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繁栄の光  作者: ライル
9/25

未確認生物3

「な…、なにいってんだよレイル」

「だって気になるよ、絶対何か隠してる!」

「いや、そんなこと言ったって…」

とやり取りを交わしていると

ティアルが横から口をはさんだ

「仲良くしてんじゃないか、どうした?

喧嘩か?」

「!!隊長ー!」

と大きな声で叫んだのでティアルは顔を

しかめて見せた

「な…、何だよ。そんなビックリしなくても」

「あああああ!フォレル!行くよ!食べたでしょ!?」

「へ!?」

ぐいっと首を捕まれ連行

ティアルは不思議そうな顔をした

そして無線をオンにして言った

「…リュリィ、あの二人やっぱり何か

しようとしてる」

「そうですか、では現在地判断フォーカルと強制無線をオンにします…」

「頼んだぞ」

はい、と言って無線をきる

「…未確認生物…か」


「ねぇ!本当気にならない!?」

「だって、隠してるってことは重要機密だろ?そんなのを調べよったって無理だと

思うぞ?」

無線が強制的にオンにされてることも

知らずに二人はフォレルの部屋で話していた

「でも、私見たよ!?リアさんが見てた

あの変な化け物!絶対おかしいよ

だって急に消えたんだよ!?」

ありえないよとわめく

それを聞いていたティアル、リュリィにニイリア、イツラはため息をつく

「フォレルは見てないからいいが

レイルが見たのはいたかったな」

「そうね、レイルは困るわ」

「ごめんなさい、私が危険だと思ったから」

「いや、そんなことはない。サポーターと

してはその心は大切だ」

と次々に口論していく

「フォレルがレイルを止めるのを祈るしか

ないか…」

ティアルがはぁ…とため息をつく

「そういやフォレルって少し大人びてるよな」

思い出したようにイツラがいう

「そうですね、サポーターしてるときも

そう思いました」

「妹さんのネックレス…、一生懸命でしたもんね」

「どんな過去があったんだろうな」

するとイツラが割って入る

「なぁ、ティアル」

「どうした?」

「いや、お前あの日雪山でワンピースの

少女にあったんだろ?翡翠のネックレス

持った」

「ああ、それで未確認生物を従えて帰った」

「何でそいつ、翡翠のネックレス返したんだろう、そして何故お前たちを襲わなかった?」

「………」

「私も気になりました」

とニイリアがいう

「あの未確認生物、私達がミッション

してるときも会いましたがすぐ消えました

それも…フォレルが振り向こうとしたときです」

「今までの不可思議な少女や未確認生物は

全てフォレルに見つからないように

している…、そしてフォレルに何らか

関係している…」

「と、考えるしかないな」

「…フォレルがキーマンか」


「行かないよ、行くとしてももう少し経験を積んでからだよ、2回しかいったことないのにさ…」

「えええー、そんな」

ダメと言って部屋を出ていく

そして自分の部屋の前にティアルがいるのが

目に留まった

「隊長…?」

「少し…いいか?」

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