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繁栄の光  作者: ライル
21/25

石碑─アリアの遺言─

地下へ潜り続けて早5分

あるのは階段のみ

少しだけ奥が明るいなとだけしか

わからない

「………」

なにも言えなかった

それにここにはいっても

本部には帰れない

「…っはぁ…」

不思議とため息が出る

なにも思ってはないが

取り敢えず一人でいるとなると

寂しい気はした

レイル…怒ってるだろうな

突き飛ばしたのを後で謝らなくては…

そう考えているうちに

広い場所へ出る

半円で中心に何かの石碑その回りには泉

青白く光っていた

「…?」

光がないのに泉が青白く光るのか?

という疑問を持ったがんなことを

考えるときりがない

取り敢えずその辺りを散策する

不思議と変わった場所はない

ここが一番奥なのかもしれない

スッと視線を石碑へ移す

あそこには何がかかれているのだろう

幸いにも泉は半径1メートルという辺りで

軽々と飛び越えれた

─私、アリア・リュシュクルはここに眠る

これ見し方よ、どうか願いたい

我が兄フォレル・リュシュクルに伝えて

い……ら昔…………種類……生物と……い

が…ま……らフォ……家との………………

我が兄の未来を信じて……

「こ…、これ…」

アリアがフォレルに宛てた遺言!?

「ど…どう言うことだ…?!」

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