おまけ 狐の日恒例（？）企画 白狐隊活動報告
白狐 「どうも、白狐です。今日は狐の日恒例（？）企画ということで、白狐隊の活動報告をしていきたいと思います」
ヒイロ 「へぇ～。何か活動してたんだ」
白狐 「………………もちろんしてたよ？」（目逸らし）
ヒイロ 「なるほど。してないんだな？」（察し）
白狐 「……」
ヒイロ 「で、いきなりネタ切れなんだけど、どうするつもり？」
白狐 「……それはまあ……、とりあえず、コンちゃんが来てから考えよう」
ヒイロ 「問題の先送り？」
白狐 「…と、そんなことを言っている間にコンちゃんが来たみたいだよ」
コンちゃん 「こ～ん」
ヒイロ 「あ、本当…だ……？」
………
ヒイロ 「……？ えっと……、隣の天女、誰？」
コンちゃん 「妻のダキニだよ」
ダキニ 「イナリの妻のダキニです」
ヒイロ 「ああ、妻…。え？ 妻！？」
コンちゃん 「何かおかしい？」
ヒイロ 「………種族を超えた愛…？」
コンちゃん 「超えてないよ？」
ヒイロ 「でも…」
コンちゃん 「ダキニは化けるのが得意なキツネなんだ」
ヒイロ 「え？」
ダキニ 「狐変化」 どろん（天女が変化を解いた音）
ヒイロ 「あ、服はそのままで二足歩行なんだ…」
白狐 「いや、まあ、彼女は気分次第でいろんな格好してるよ。普通に狐の姿でいる時もあるし、人の姿に変化している時もあるし。ただ、いつでも変化できるように、常に頭に葉っぱだけは身に着けているみたい」
ヒイロ 「あの葉っぱ、変化用なんだ…」
………
ヒイロ 「で？ コンちゃん来たけど、どうすんの？」
白狐 「…………」
ヒイロ 「特にやることないみたいです」
コンちゃん 「そうなの？ それじゃあ帰ろうか。ダキニ、背中に乗って」
ダキニ 「はい」
ヒイロ （荼吉尼天…）
コンちゃん＆ダキニ 「「それではさようなら」」
ヒイロ 「あ、はい…。さようなら…」
………
ヒイロ （コンちゃん…、家庭では尻に敷かれてる…？）
…
……
………
ヒイロ 「えー、それでは、改めまして…。とりあえずさ、本編で出てきてないキャラをいきなり出してくんのやめない？」
白狐 「何言ってるんだい？ 彼女は本編にちゃんと出てきてるよ」
ヒイロ 「え？ いつ？」
白狐 「ほら、よ～く思い出してごらん」
ヒイロ 「？」
白狐 「ほら」
※『055 ナニ ガ デルカナ』より
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その後ろに続くのはアカギツネの群れ。その中にはギンギツネにプラチナギツネ、十字狐等、毛色の違う狐達も混じっている。
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白狐 「ほら、ここ」
ヒイロ 「？」
白狐 「まだわからない？ じゃあ、もうちょっと拡大してみようか」
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・・・。その中にはギンギツネにプラチナギツネ、十字狐等・・・
↑ここ
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ヒイロ 「いや、わかるか！」
白狐 「そう。彼女が耳に身に着けている装飾はプラチナ製なんだ！」
ヒイロ 「何言ってんの、こいつ！？」
白狐 「あと、『041 キツネ ニ ツママレル』に出てきた女将は、実は彼女だったんじゃないかっていう説もある」
ヒイロ 「説！？」
白狐 「何と言っても彼女は変化の名手だから、いろんなところで暗躍しているかもしれない？」
ヒイロ 「疑問形？」
白狐 「でも、彼女に本編で正式にダキニとしての出番があるかどうかは正直言ってわからない…」
ヒイロ 「おい！」
サザンクロス 「………」
ヒイロ 「何の脈絡もなく唐突なほのぼのサザンクロス一家！？」
白狐 「もっふもふだよ」
ヒイロ 「ところで、サザンクロスさんの前掛けの柄、変わってない？」
白狐 「そりゃあ、気分によって服くらい変えるさ」
ヒイロ 「でも、俺の服装変わらないけど？」
白狐 「ウォルフほどではいないものの、少なくともその他の主要メンバーに比べればいろんな服を着てるんじゃないかな？ ほら、魔女っ娘とか…、悪役令嬢とか…？」
ヒイロ 「望んでねぇよ」
……
ヒイロ 「で、結局、今日の企画何だったんだよ」
白狐 「………」 （目逸らし）
ヒイロ 「お前、ただモフモフが描きたかっただけだろ」 （疑惑の眼差し）
白狐 （ギクッ）
