表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/119

028 ダイジヨウブ

挿絵(By みてみん)

どうも、白狐です。


猫が本当に好きなのは、肉か魚か…。


 ここは王宮の中庭、俺の右手にはチキンの猫缶、そして左手には魚の猫缶。


「ミーアはどっちが食べたい?」

「ニャ?」

「うーん…。やっぱり魚かな?」


 魚の猫缶の蓋を開けて中身を皿の上へと移し、それを地面へと置く。


「いっぱい食べて大きくなるんだよ、ミーア」


 すると、ミーアが美味しそうに食べ始めた。


「猫が魚好きという誤解は何故生まれてしまったのでしょうな?」

「ヒェッ!」


 突然後ろから声を掛けられ、驚きのあまり思わずなんか変な声が出た。

 そして、むしろ俺の声の方に驚いたミーアが身を低くし警戒モードで後退りしている。

 ごめんよ、ミーア。別に驚かせるつもりはなかったんだよ。


「驚かせてしまいましたな。申し訳ありません」


 そんな風に声を掛けてきたのは、俺の背後に立っていた燕尾服を着た灰色の髪の男性。


「セバスさん…、おはようございます」


 とりあえず、気配も無くいきなり背後に立つのはやめてほしい。


「おはようございます、ヒイロ様。ミーアのご飯ですか?」

「はい」


 セバスさんが再び食事を始めたミーアを微笑ましそうに眺めていると、そこへ小走りでハルがやってきた。


「ヒイロ様、どうされました? 何か悲鳴のような声が聞こえましたが…」

「あ、いや、何でもないよ」

「すまんな、ハル。私が少し驚かせてしまったのだ」

「そうですか…」


 俺達が答えると、ハルはホッとしたようにそう呟いた。

 すると、突然セバスさんがこちらを向く。


「それで、はたしてミーアは本当に魚好きなのでしょうか?」

「え?」

「そもそも、猫が魚好きだというのは日本人の勝手なイメージにすぎません。もともと日本人の食生活が魚食中心だった時代に猫にも同じように魚を与えていただけなのに、それを以って魚を与えれば猫は喜ぶと考えるのはおかしいのではないでしょうか? さらに、そのイメージだけが蔓延っている為、とりあえず、まずは魚と考える…。魚しか選択肢を与えていない状態で、それを食べたからといって本当にそれが好物なのだと言えるのでしょうか? 大体、猫の長い歴史を紐解いてみても、基本的にはネズミなどの陸上生物を狩って食料としてきた生き物なのです」


 どうしよう、なんか力説し始めた。


「セバスさん、落ち着いてください。ヒイロ様が困っていらっしゃるじゃないですか」

「む…、いかんな…。申し訳ありません、ヒイロ様」

「あ、いえ…」


 ハルに窘められてセバスさんの力説が止まる。


「ほら、ミーアを見てください。美味しそうに食べていますよ。ミーアだって気に入らなければ食べませんから」

「……それもそうだな」


 セバスさんが優しい表情でミーアを見つめる。

 すると、食事を終えたミーアがセバスさんの足にすり寄ってきた。

 セバスさんがしゃがんでその顎を撫でてやると、嬉しそうに喉を鳴らす。

 癒!!!


「おっと、いけませんな…。名残惜しいですが仕事に戻らなければ…」

「最近、皆さん忙しそうですね」

「あんなことがありましたからな…」


 あんなことというのは八カ国同盟首脳会議の場がドラゴンに襲撃された件のことだ。あれから数日、アレックスさんはもちろんのこと、各部署が事後処理に奔走している。

 結果だけ見れば、会議主催者としての王国の面目は丸潰れであり、最後に美味しいところをカイに掻っ攫われたとはいえ、大公国の大公親子はドラゴンの撃退に貢献した。

 襲ってきたドラゴンが本当にハイドラゴンだったのかも気になるところだし、大公国が担当したという前々回のガチャの件を含めて考えれば、大公国への懐疑の念はより一層深まったと言える。

 事件の調査や大公国の動向の監視など、特殊諜報局(SPINA)や軍も慌ただしく動いているそうだ。


「そうだ、ヒイロ様は本日何か予定はございますかな?」


 立ち上がって仕事に戻ろうとしたセバスさんだが、突然何かを思い出したように尋ねてきた。


「え? 今日は特にないですけど?」

「そうですか。では、宜しければこちらを貰って頂けませんかな?」

「何ですか?」

「近くの美術館で開催されている猫展の入場券です。本日が最終日なのですが、私は行けそうにないもので…」

「本当に忙しいんですね…」


 残念そうな表情で一枚のチケットを差し出すセバスさんに同情していると、なにやら急に悔恨やら怒りやらが入り混じったような表情で呟き始める。


「仕事を理由に猫を疎かにしてしまうなど、猫愛護団体『プリティキャット』の会長として情けない限りです…」


 そして、急に闇堕ちしたように瞳から光が消えると、手に持っていたチケットを握りつぶしながら続ける。


「フフッ…、首脳会議の場を襲撃したというドラゴンを縊り殺してやりたい気分です」


 ちょ…、怖い怖い。

 怒りを滲ませるセバスさんに怯えていると、それに気付いた彼は穏やかな表情を浮かべながらチケットを伸ばし始める。


「おっと、申し訳ありません。無駄にするのも勿体ないので、宜しければどうぞ貰ってください」

「あ…、はい…。それじゃあ、遠慮なく頂きますね。ありがとうございます」


 ミーアが何かジトッとした瞳でこちらを見ている気がするが、ミーアはミーア、ニャンコはニャンコだ。

 それにしても、最近この顔してること多いな…。チベットスナニャンコになっちゃうよ?


「何かお土産買ってきますね」

「お気遣い無く。それでは、失礼致します」


 そう言ってセバスさんは俺に対して軽く一礼すると、ハルに向かって声を掛ける。


「ハル、話があるので後で私の執務室まで来なさい」

「わかりました」


 セバスさんを見送り、俺はチベットスナニャンコの機嫌を取る為、しゃがんで顎を撫でてやる。

 『そんなご機嫌取りには屈しニャいもん』といった雰囲気でそっぽを向くミーアだったが、直ぐに気持ちよさそうに喉を鳴らし始めた。

 その様子を見ていたハルが呟く。


「ミーアは随分とヒイロ様に懐きましたね…」

「え?」

「今思えば、最初の時もそうでしたね。私に初めて会った時は警戒心剥き出しで、抱っこさせてくれるまで暫くかかったのに…」


 ハルはなんだか寂し気だ。

 言われてみれば、確かにミーアを初めて抱っこさせてもらった時、むしろミーアの方から飛び込んできた気がする。俺って、実は猫に好かれるんだろうか?

 すると、ミーアがハルの足元にすり寄って行った。

 ハルが少し顔を綻ばせ、その場にしゃがんでミーアの頭を撫でる。

 …このニャンコ、めっちゃ空気読む。


「さて、それじゃあ、俺はそろそろ出かけようかな」

「おひとりで大丈夫ですか?」

「美術館までは歩いてでも行ける距離だし大丈夫だよ」


 チケットに載っている地図によれば、王宮からそれほど距離は無い。


「そうですか…。ですが、念の為に、このアプリを入れておくと便利ですよ」

「どんなアプリ?」

案内皆無ナビカイムという地図アプリです」

案内ナビする気無さそう!」


 まだ召喚されて一ヶ月も経ってないとはいえ、王宮周辺であれば多少は出歩いたこともある。

 余計な寄り道をする気も無いし、特に問題ないだろう。


「そんなに心配しなくても迷ったりしないよ」


 俺の視線の先では、何故かミーアが口に咥えたオモチャの旗を地面に突き立てている。

 それはどういう意味だい、ミーア?


「わかりました。ですが、何かありましたらご連絡ください」

「うん、わかった。それじゃあ、行ってくるね」

「行ってらっしゃいませ」



***



 猫展の鑑賞を終えて、俺は今売店で買い物中だ。

 猫展は可愛いニャンコの写真やグッズがいっぱいで大いに癒された。癒しって大事だと思う。

 今度、ミーアの写真でも撮ろうかな。

 そんなことを考えながら、写真集を手に取る。

 セバスさんへのお土産はこれで良いだろうか?

 写真集と、他にもいくつかのグッズをレジへと持っていき購入する。お支払いは、もちろんヒットコインだ。地味に俺のウォレットの中のヒットポイント(HP)が増えていく。

 ちなみに、お金は俺が給料として貰ったものだ。俺は一応王国に雇われているという形になっているらしい。ブラックなんだか、ホワイトなんだか良くわからない…。

 売店を後にして美術館の出口近くに差し掛かった時、ふと何者かの視線を感じた。

 視線を感じた方に目をやると、出口の扉の陰からチベットスナニャンコが覗いている。

 ……視線が痛い。

 その時、後ろから突然大きな声が聞こえてきた。


「あっ、ニャンニャンだー!」

「あ、こら、レイチェル…」


 すると、小さな女の子が俺を追い越して、驚いて扉の陰に隠れたミーアに向かって走って行く。

 そして、俺の目の前で地面に躓くと、その勢いのまま顔面からスライディング。

 女の子が少し顔を上げて呆然とした表情を見せる。そこへ一人の男の子が駆け寄った。


「大丈夫かレイチェル!」

「ふぇっ…。うわぁぁん」


 女の子が泣き出した。その額には擦り傷。

 とりあえず、床が絨毯だったのは不幸中の幸いだろうか。


「レイチェル、どこが痛い?」

「おでこ…、あと、あんよも痛い…」

「立てる?」

「ひゃぅ…。うぅ…」


 男の子が女の子を立たせようとした時、女の子が痛そうに顔を歪めた。

 どうやら、擦り傷だけでなく転んだ時に足も捻っているようだ。


「君達、大丈夫? 誰か大人の人と一緒じゃないの?」

「え…あ、いえ、僕達二人だけ…です…」


 俺が尋ねると、男の子が答えた。

 どうやらこの子達だけで猫展を見に来て帰るところだったらしい。男の子は俺と同じく売店の紙袋を持っている。


「そっか…。とりあえず、その子の手当しようか?」


 俺は女の子を抱き上げて、近くのベンチに座らせる。

 そして、肩から掛けていたカバンから救急セットを取り出して、まずは額の傷の消毒を始める。


「ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね」

「…っ!」


 消毒を終えて、涙を浮かべた瞳で俺をじっと見つめる女の子の額に絆創膏を貼ってあげる。

 次に、足の様子を見ながら湿布を貼る。

 とりあえず応急処置としてはこんなもんだろう。


「あの…。お兄さん、ありがとうございます。ほら、レイチェルもちゃんとお礼言って」

「お兄ちゃん…。ありがとう…」

「どういたしまして」


 男の子に促されて、泣き声で女の子もお礼を言ってくれた。


「ところで君達はどこから来たの? お家帰れる?」

「……レイチェル、歩ける?」


 俺が帰れそうか尋ねると、男の子が女の子へ心配そうな視線を向けながら問い掛けた。

 すると、女の子が首を横に振る。


「あんよ、痛いの…」


 どうやらこの子達だけで帰るのは無理そうだ。


「お家、近いの?」

「はい…、直ぐ近くです」

「そっか、それじゃあ、お兄さんが送ってあげるよ」

「え? でも、それは悪いですよ…」

「お兄さんに任せなさい」


 俺に弟や妹がいたらこんな感じだっただろうか?

 そんなことを考えながら、お兄さん風を吹かせてみる。


「俺はヒイロ。君達の名前は?」

「僕はアレクです。この子はレイチェル」

「アレク君とレイチェルちゃんか。それじゃあ、君達の家まで案内してもらえる?」


 そう言いながら、俺はレイチェルちゃんを抱え上げる。


「えっと…、はい。ありがとうございます」


 そして、アレク君の案内で美術館を後にする。俺の荷物はアレク君が持ってくれた。


「今日は兄妹だけで猫展見に来たの? お父さんやお母さんは?」

「あ、その…。僕らは兄妹ってわけじゃなくて。近くの孤児院でお世話になってるんです」


 ……やっちまったよ、俺。

 俺のそんな表情を察したのか、アレク君が慌てたように続ける。


「あ、でも、みんな優しい人達なんですよ。他の子達とも仲良いですし」


 自分より小さな子に気を遣われる、俺。

 この子、ようできた子や…。


「そうなんだ…」

「はい。今日は、レイチェルがずっと行きたいって言ってた猫展が最終日だったから、連れてきてあげたんです」

「へぇ、良かったね、レイチェルちゃん」

「うん」


 レイチェルちゃんは、俺達の後ろから付いて来ているらしいミーアを見つけて何やら少し機嫌がよくなったようだ。さっきから『ニャンニャンが付いてくるの』と嬉しそうに俺達に報告してくれる。

 そんな風に暫く会話をしながら歩いていたら、アレク君がそわそわとし始めた。そして、俺に対して心配そうな視線を向ける。


「…あの、お兄さん…。大丈夫ですか?」

「……え?」


 とりあえず、『直ぐ近く』の感覚なんて人それぞれだよね。

 そして、子供って割と重い…。

 正直、ちょっと疲れた…。腕が辛い。

 でも、さすがにここで放り出すわけにもいかないしね。お兄さん頑張るよ。


「お兄さんは『大丈夫』ではないけど、大丈夫だよ? フフフ…」

「お兄さん!? 全然大丈夫じゃなさそうですよ!?」


 困惑した顔をしているアレク君だが、今の俺にそれを気にしているような余裕はない。

 ちなみに、『大丈夫』っていうのは、元々は『強くて立派な男』のことだ。現在においては、皆無とまでは言わないが、ほぼその意味合いで使われることは無いだろう。そして、基本的にその意味合いで言ったとしても伝わらないだろう。

 とりあえず、俺の貧弱ボディが恨めしい…。

 ※結論から言うと、今のヒイロは全く大丈夫じゃない。


「お兄さん。あとは僕がおぶりますから」

「大丈夫、大丈夫だよ」


 そう、俺は大丈夫。異世界で無双できるような『大丈夫』になるんだ…。ハァ…ハァ(息切れ)…。

 そんなことより、ふと思ったんだけど幼女に抱きつかれてハァハァ言ってる絵面ってなんかやばくない?

 ※疲れ切った表情すぎて逆に問題ないかと。


「それより、君達のお家にはそろそろ着くのかな?」

「あ、はい。そこの門が入り口です」


 心配そうに俺を見ながらも、アレク君が前方を指さす。

 その先にあったのは貴族の御屋敷と言っても差し支えないような立派な庭付きの洋館。

 ……孤児院?

 俺が思ってた異世界孤児院となんか違う。

 え、ここ、本当に入っていいの?

 だって俺、庶民だもん。今は王宮にお世話になっているとはいっても、基本的にこんな立派な洋館に縁無いもん。

 思わず尻込みしていると、アレク君が何食わぬ顔で入っていくので俺もそれに続く。

 庭に飾られている立派な像を横目に蛇柄のタイルの道を歩きながら館の入口へと辿り着く。

 玄関の横には『Schlangen(シュランゲン)haus(ハウス)』と書かれた看板。

 中に入ると、玄関ホールの中にまで一直線に蛇柄のタイルが敷かれていた。何だろう、この蛇推し…。

 俺が入り口の辺りでキョロキョロしていると、アレク君は先へと進んでいく。

 すると、ホールにいた一人の男性がアレク君に気付き、慌てた様子で駆け寄ってきた。


「アレク、どこに行ってたんだ。探してたんだよ」

「ライルさん…。レイチェルと猫展を見に行ってました」

「やっぱりか…。勝手に出かけちゃだめだろう。心配してたんだよ」

「ごめんなさい…」

「それで、レイチェルは…?」


 話をしているアレク君達に近寄っていくと、男性が俺に気付いた。

 そして、アレク君に向かって尋ねる。


「こちらは…?」

「このお兄さんはヒイロさん。足を怪我したレイチェルをここまで抱っこしてくれたんだ」

「えっ? 怪我!?」

「転んだ時にちょっと足を捻っちゃったみたいですよ。あと、額も少し擦りむいちゃってます」

「あんよ、痛いの…」


 慌てた様子の男性に怪我の状況を説明する。


「え、足を…? っと、お礼も言わずにすみません。レイチェルを連れてきてくださってありがとうございます」

「いえ、気にしないでください」

「僕はライルといいます。ここで子供達の世話をしてるんですよ。ヒイロさん、本当にありがとうございました」


 ライルさんは俺に対してお礼を言うと、レイチェルちゃんに手を差し伸べる。


「さぁ、レイチェル、こっちにおいで」


 すると、レイチェルちゃんが俺の首に回していた手を離し、ライルさんの方へと移動した。

 やっと腕が解放された。今更だが、おんぶの方が良かったかもしれない…。

 その時、何やら辺りをキョロキョロと警戒しながらミーアが足元までやってきた。


「ニャンニャンだ!」


 レイチェルちゃんがミーアに気付いて身を乗り出す。


「あ、レイチェルちゃん、危ない」


 バランスを崩したレイチェルちゃんを支えようと手を出そうとしたが、ライルさんがしっかりとホールドし、俺の心配は杞憂に終わる。


「大丈夫ですよ」


 ライルさんはそう言うと、より安定するようにレイチェルちゃんを抱え直した。

 背が高く、がっしりとした体格のライルさんがレイチェルちゃんを抱えていると安定感が半端ない。


 あ、これが『大丈夫』か。


ヒイロ君は偶に壊れる。


===

次にセバスさんと会った時に、ヒイロは彼から延々と猫講座を聞かされたという。

セバス 「そもそも、猫に魚を与えるときは注意が必要です。生魚であれば人間同様に寄生虫の心配がありますし、青魚を食べ続けると黄色脂肪症イエローファットになる恐れもあります。また、煮干しや鰹節などは猫が好みそうというイメージもありますが、あれらにはミネラルが豊富に含まれおり尿結石の原因となり得るので、本来ならばあまり与えない方が良いのです。さらに言うならば、青魚や煮干し、鰹節などは大量に食べ続けると問題を起こしかねない、くらいで済むのですが、魚介類というくくりで言うならば、イカやタコ、甲殻類や貝類などは即命の危険につながるので絶対に与えてはなりません。他にも…」ペラペラ…

ヒイロ 「……」


結論:結局、猫用の総合栄養食を与えるのが一番無難である。


===

チベットスナニャンコ

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ