??? ワンコイン
『ヒイロさん、聞いてください!』
始まりは、ウィルからの突然の電話だった。
……何か以前にもこんなことあった気がする…。
『和留津のカプセルトイを発売することが決まりました!』
「へぇ、そうなんだ?」
『つきましては、ヒイロさんも和留津のカプセルトイの発売記念イベントに参加してもらえませんか?』
「え? 俺が?」
『せっかくなので魔女っ娘♂ヒイロンとのコラボイベ…』
その瞬間、俺は黙って電話を切った。
***
突然だが、俺は今、和留津のカプセルトイ発売記念イベントの会場となっているショッピングセンターのイベントスペースで魔女っ娘♂ヒイロンの衣装に身を包み、訪れた人々に向かって手を振っている。
………。
そう、巨大なカプセルの中に自ら入り、隙間から顔を覗かせている和留津の隣で、笑顔を振りまきながら手を振っている。ちなみに、俺の背後に立っている黒い物体は赤い陣羽織のツキノワグマだ。
………。
何故に!?
あ、いや…、理由はわかってるんだ。
そう、あれは俺が電話を切った直後だった。既に衣装やら道具やらを全て揃えたハルが満面の笑みで俺の背後に立っていたんだ…。
そうしてあっという間に準備万端整えられた俺は、今こうしてここに立っている。
会場の隅から満足そうに見守るハルの笑顔が俺には悪魔の微笑みに見える。
そんなことを考えながらも会場の人々に笑顔を振りまいていると、イベントの司会を務めるリーゼントが口を開いた。
「それでは、ここでゲストの魔女っ娘♂ヒイロンに実際にガチャを引いてもらいましょう」
そんな一言によって実際にガチャを引いてみることになったので、俺はステージの上に用意されていたガチャの前へと移動する。
……ん?
ちょっと待て。今回、警察関係ないだろ。どうしてあんたが司会やってんだよ。
そんな疑問を抱きつつも、前回のイベントで既に何かをわからされてしまっている俺は、そんなことを全く表に出さずに魔女っ娘♂ヒイロンとして完璧な振る舞いを続ける。
そんな俺の頭の中では、魔女っ娘♂ヒイロンの衣装に身を包んだ理解さんが部屋の片隅で陰りを帯びた表情で佇んでいた。そう、俺と理解さんは一蓮托生である…。
そうしてガチャの前に立ったところで、大きなカプセルから飛び出した和留津が俺に近付いてきた。そんな和留津は口に一枚の五百圓玉を咥えている。
「今回のカプセルトイ『あなたのおそばによりそうわんこ』シリーズ、一回のお値段は何とたったの五百圓となっています」
ガチャの値段としては割と高い部類ではないだろうか?
そんなツッコミが頭をよぎるものの、プロの魔女っ娘♂としてそんなことは客に悟らせない。というわけで魔女っ娘♂としての完璧な振る舞いを意識しつつ和留津から五百圓玉を受け取るとガチャにセットしてハンドルを回す。
「ちなみに、昨今のキャッシュレス社会に対応する為にヒットコインでもガチャは引けるようになっています」
だろうね。
だって、この世界に来てから、狐狗狸さんの十圓玉とコノエさんがばら撒いた御札以外で現金を見た記憶ないもん。
「引けましたか?」
「はーい、引けました」
「それでは、カプセルを開けてみてください」
「はーい」
「何が入っていたか見せてもらっていいですか?」
「えっと…。これは、お昼寝している和留津ですかね? カワイイ」
「そうですね。お昼寝している和留津、カワイイですね。それでは、ここで少しご説明を」
リーゼントの発言と共にステージ上のモニターの画面が切り替わる。
「今回発売される『あなたのおそばによりそうわんこ』の中身は七種類+シークレット一種類の全八種類が用意されています」
モニターにはお昼寝やお座り、お手をしている和留津など七種類のトイの画像と共に黒塗りシルエットが一つ。
はて? シルエットに妙な違和感を覚えるのは俺だけだろうか?
「そして、何とシークレットでは人型の和留t…」
「わんわんわんわんわん!!」
「おっと、これは失礼しました。シークレットですからね、喋ってはダメですね」
…ん?
妙な引っ掛かりを覚えるものの、今の俺は魔女っ娘♂を完璧に演じるのに忙しい。
「では気を取り直して。ここで発売元の威内斯商会の代表、ウィリアムさんからご挨拶を頂きましょう」
その紹介と共にステージ上にウィルが姿を現す。
「どうも、只今ご紹介に預かりました威内斯商会の代表のウィリアムです。今日は当商会のマスコットキャラである和留津のカプセルトイ『あなたのおそばによりそうわんこ』シリーズの発売記念イベントにお越しいただきありがとうございます。今回発売するのは八種類となっていますが、継続的に新しい種類を追加していく予定となっています。是非ともカワイイ和留津の沼にずっぽりと嵌ってコンプリートを目指してください」
終わりなき搾取!
「わふ」
でも、可愛いから許す。
「はい、ウィリアムさんの挨拶でした。それでは、続いて熊六さんからも一言頂きましょう」
「『和風少女 魔女っ娘♂ヒイロン』の映画が公開間近なんだよ。公開日には『あなたのおそばによりそうわんこ』とのコラボも企画しているからよろしくなんだよ」
何を唐突に宣伝しとんねん。そして、何を勝手に企画しとんねん。
心の中でそんなツッコミを入れつつも、俺は笑顔で手を振り続けるのであった。
「さて、名残惜しいですが、魔女っ娘♂ヒイロンと熊六さんとはここでお別れとなります。ありがとうございました」
そうして、盛大な拍手で見送られながら俺は会場を後にした。そのまま控室へと入ると、一足先に控室へと戻っていたハルが迎えてくれる。
「お疲れ様です、ヒイロ様。魔女っ娘♂ヒイロンとして実に完璧な振る舞いでした」
「………あ、うん。………じゃあ、もう着替えてもいいよね?」
「え…?」
ハル、残念そうな顔するのやめて?
着替え終わると、控室にあるロッカーの上からこちらを見下ろしているミーアの姿が目に入る。
ミーアは『熊、もういニャい?』とでも言いたげに警戒気味に部屋中を見渡すと、ロッカーから降りてきた。
そんなミーアを抱えて会場に戻ろうとすると、控室を出たところでウィルと丹後さんが近付いてきた。
「お疲れ様です、ヒイロさん。今日は突然の依頼にもかかわらず快く引き受けて頂いてありがとうございます」
「快く引き受けた覚えはないんだけどね」
「ですが、魔女っ娘♂としての振る舞いは実に素晴らしいものでしたよ」
丹後さんが感心しながらそんなことを言うと、ハルが誇らしげに返す。
「ヒイロ様は魔女っ娘♂教育を終えた立派な魔女っ娘♂ですから」
「俺はいったいどんな洗脳を施されてしまったんだろうね?」
淑女教育を終えた立派な淑女みたいなノリで言うのはやめてもらいたい。
そんな会話をしていると俺の背後にのそっと黒い影が現れる。
「でも、ウィリアムさん。さすがに今回の依頼は急すぎなんだよ。ヒイロンが既に立派な魔女っ娘♂になる為の教育を終えているとはいっても、本来は他にも準備や調整しなければいけないことはたくさんあるんだよ」
まだ居たのか、熊。
なんだかとても気になる発言をする熊の声をどこか遠くで聞きながら、俺の腕の中から慌てて逃げていくミーアの後ろ姿を見送る。すると、ウィルが申し訳なさそうに答えた。
「それに関しては本当に申し訳ありません。実をいうと直前まで他の方とのコラボイベントを考えていたんですが、なかなかコネクションが見つからず代役として急遽…」
「へぇ、俺、代役だったんだ…。で、いったい誰とのコラボを考えていたの?」
「ハ□ーキティです」
「無理だろ」
そんな率直な感想がつい口を吐いて出た直後、ふとした疑問が頭をよぎる。
「そもそも、どうしてハ□ーキティとのコラボなんていう無謀な考えに至ったわけ?」
「だって、11月1日はハ□ーキティの誕生日なんですよ」
「まさかの犬の日!?」
「ですが、さっきも言った通り当日になってもコネクションが見つからずヒイロさんにお電話したわけです」
「もっと計画性を持って?」
「あ、でも、本当のことを言うと初めは和留津のお友達でもあるミーアに代役をお願いしようと考えてヒイロさんにお電話したんですよ」
はて? 隣にいる飼い主から『どうしてヒイロ様のところへ?』とでも言いたげな圧を感じるのは俺の気のせいだろうか?
「俺の仔猫ちゃんに何をさせる気だった?」
はて? 隣にいる飼い主から『”俺の”…?』とかいう呟きと共に妙な圧を感じるのは俺の気のせいだろうか?
「え? それはもう、この服を着せて耳に赤いリボンを…」
「アウトぉ!」
「そういうわけでヒイロさんにお電話したんですが、いざ電話口にヒイロさんが出た時に何者かが僕の耳元で囁いたんです。『魔女っ娘♂ヒイロンはいつでもどこでも皆さんに愛と勇気をお届けするんだよ』、と…。あれはいったい誰だったんでしょう?」
「悪熊だよ」
心なしか背後の熊が邪悪な笑みを浮かべているように見える。
そんな風に背後の熊に対してちょっとした苛立ちを覚えながらも会場に戻ろうと歩き始める。すると、俺の進行方向をふさぐようにしてカメンとモヒカンが現れた。
「ヒャッハー! なかなか素晴らしい魔女っ娘♂っぷりだったぜ!」
「映画も楽しみにしているわぁ」
……。
「何故かリーゼントさんも会場で司会をしてましたけど警察って暇なんですか?」
度重なる魔女っ娘♂扱いに苛立ってきていたので、つい刺々しく言い放つ。そして、そのまま会場へと向かおうとすると、何故だかカメンとモヒカンが回り込んできて俺の進行方向を塞いだ。
「ヒャッハー! なかなか辛辣な発言だぜ!」
「うふふ、別に暇なわけではないのよぉ。今日もお仕事で来ているんですもの」
「仕事?」
「今、あなたを会場に行かせるわけにはいかないのよぉ」
「ヒャッハー! そういうことだ。和留津さんが挨拶をしている間はヒイロさんを引き留めておくように言われているのさ」
「なるほど、そういうことですか」
……。
「…え? どゆこと?」
俺の目の前には『ヤベェ、言っちまった』みたいな顔をしているモヒカン。
……。
『あっ、このお馬鹿』みたいな雰囲気でモヒカンを見ているカメン。
……。
『気付いてます? 気付いてませんよね?』とでも言いたげにちらちらと俺の様子を窺うウィルと丹後さん。
……。
相手の出方を窺うかのような沈黙がしばらく続いた後、俺は隙を見てモヒカンの横をすり抜けると会場へ向かって駆け出した。
「ヒャッハー!?」
後ろから無線機でどこかと通信をしながら追いかけてくるカメンとモヒカンの声を聞きながら会場に辿り着くと、ステージの上にはやたらと息の乱れた和留津の姿があった。
…何があった?
「カワイイ女の子だったわね」
「うん。お母さん、私、和留津のファンになっちゃった」
「そうね。それじゃあ、後でガチャ引いていきましょうか」
「うん。絶対にシークレットの女の子を当てるんだ」
会場に来ていたほのぼの母娘のそんな会話をどこか遠くで聞きながら、俺は何かを否定するかのように必死に首を振り始めた和留津を見つめる。
うん、何があった?
「ヒャッハー! ギリギリ間に合ったみたいだぜ」
「うふふ、この秘密だけは知られるわけにはいかないわぁ」
俺に追いついたモヒカンとカメンは、無線機片手にそんなことを言いながらリーゼントに対してサムズアップしている。
俺の中で困惑が広がる中、和留津は何かを誤魔化すかのように自らのしっぽを追いかけながらクルクルと回り始める。
カワイイ。
見事に誤魔化された俺が和留津を眺めながら和んでいると、そこへジャケットを羽織って二足歩行するジャーマンシェパードが現れた。
「カメン、モヒカン、状況はどうなっている?」
「ヒャッハー!」
「うふふ、会場周辺にはまだ姿を現していないわぁ」
「そうか」
唐突に現れた不思議なワンコと謎な会話。すると、それを疑問に思ったハルが問い掛ける。
「何かあったのですか? それに、そちらの方は…?」
その問いにカメンが答える。
「うふふ、この犬は私達の上司の犬野警部補よぉ」
上司…?
「どうも初めまして。ヘレニウム中央警察署刑事課の犬野啓二だ」
「ヒャッハー! 犬野警部補はつい先日刑事課に配属されてきたばかりだが、警察犬養成施設を首席で卒業したキャリア組なんだぜ!」
「ごめん、何言ってるかわかんない」
そんな俺のことなど無視してワンコが説明を始める。
「俺達がここで会場警備をしていたのは、公権力の下僕排除団体『バウンドドッグ』がこのイベントを襲撃するという情報が入ったからだ」
「え? 『バウンドドッグ』が襲撃!?」
驚いているとハルが尋ねる。
「しかし、『バウンドドッグ』は公的機関を標的としているはずでは? どうして民間のイベントに…?」
それに対して、さも当然とでも言うようにワンコが答える。
「和留津さんは、一時的にとはいえ警察署長にまで昇りつめた方だからな」
「一日警察署長を務めただけのはずですが?」
「そんな和留津さんに勇者パーティの一員でもあるタワシマスターが接触を図った…。そんなことが勇者を目の敵にしている『バウンドドッグ』の耳に入れば、奴等の標的とされても何もおかしくはない」
「タワシマスター違うが?」
その瞬間、ハルに衝撃が走る。そして、申し訳なさそうにしながら呟いた。
「申し訳ありません、ヒイロ様。私の力が至らないばかりに…」
「うん、別に魔女っ娘♂として認識されていないことに怒ってるわけじゃないからね?」
「…え?」
どうしてそんな心の底から不思議そうな顔をしているのかな?
ハルの言動に気を取られつつも、気になったことを尋ねてみる。
「でも、いったいどこからそんな情報を手に入れたんですか?」
「今朝、警察署の掲示板に一枚の紙が掲示されていてね」
「まさか、犯行予告?」
「いや、この紙は署長のシャーマンシェパードが貼ったものだった」
「署長も犬なの?」
「ここだけの話なんだが、昨晩帰宅しようとした署長のところへ神の啓示があったらしいんだ」
「なるほど、だからシャーマン……って、どゆこと!?」
「だが、署長には今日、身内の慶事を祝う為に鮭児を捕りに行くという大事な予定が入っていた。そこで、掲示板を使って刑事の中の刑事であるこの俺にこの啓示の内容を託したというわけだ」
「ねぇ、時々唐突に始まるこの同音異義語チャレンジはいったい何なの!?」
そんな俺の疑問は完全にスルーされる。
「なるほど、そういうことですか。ですが、今のところ特に怪しい輩は見かけていませんが…」
ハルがそんなことを言いながら周囲を警戒するような素振りを見せると、ワンコが何かを考えながら呟く。
「ふむ、勇者パーティの中でもタワシマスターはタワシを操るという異色の能力を持っている。そんな相手に『バウンドドッグ』も警戒しているのかもしれないな」
「そんな能力持ってないもん」
「だからこそ、奴等も入念な準備をした上でここを襲撃してくるはずだ」
「対して、私達は今朝掲示板で一報を得たばかり、準備不足は否めないわぁ」
「ヒャッハー! 厄介な相手だぜ」
「安心しろ。俺に考えがある」
そう言ってニヤリと微笑んだワンコが用意したのは一つの檻。
「こうして檻の中に美味そうな肉を置いて、これに何者かが食いついたら檻が閉じるようにしておく。これで『バウンドドッグ』が掛かるのを待つ」
「こんな罠に引っ掛かるかなぁ…」
遠い目で見つめていると、目の前のワンコが涎を垂らし始めた。
「何を言っているんだ。こんな美味そうな肉を前にして冷静でいられる奴なんているはずもない!」
そして、そのままふらふらと檻の中へと踏み込んでいく。
ガシャン!
「わんこIN!」
驚愕する俺と目が合うと、檻の中のワンコがばつが悪そうに目を逸らした。
「………俺は、刑事の中の刑事だ」
「うん、檻の中の啓二ですね」
冷めた瞳でワンコを見つめていると、会場にリーゼントの声が響く。
「というわけで、『あなたのおそばによりそうわんこ』発売記念イベントはこれにて終了となります。皆さま、本日はありがとうございました」
「わっふ~!」
会場いっぱいの拍手に応えるように後ろ脚で立ち上がって前足を振る和留津に思わず心が和む。
「…あれ? イベント終わっちゃったいましたけど?」
ふと我に返って呟くと、ワンコも不思議そうに呟く。
「どういうことだ? 何故『バウンドドッグ』は現れなかった?」
何か深刻な雰囲気で考え事を始めたが、檻の中に居る所為でどうにも締まらない。
その時、カメンのスマホが鳴った。そのまま電話に出てしばらく何かを話していたが、電話を切るとワンコに声を掛ける。
「『バウンドドッグ』の連中は施設内を巡回していた他の班が捕まえたみたいよぉ」
「何だって!?」
「駐車場で装甲車に乗り込んで帰ろうとしていた怪しい武装集団に職質をかけたところ『バウンドドッグ』だと判明して緊急逮捕したらしいわぁ」
「帰ろうとしていた!?」
「どうやら、『バウンドドッグ』の連中は魔女っ娘♂ヒイロンがタワシマスターの裏の顔だとは知らなかったみたいねぇ」
そんなカメンの話を聞きながら、ハルが『今はまだ裏の顔に甘んじておきましょう…。そう、今はまだ…』とか悔し気に呟いている。
裏も表もないよ。
こうして襲撃未遂事件は解決し、色物警官三人衆とワンコも去っていった。
俺の隣には『ですが、いつかは真の姿こそが魔女っ娘♂ヒイロンだと言われるようにしてみせます…』と、誓いを新たにしているハルの姿。
良からぬ誓いを立てるのはやめてほしい。
それにしても今日はとても疲れた。癒しが欲しい。
そんな俺のところへイベントを終えた和留津が駆け寄ってくる。
「わふ」
そうして、俺は腕の中に飛び込んできた和留津をモフモフしながら今日の疲れを癒すのであった。
ちなみに、ヒイロが何回ガチャに挑戦してみてもシークレットが当たらなかったのは言うまでもない。
===
白狐 「覚えている人がいるかどうか知りませんが、ハルがミーアとの出会いについて語った時に話に出てきた犬野巡査(25)は犬野啓二警部補(3)の飼い主です」
ヒイロ 「階級追い抜かれとる…」
===
ヒイロ 「ところで、リーゼントが今日も頑なに背中を見せようとしなかったのは何故? 去っていくときも三人でわんこIN(入り)の檻を運んでいった関係で俺に背中を向けなかったし…」
白狐 「番外編だから…?」
ヒイロ 「どゆこと!?」
===
おまけ
今日のミーア? 『コスプレ…?』
ヒイロ 「こら、やめなさいミーア」




