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ドジっ子女神と借金だらけの王国へ  作者: マーたん


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25/51

神界に労基が入った日

前書き

良き良き

神界に労基が入った日


それは突然だった。


神界本庁に貼り出された、

見慣れない通知。


《立入検査のお知らせ

― 神的労働環境是正のため ―》


「……労基?」


「神界に?」


「誰が呼んだ!?」


事務神が青ざめて答える。


「えっと……

A-17世界からの“参考資料”が……」


全員、悟った。


「あの世界か」


白衣の調査官が入室する。


「勤務時間、見せてください」


「神に時間の概念は――」


「ありますね、残業記録」


「え?」


「奇跡即応待機、

三千年連続」


会議室が凍る。


「休日は?」


「世界が壊れそうな時だけ……」


「それ、休日じゃないです」


赤ペンが走る。


「神格ストレスチェック、未実施」


「羽根の折損、放置」


「女神の過労転落事故、多数」


アステリアの名前が、

報告書に太字で載っていた。


「改善命令です」


「・奇跡は当番制」

「・新人教育必須」

「・ドジ属性はフォロー対象」


議長が小さく手を挙げる。


「……拒否権は」


「ありません」



数日後。


地上。


アステリアは、定時で帰っていた。


「今日はもう終わり」


「珍しいですね」


リュミエラが驚く。


「労基がね……」


レオンは即座に理解した。


「神界、壊れたな」


空は今日も穏やかだ。


奇跡は減った。

だが――世界は困っていない。


神も人も、

少しだけ健康になったからだ。

後書き

良い良き

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