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古代文字
「これが、フォレルの言ってた祠か?」
「多分な。」
ティアルがコツンとネックレスを当てる
ゴゴゴ…
そういって祠は地面へと消え階段が
姿を現した
「よし…、この中には種類変化生物は
いないよな?」
「フォレルの話だとそうなる」
カツンカツン…と下へ降りていく
「…へぇ、これまた御大層な空間だな」
「……石碑から見るに8年…そこらに
たったものだろう」
「つまりアリアは死ぬ前にここを立てて
どこか別の場所で死んだ…ってことか」
「そう言うことだ。解読班を呼んでくれ」
ティアルに言われてイツラが上へ向かって
白いライトを照らす
「……?なんでフォレルはこれを読めたんだ?」
「あん?どう言うことだよ」
これだ。とティアルが石碑を指差す
「……そうだな。なんで読めるのか不思議だ。」
「特別フォレルは解読の訓練を受けては
いないはず……。」
そこにかいてあったのは古代文字である
何千年も前に滅びた文字であった
「…フォレルとアリア…。ますます謎が深まっていくな…」
「ああ…」
たったった…と解読班がやって来た…