第2節やはり主人公補正だったら超美人の金髪転校生やってくるよね!?
〜第2節やはり主人公補正だったら超美人の転校生と同じクラスになるよね!?〜
次の日の朝、スマートフォンのアラームの爆音が仁の枕元から盛大に鳴り響く、
『うぉー!!ちょっと相変わらず慣れねぇーな、このヘビーロックバンドのこの曲は、でも、いつも通りの6時に起きれるのはでかいな』
そんなことを言いながら、俺は昨日あった出来事を鮮明に思い出していた。
『あっ、今日学校行くのやめよう。幼馴染のせいで俺は今日から、学校できっと、セクハラヘンタイキモオタヤローっとか言われるんだよな、とりあえず、もう一度寝よう』
そして、俺はスマートフォンのアラームを全て切り、眠りについた。
『……ねぇ〜、……起きてってば、ねぇ〜ってば!おいこのセクハラヘンタイキモオタヤロー!!』
目を開けるとそこには制服を着た音が俺のベッドの上に乗っていた。
『えっ!?何で、お前がここにいるんだ?いや、きっとこれは俺の夢だ、ふふふ、フハハハァー!そうだ、これが夢なら、なんだってできる!そうこんな風にそい』
そう、俺は彼女が着ている制服越しから、彼女の少しふっくらと広がる胸に手をかけようとしていた。
そして、その手が届くか届かないかのギリギリのところで途轍もなく鈍い音が俺の腹から鳴った。
だが、この腹から鳴った音は俺の体から自然と出た、音ではなくそう、何かに殴られたかのような音が聞こえたそして、その瞬間俺の腹に物凄い重い一撃が妹によって放たれた一撃ということに気づき俺は叫んだ。
『いっつぅえぇぇえええええええ!!!』
『あの、何をしようとしてるんですか!?一応血は繋がってはいないにしろ、家族である私に対して、何をしようとしたのか言ってください!!』
最初は恥じらいのある、顔を赤らめて言っていたが、途中から凄い冷徹にしてまるで父親の仇と言いそうなくらいの剣幕を張った目でこちらを見ながら、問い詰めていた。
『えっ、あのぉー、そのですね、夢だと思いまして確認をですね』
少し、弱々しい声で音の問いに答える。
『な、ぜ、なぜ胸なんですかぁーーーーー!』
パチンーーー!
今度は左の頬に鋭く刺さる電撃が走った。
そして、音は俺の部屋から出て行く時にこちらに振り返った。
『あの兄さん、下に風華さん居るので早く降りて着てください、可哀想です』
そう言って音は俺の部屋から出て行った。
『えっ、今何時だよ、さっき6時のアラームきったばっかりだろ、って8時過ぎなのになんであいつ(ふうか)が居るんだ?』
まぁー、いいかと思いベッドから起き上がり、リビングに向かった。
ガチャ〜
『おはよぉ〜、風華、、、、今日学校休みだったのか?』
頭の後ろに手を回してバリバリ掻きながら、そう問いかける。
『いや、私も無断欠席だよ。』
『えっ!?、優等生な風華がなんで無断欠席してるんだ?』
『いや、仁もしてるじゃん、無断欠席、あと転校生きたって聞いたよ。』
『えっ、なにそれ超やばいじゃん』
ピンポーン
『やっと来たわね!』
まるでなにかを企んでるかのような笑みでそう言い放った。
『誰だよ、たくもうよう!はーい』
ガチャ
ドアを開けるとそこには金髪のツインテールの美少女が目の前に立っていた。
更新遅れてすいません。
キャラ紹介は次回に持ち越しです。
今スリーサイズについて研究してますので、もう少し待っててください!