表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

01

ある意味短編です。

予定では5話完結 1時間おきに投稿します。

 剣と魔法とレベルがある世界

 人の命がかなり安く扱われる世界

 人々は魔物を倒し、魔法の恩恵を受けつつ、何とか平和に暮らしていた。

 ここは翠霊(すいれい)国の端、間津(まづ)領にある芦原(あしはら)第2区

 町の中心から少し外れた場所にある一軒家に一人の少年が住んでいた。

 松島(まつしま) 将也(しょうや)は小さいころから本ばかり読み、魔法使いに憧れた少年。

 この物語の主人公である。

 そして、コミュ障だ。


◇◆◇◆◇◆◇


「あ、そろそろ受けに行かないと……」


 俺は軽くなってきた財布を持ちながら、外に出た。

 受けに行くのは生活保護。


 などではなく、もちろんクエストだ。そもそも中央区ならまだしも、第2区に住んでいては生活保護なんて受けられない。そして、中央区はそれなりに金を持っている者しか住んでいないので、制度としてはあるが特に使われることがない。

 つまり、税金を搾取するための制度である。まあ、金があるところからは巻き上げるという事だろうし、俺に直接被害があるわけでもないので、特に問題はない。


 しばらく歩いていると、第2区の冒険者ギルドに到着した。

 クエストボードを覗くが、ろくな依頼が残ってない。


 ちなみに、この世界の平均レベルは30前後で、俺は38なので一応まともな冒険者として扱われる。

 平均レベルが低いのは農家や鍛冶師などの生産業や売り子などのサービス業は、総じてレベルを上げる必要がないためである。街の周辺はレベルが5もあれば対処できるので、低レベルの者が多いのだ。

 冒険者だけの平均としては50~60くらいになるため、俺はようやくまともな冒険者といったところだろう。


 そして、現在クエストボードに残っているのが適正レベル35以上のもの。低レベルのものは朝早くに来ないと大抵はなくなっているため当然だが、俺のレベルではほぼ不可能である。

 というのも、適正レベルとはパーティーを組んだ場合の平均レベルが基準となっている。

 そのため、ソロの俺には少なくとも5レベルは加算して考えないといけない。さらに、安全性を求めるなら10レベルは必要だろう。

 一応、適正レベルが15のクエストがあるが、大量討伐系のクエストなので、一人では辛い。


 今日はあきらめて、明日の朝にでも来ようかと考えていた時だった。


「あ、松島さん、ちょうどよかったです。傭兵としてパーティーに入ってもらえますか?」


 ギルド職員から声がかかった。

みなさんこんにちはyoshikeiです。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。


名前を考えるのがとても苦手なので、色々考えた結果、こうなりました。


今後ともよろしくお願いします。


次回の投稿は7月31日(火)16時です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ