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(思い切って神界から出てきたけどここ何番目の世界だろ情報が欲しいけど)あたりを見渡すが周りには木が生い茂り陽の光も遮られている。
(転移する場所考えてなかったなぁ、そうだイヴに連絡しよう困った時はイヴに任せるのが一番)
そう言って[念話]の魔法を発動する。
「イヴ少し助けて欲しいんだけど」
「誰かさんが残していった仕事をするので忙しいんですけどこれ以上私に何を求めるんですか?」
「いやぁ、何も考えず転移したからここが何番目の世界なのかも自分が何処にいるかも分かんないんだ助けてくれない?」
「はぁ〜、いつも何も考えず行動するんですから次からは計画を立てて仕事を終わらしてから行ってください。まずその世界についてですがそこは2番目の世界です。(魔物)と呼ばれる魔法を使える生物がいる世界みたいです。今神様が向いている方向と逆に進むと街に着くと思います。これでいいですか?」
「ありがとう神界を出ると神の力が制限されるから助かったよ、お土産は期待しててね、じゃまた何かあったら連絡するよ」そう言って[念話]を切ると
イヴに言われた方向に歩き出した。1時間程歩いた時洞窟を見つけた中からは地面を這っているような音が聞こえる。(そういえばイヴが魔物がいるって言ってたな、少し見てみたいけど)少しの間その場で考え
(よしやっぱり実物を見てみたいし入ってみようかな)洞窟のなかにはいることにした。