱病になっちゃう。

 そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、カイからとどめの一言が発せられる。


「あと、竜王の討伐も宣言しておいた」

「俺はお前を討伐したいよ!」


 すると、レオさんがもう一度カイを殴った。


「何をしているんだ、君は!」


 地面に倒れたカイがキッとレオさんを睨み付ける。


「二度もぶった…。親父にもぶたれたことないのに!!」


 それはそうだろう、だってこいつの親父は子供に対して常に背を向けていたんだから。

 体罰云々の話をする以前の問題として、こいつの親父の場合はそもそも子供に関心がなかったんじゃないかという疑惑すらもある。

 それはそれで、ネグレクトという名の虐待ではないだろうか…。


「カイ、とりあえず、お前コミッター使用禁止な」

「何でだ、ヒイロ!?」


 何でじゃねぇよ。いっそスマホごと取り上げたいくらいだ。

 それよりどうすんだよ、これ…。

 俺が助けを求めるようにウォルフさんの方を見ると、彼は遠くを見ながら呟いた。


「…まぁ、この件についてはアレックスに任せるとしようか」

「……そうですね、アレックスさんなら、きっとうまくやってくれますよね」


 俺達は全てアレックスさんに丸投げすることにした。


アレックス 「!?!?!?」


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